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「捨てちゃダメでしょ!」 マナー違反多すぎな車中泊の「ゴミ問題」 意外な“リスク”と“ゴミの処分”方法とは

くるまのニュース / 2023年7月29日 14時10分

手軽にクルマで寝泊まりできる車中泊ブームが続いていますが、それに伴い車中泊時のゴミトラブルは絶えず続いています。

■絶えず続く「車中泊のゴミトラブル」!

 車中泊する際に困るゴミの処分方法ですが、一部ではマナーの悪さからトラブルが発生しているといいます。
 
 では、どういったトラブルが発生しているのでしょうか。

 人混みを避けて遠出や宿泊ができることから、車中泊ブームが続いていますが、車中泊をする上で避けて通れないのがゴミの処分です。

 高速道路のサービスエリアなどではゴミ箱が設置されていますが、あくまでエリア内で出たゴミを捨てるためのものです。

 また、道の駅などではゴミの持ち込みが禁止されていたり、ゴミ箱が撤去されて缶やペットボトルのリサイクルボックスのみとなっていたりする施設も増えており、簡単にゴミを捨てることができなくなっています。

 しかし、一部のユーザーによるマナー違反によって、ゴミ処分に関するトラブルが絶えず続いています。

 例えば、駐車場に停めたクルマの周囲にゴミが散乱している写真とともに「車中泊する時にゴミを車外に置いてカラスに荒らされていた」と報告するSNS投稿が見られます。

 食べたり飲んだりした後のゴミを車内に置いておくと臭いが充満することから、一時的に車外へ出しておいたと捉えることもできますが、自分たちで出したゴミを一時的にでも放置することはマナー違反といえます。

 別の投稿では、禁止されているのにもかかわらず道の駅などの施設のゴミ箱に大量のゴミ袋が不法投棄されている様子も見られ、「マナーが悪すぎ」「道の駅へのゴミの放置が多すぎて、車中泊が禁止になりそう」というコメントも寄せられています。

 そもそも車中泊をする際は、ゴミは持ち帰ることが原則であり、駐車場への放置はマナー違反となるため、絶対にやめましょう。

 ゴミ箱が設置されている施設でも、家庭ゴミや車中泊で出たゴミを捨てるのはルール違反です。

 睡眠中など一時的であっても、車外に放置すると動物に荒らされるなどの危険があるため、車内で保管できるよう密閉できる専用の箱や袋を準備しましょう。

 ほかにも、道の駅など一部の施設では、有料でゴミを引き取ってくれるところもあるため、車中泊を計画する際は、ゴミの引き取りを行っている施設を探して利用するというのもひとつの手です。

 また、生ゴミを含むゴミを放置すると、カラスだけでなく、タヌキやキツネ、クマなどの野生動物を寄せつけてしまう恐れがあり、ゴミが荒らされるだけでなく、動物とのトラブルを誘発するきっかけにもなります。

 特にクマなどの大型動物が生息する地域では、動物との人身事故リスクが高まるため、生ゴミは絶対に放置してはいけません。

 決められたルールやマナーを守らない人が増えると、人に迷惑をかけるだけでなく、車中泊が禁止される可能性もあります。

 車中泊で出たゴミは自分で持ち帰るか、ルールに従って正しく処分しましょう。

※ ※ ※

 車中泊をしているクルマから出されたと思われるゴミのトラブルが絶えず発生しています。

 ゴミを放置すると衛生面でのトラブル以外にも、動物をおびき寄せることになるなど様々なトラブルの原因となります。

 車中泊で出たゴミは、放置することなく必ず持ち帰って処分することが原則ですが、道の駅などの一部では有料でゴミを回収してくれる施設もあるため、ルールやマナーを守って正しく利用しましょう。

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