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「サーフィン」するには車が必要! もっとも適したクルマは何? ボードの積み方がポイントだった!?

くるまのニュース / 2023年7月16日 6時10分

「サーフィン」に行くとなると荷物が多くなりがちで、クルマで移動するのが便利でしょう。では、サーフィンに適したクルマには、どのようなものがあるのでしょうか。

■サーフィンに適したクルマとは?

 夏のアウトドアシーズンとなり、太陽に照らされて「サーフィン」をするのが楽しい時期になりました。
 
 海の近くに住んでいないのであれば、早朝の良い波に乗るためにも海へ向かうにはクルマでの移動が必須。しかも、サーフボードのような大きな道具が必要となるサーフィンだけに、荷室の積載性も重視されます。
 
 サーフィンに適したクルマには、どのようなものがあるのでしょうか。3台ピックアップして紹介します。

●日産「キャラバン」

 まずは王道ともいえる、日産の商用バン「キャラバン」です。

 キャラバンがサーフィンに適している理由は、その室内空間の広さにあります。

 メーカー公式発表では、「ロングホイールベースにより荷室長(2列目シートを格納)は、クラストップの3050mm」とされており、9フィート(約275cm)のロングボードを車内に載せることが可能。

 ボードを2本積んだ状態でも、ほかの荷物などを余裕で積載できる大きな荷室が魅力なのです。

 また、荷室をアレンジしてボードや荷物の積載性を高めるパーツも充実。

 車内の天井に設置してボードを上部に積載できる「ボードアタッチメント」や、水着やサーフウエットスーツなどをハンガーで掛けることができる「サイドマルチパイプラック」など、サーファーには欠かせないアタッチメントも用意されています。

●スズキ「エブリイワゴン」

 軽自動車の積載マシンといわれるスズキ「エブリイワゴン」は、ボディサイズに制約がある軽自動車と思えないほど荷物を積むことが可能です。

 前席を倒さずに約1995mmの長さを確保できるので、ショートボードの積み込みが可能なうえ、後方荷室にはサーフィンでも活躍するアクセサリーが多数存在。

ティッシュ箱が収納できる両サイドの「ラゲッジスペース」を活用し、サーフボード用のワックスや研磨道具などを入れておくことができます。

 そんなエブリイワゴンには「ハイルーフ車」が設定されているのですが、このグレードは前席上部に「オーバーヘッドシェルフ」と呼ばれる収納スペースがあり、ここにサーフィンで使う小物を入れるなど、便利な使い方ができるのです。

 サーフィンするために遠出することもありますが、軽自動車ということもあり、高速料金が安く抑えられます。そんなところもエブリイワゴンの魅力のひとつでしょう。

●トヨタ「ハイラックス」

 アウトドアで活躍するクルマといえば、トヨタ「ハイラックス」でしょう。このクルマの最大のメリットは、室内と荷台を完全に分けて使用できることから、サーフィンに最適です。

 サーフィンでは、どうしても砂浜の細かい砂がフロアマットなどに挟まってしまって掃除するのが大変で、ラバーマットを敷くなどの対策はあるものの、車内に砂が入るのを完全には防げません。

 その点ハイラックスは、使用後のサーフボードやウェットスーツなど、軽く水洗いして荷台に積むことができ、車内をキレイに使いたい人にはうってつけだといえるでしょう。

 サッと荷台に載せられるということは、準備や片付けが時短できるということ。サーフィンでは、時間や天候によって波の質が刻々と変化することから、良い波を追ってサーフポイントを移動することもあります。

 そんなときでも、荷物を素早く積載できる荷台を持つハイラックスであれば、機敏に移動することが可能です。

 ハイラックスの荷台の長さは1565mm。ショートボードであれば斜めに積むことができるほか、トノカバーを閉じることも可能です。

※ ※ ※

 キャラバンは、浮力のあるロングボードと小回りが利くショートボードを積んで、波の状況に応じて使い分けをして楽しみたいという人にお勧めです。

 エブリイワゴンは高速道路を利用したときのコストや、小さなボディで細くて傷んだ道の奥にあるサーフスポットにも入っていけるというメリットがあります。

 また、ハイラックスは、サーフィンに必要な準備と片付けを短時間でできる点や、室内に砂を侵入させにくい点が優れているといえるでしょう。

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