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レトロ顔「軽バン 車中泊仕様」が凄い! 天井や荷室部に天然木材使った謎の軽キャンパーとは

くるまのニュース / 2023年7月29日 18時10分

愛知県で行われたアウトドアイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2023」で、ゴードンミラーモータースがダイハツ「ハイゼットカーゴ」をカスタムした「GMLVAN S-01」を展示しました。

■レトロ顔のタフな軽キャンパーに注目

 2023年5月20日・21日、アウトドアイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2023」がAICHI SKY EXPO(愛知県国際展示場/愛知県常滑市)で開催され、キャンピングカーなどを中心に、さまざまな企業がアウトドアに関連する商品を出展していました。
 
 そのイベントにて、ゴードンミラーモータースが「GMLVAN S-01」を展示していました。今回はその詳細を探ります。

 ゴードンミラーモータースは、オートバックスセブンが展開するガレージライフスタイルブランド「GORDON MILLER(ゴードンミラー)」の中で、車両カスタムを中心に提案する部門です。

 これまでトヨタ「ハイエース」や日産「NV200バネット」をベースにしたキャンピングカー「GMLVAN」を展開しています。

 今回のGMLVAN S-01は、3つ目のモデルとして2022年11月に登場した新型車で、ベースになっているのは、ダイハツの軽ワンボックスバン「ハイゼットカーゴ」のターボエンジン車「クルーズターボ」です。

 最も目をひかれるのはその内装。荷台部分の室内は本木目でデザインしてあります。

 天井や荷室部サイドパネルには、天然のアカシア材を使用し、ナチュラルな自然を感じられます。

 さらに車内設備として、荷室左右には天然木の収納式テーブルが設置してあります。

 耐荷重は10キロで、一般的なポータブル電源等も置けます。

 天井には調光機能付きのLEDダウンライトを4つ装備するほか、テフロン加工を施し耐久性の高いオリジナルカラーのフロントシートカバーの背面には、大型のポケットとモールウェビングが付属しており、アウトドアアイテムなどを収納できます。

 GMLVAN S-01は、外観もオリジナルデザインを採用します。

 フロントノーズ部分やバンパー、フロントグリルなどを全面的に交換し、アウトドア向けらしいタフな印象も受けますが、一方で丸目ヘッドライトはなかなかカワイイ印象を与えます。

 また小ぶりなフロントフォグランプ(オプション・消費税込み価格 4万9500円、以下同)や丸目テールランプ(8万2500円)、ブラックのアルミホイール(4本:3万9600円)などもレトロな雰囲気を盛り上げます。

 屋根にはルーフラック(20万800円)を装備。希望すれば日よけになるサイドオーニング(6万500円)も搭載できます。

 GMLVAN S-01の基本価格は主に2WDモデルで319万円、4WDモデルで税込338万8000円です。

※ ※ ※

 GMLVAN S-01のベースとなるハイゼットカーゴは、ダイハツが展開している軽ワンボックスバンで、「アトレー」とは兄弟車です。

 2021年12月にアトレーと共に17年ぶりのフルモデルチェンジを実施し、最新のプラットフォームやエンジン、先進運転支援機能などを取り入れ全面的に刷新されました。

 従来モデルに対し荷室の積載量を大幅に拡大し、商用の需要に加え、近年ではキャンピングカーのベース車両としての活用も広がっています。

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