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個人で買ってもイイの!? 人気商用バン「ハイエース」! アウトドアや「車中泊」で遊ぶなら最上級「スーパーGL」系が狙い目だ

くるまのニュース / 2023年7月12日 18時10分

トヨタの商用バン「ハイエース、長年にわたり根強い支持を集めています。なかでも個人ユーザー向けといえるのが、上級仕様「スーパーGL」シリーズです。ハイエース スーパーGLの魅力を紹介します。

■トヨタ「ハイエース スーパーGL」はどんなところが凄いのか!?

 商用ユーザーから絶大な支持を集め続けるトヨタのワンボックス型商用バン「ハイエース」ですが、いっぽうでアウトドアレジャーや車中泊などを楽しむ一般の個人ユーザーも愛用者が増えています。

 特に個人ユーザーから人気なのが上級仕様「スーパーGL」シリーズですが、どういった点が魅力なのでしょうか。

 2004年8月に誕生した現行・5代目ハイエース(200系)シリーズは、デビュー19年目に突入した超ロングセラーモデルです。

 3つのボディタイプを持つ商用バン仕様のほか、多人数乗車可能な「ワゴン」やマイクロバス仕様の「コミューター」など多彩なラインナップが揃います。

 いずれも洗練された基本スタイリングや乗用車を意識した高品質な仕立てなどで、発売当初から好評な売れ行きを示しました。

 その後も継続的に改良やマイナーチェンジを重ねながら、動力性能や先進運転支援機能、快適装備などを追加・改善し続けることで、今なお進化は止まりません。

 そんなハイエースには、先代の4代目(100系)ハイエースバンから設定された最上級グレード「スーパーGL」があります。

 通常の商用バンの場合、まず荷室の積載性とコストパフォーマンスが重視されます。

 内外装はシンプルにまとめられ、後席も折りたたむことを前提とした簡素な造りが一般的です。

 しかしハイエース スーパーGLでは、後席にミニバン並みの立派な3人掛けシートを装備しているのが最大の特徴です。120mmのシートスライドや、リクライニング機構も備わります。

 そして内外装には細部まで加飾が施され、質感を向上しています。

 快適装備も充実していることから、ハイエース スーパーGLは乗用車感覚で使うことができる個人ユーザー向けのグレードに仕上がっているのです。

 そんなハイエース スーパーGLの価格は、ロング・標準ボディ・標準ルーフ仕様の2リッターガソリン車(2WD)で、314万5700円(消費税込み、以下同)から。

 通常のハイエース(バン DX 3/6人乗り・ガソリン・2WD)の244万8600円から比べると、約70万円も価格も上昇しますが、多くの個人事業主などから愛されています。

 平日は仕事用の業務車両として使用し、休日はファミリーカーとして兼用する例も多いといいます。

 また、自転車やボート、サーフィンボードといったアウトドアレジャーのための大きな道具や、車中泊用のベッドなどを積載する個人ユーザーの愛用者も年々増加傾向にあります。

 こうした幅広い層からの安定した需要もあって、スーパーGLはハイエースのなかでも特に中古車で高いリセールバリューを誇っているほどです。

 なおハイエース スーパーGLは、ガソリンエンジンのほか、2.8リッターディーゼルターボエンジン搭載車が選択可能で、駆動方式も2WDと4WDが用意されます。

 また車体もロング・標準ボディ・標準ルーフ仕様に加え、ロング・ワイドボディ・ミドルルーフタイプ(1ナンバー仕様)も選択できます。

■スーパーGLの特別仕様車は人気過ぎてもはや「定番化」!?

 そんなハイエースバン スーパーGLを愛用するユーザーの要望を受け、トヨタではより豪華な仕立てとした特別仕様車をたびたび設定しています。

 現在設定されているのは、2018年8月に登場し、現在も継続販売される「スーパーGL“DARK PRIME II”(ダークプライムツー、以下ダークプライムII)」です。

これが商用車なの!? 豪華内装も特徴のトヨタ ハイエースバン スーパーGL 特別仕様車“ダークプライム II”[写真は一部改良前モデル]これが商用車なの!? 豪華内装も特徴のトヨタ ハイエースバン スーパーGL 特別仕様車“ダークプライム II”[写真は一部改良前モデル]

 ダークプライムIIは、ベース車のスーパーGLに対し、かなり細部まで仕様変更を行っているのが特徴です。

 外観では、フロントグリルやバックドアガーニッシュ部分のメッキ加飾をダークメッキに変更しています。

 またヘッドランプ内の加飾もクリアスモーク仕上げにしたことで、質感をさらに向上させているのです。

 内装は、ステアリングホイールやシフトノブ、ドアトリムなどの各部に黒木目マホガニー調加飾を追加。スイッチパネル類のシルバー加飾部もダークシルバーに変更しています。

 加えて、シート地表皮の上質化、ルーフやピラートリム、セパレーターバーといった内装トリムのブラック化なども行われるなど、多岐にわたって高級化を図っていることがわかります。

 ハイエースシリーズは2022年4月、一部改良を実施しましたが、特別仕様車のダークプライムIIはそのまま継続されています。

 もはや特別仕様車の域を超え、グレードのひとつといっても差し支えないほど定番の仕様となっているようです。

※ ※ ※

 首都圏郊外にあるトヨタ販売店スタッフによると、スーパーGLを求めるユーザーのなかでも、ダークプライムIIを選択するケースは少なくないと話します。

 ハイエースバン特別仕様車 ダークプライムIIの価格は、2WD・ガソリン・ロングバンの標準ボディで328万600円から。ちなみに同仕様のスーパーGLとの価格差は13万4900円です。

 仕様の違いを考えれば、さほど高くないと考えるユーザーも多いということでしょう。

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