えっ… SUVなのに車高下げた!? まさかのスバル新型「クロストレック ローダウン仕様」“爆誕”!? 最新「車高調」装備で走りやスタイルの変化は?
くるまのニュース / 2023年8月6日 17時10分
くるまのニュース編集部の取材の相棒として、スバル新型「クロストレック」が活躍しています。そんななか、駐車場の問題から車高を下げる必要が生じ、SUVをあえてローダウンしてみました。
■機械式駐車場の“高さ制限問題”が発覚!
くるまのニュース編集部の社用車として、スバル新型「クロストレック」が2023年3月に納車されました。
新型クロストレックは、従来の「XV」の後継車として登場。フルモデルチェンジを機にグローバル名に改名され、国内導入されたクロスオーバーSUVです。
比較的コンパクトなボディサイズで扱いやすく、ステレオカメラに広角単眼カメラを追加した“3眼”になってスバル史上最高の安全を実現した「アイサイト」など、取材で長距離移動が多い編集部員を支えてくれています。
納車からしばらくたち、日に日に稼働率が上がっているクロストレックですが、これまで、編集部から遠い駐車場に停めていたのが少々不便だったものの、入居するオフィスの地下駐車場に空きが出たというのでそちらに移動することになりました。
そこでひとつ問題が発覚。地下駐車場は機械式となっており、全高1550mmの制限があるのです。
新型クロストレックは、シャークフィンアンテナ装着車は1550mmの全高を死守しており、高さ制限がある機械式駐車場でもOKなはずなのですが、編集部のクロストレックはルーフレールを装着している関係で全高が1580mm。30mmオーバーして機械式駐車場に入らないのです。
でも「編集部の近くに駐車したい!」ということで、その解決策として、社外品の設定範囲内で自由に車高を調整できる車高調整式ダンパー(車高調)を入れてローダウンすることにしました。
ローダウンすると乗り心地が変わるということで、その前にノーマル状態での走りをチェックします。
新型クロストレックのパワートレインは、2リッターエンジンにハイブリッドを組み合わせた「e-BOXER」。トランスミッションはリニアトロニックCVTです。新型では従来のスバルグローバルプラットフォームがさらに進化して、剛性や動的質感が向上しました。
ノーマル状態の新型クロストレックで印象的なのは、スムーズなコーナリングです。首都高のタイトなカーブもぐいぐい曲がってくれ、不安なところは一切ありません。
さらに、アクセルを踏み込んだときのリニアな加速も気持ち良く、「本当にSUV!?」と疑うようなキビキビとした運転が楽しめました。
新型クロストレックでは医学的知見に基づいた新構造のシートで揺れを感じにくくなったほか、振動を吸収して抑える接着剤をルーフ部に採用したことで、耳から聞こえる音も小さくなって快適性と静粛性が増しているようです。
■車高を下げた新型クロストレックどうなった?
そんな新型クロストレックに装着するのは「RS-R(アールエスアール)」ブランドの車高調です。
同ブランドでは新型クロストレック用に3種類の車高調を用意しており、いずれも超軽量かつヘタらないスプリング(Ti2000)を採用しています。
ローダウンした新型「クロストレック」
車高調は、バネの位置だけ変えることができる「ネジ式車高調」と、バネの位置とダンパーケースの全長そのものを変えることができる「全長調整式」に分けられますが、今回装着した「Best☆i」は全長調整式を採用。
加えて、乗り心地や走りの味付けを変更できる減衰力の調整も可能です(フロント36段/リア24段)。
「Best☆i」をカー用品店で装着してもらい、完成したクロストレックを見た時の最初の感想が「低いっ!」でした。車高調でフロントが40mm、リアが50mm下がり、とても低くなったように感じました(メーカー推奨値)。
ホイールハウスのクリアランスも狭くなってタダモノではないオーラが漂っており、“リフトアップしたインプレッサ”のようにも見えて、ロー&ワイドでカッコ良いスタイルに変身しました。
もともとクロストレックの最低地上高は200mmを確保しており、車高を下げても段差の乗り越えなどは全く問題ありません。
では、乗り心地や走りはどう変わったのでしょうか。
ノーマル状態と同じく首都高を走ってみると、コーナリング性能がよりシャープになったように感じました。さらに低重心になり、スポーティな走りになっていることがわかります。
ノーマル状態では、路面の継ぎ目を拾うところが若干気になったのですが、ローダウン後は上手くいなしているように感じられ、乗り心地もしなやかで良好です。
個性的なスタイリングとスポーティな走行性能を身に着けたクロストレックは、無事に機械式駐車場に収まることが確認できたほか、乗り降りするのにちょうど良い高さになったことや、洗車したときに拭き上げしやすくなったというメリットも増えました。
Best☆iは減衰の調整も簡単にできるので、好みのセッティングを探りながら、新型クロストレックには編集部の相棒としてどんどん活躍してもらおうと思います。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
コンパクトSUVのおすすめ車種はどれ? 室内空間や荷室、燃費など選び方別ランキングTOP3
MōTA / 2024年7月19日 19時0分
-
【解説】スバル「レヴォーグ」ってどんなクルマ? サイズやエクステリア&インテリアの特徴は? グレード・価格はどうなっている?
くるまのニュース / 2024年7月12日 9時40分
-
スバル「上質SUV」“STI仕様”がスポーティすぎる! 伝統の「スバルサウンド」も魅力!? 「レイバック」STIパーツ装着車の印象は?
くるまのニュース / 2024年7月3日 14時50分
-
HKSの車高調「HIPERMAX S/R」を箱根で試乗! 一般ユーザーも参加した「体感試乗会」でアフターサスペンションのイメージが変わった!
くるまのニュース / 2024年7月1日 15時10分
-
スポーツカーが好きですが、買う余裕がないため自家用車をシャコタンにしようと思っています。カスタムの費用はどれほどかかるものでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月21日 3時10分
ランキング
-
1大谷翔平&真美子さんのレッドカーペット中継に… 人気アイドルが「思いっきり映ってる」と話題
Sirabee / 2024年7月18日 15時40分
-
2もうメンタルが崩壊しそう…最高月収60万円だった「65歳・元大手金融のサラリーマン」、定年後のハローワークで受けた屈辱
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月15日 7時15分
-
3バストの形まで変わる「ブラジャーのNG行為」5つ!あなたはいくつ当てはまる?
女子SPA! / 2024年7月20日 15時46分
-
4パスポート保有率17%の日本人に「海外旅行」は高嶺の花なのか? 空港関係者らに聞いてみた
オールアバウト / 2024年7月19日 21時0分
-
5「縁起の良い数字」のナンバープレートとは? “13種類”の人気番号ってなに? 「358」の気になる意味は?
くるまのニュース / 2024年7月19日 21時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)