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「鉄チンがイイ!」アンダー300万円のトヨタ「GR86」“最安グレード”がカスタマイズ派から熱い支持!?

くるまのニュース / 2023年8月13日 7時10分

トヨタのスポーツカー「GR86」には3つのグレードがあり、そのなかでも約280万円という安価で購入できるグレードとして「RC」があります。この最安グレードについて、どのような反響があるのでしょうか。

■GR86でもっとも安い「RC」とは?

 トヨタのFRスポーツカーとして人気なのが「GR86」です。
 
 初代モデルは、スバルとの共同開発によって2012年に登場。当時は「86(ハチロク)」としてラインナップされました。
 
 そして2021年のフルモデルチェンジを機に、2代目モデルはTOYOTA Gazoo Racing(TGR)が展開するスポーツカーシリーズ「GR」の一員となり、車名もGR86へと変更しています。

 GR86はスポーツカーらしい低重心のスタイルに、運転しやすい機能的なコクピットを内蔵。2+2の4人乗りとすることや、リアシートを前方に倒すことでトランクスルーが可能となり、想像以上にたくさんの荷物を積めるなど利便性も兼ね備えました。

 搭載されるエンジンは235馬力、250Nmを発揮する2.4リッター水平対向4気筒エンジン。どの速度域でも気持ちの良い走りを可能にします。駆動方式はFR(後輪駆動)、トランスミッションは6速MTまたは6速ATが選択できます。

 GR86のグレード展開は、最上級の「RZ」、中間グレードの「SZ」、最廉価の「RC」という3つが用意されます。

 細かな装備内容は違うものの、内外装の基本デザインは同一。そのうえで、ホイールサイズがそれぞれ18インチ/17インチ/16インチとなるほか、装着されるタイヤの銘柄もグレードによって異なります。

 GR86を自分好みの1台に仕立てて楽しむ人も多く、そんな“カスタマイズ派”のユーザーに支持されるのが最廉価のRCです。

 RCの外観は、マフラーカッターやエンジンカバー、リアフォグランプ(オプションも未設定)、フロアサイレンサーなどが省かれており、ヘッドライトはオートレベリング機能付のBi-Beam LEDヘッドランプですが、最上級のRZに備わる加飾はなし、ステアリング連動ヘッドランプもなしとなっています。

 またRCのホイールはアルミではなく、スチールホイール(いわゆる鉄チン)を装着。タイヤは、RZがミシュランのスポーツタイヤ「パイロットスポーツ4」なのに対し、RCはヨコハマ「dB E70」と、ホイール&タイヤを交換前提としたセッティングです。

 加えて、RCにAT車の設定はなく、6速MTのみ。硬派な仕様となっていますが、装備を厳選することで、279万9000円というお買い得価格を実現しました

 そんなGR86 RCについてさまざまな反響が見受けられ、「『別に無くても。。』って要素を取り払って安くしてくれた良心的なグレードにさえ思える」「ドンガラ(編集部注記:内装の加飾を取り払った素の状態)にしてロールケージを入れて社外のフルバケを入れるんだったら、無駄なインテリアや快適装備は不要」と、装備を絞って価格を安く抑えたグレードも確実に需要があることがわかります。

 また、スチールホイール装着という点に関して、「ホイールだけ変えれば全然アリ」「標準車の純正アルミやタイヤも数万でネットオークションで買えるし、新車外しでテッチンも数万で売れます」など、好みのホイール&タイヤに交換するのなら、新車時は鉄チンホイールで十分ということです。

 加えて、「鉄チンのデザインが好きだったりする」「アルミが盗難に遭うリスクを考えたら鉄チンホイール選択もアリだと思う」という意見もありました。

 一方で、「そもそもRCは簡素な物しかついていないので、普通に乗るなら逆に高くつく」「フロアサイレンサー(床面の遮音材)が省略されている。そのぶん軽量でもあるけど音が気になる人は要注意」というコメントも。

 前述のように、GR86には細かな装備が異なる3つのグレードが用意されているので、カスタマイズ前提の人はRC、純正で充実した装備を求めるならRZまたはSZと、目的に応じて選択すると良いでしょう。

※ ※ ※

 GR86の姉妹車であるスバル「BRZ」にはRCに相当するグレードはなく、上級の「S」(18インチホイール装着)とエントリーの「R」(17インチホイール装着)の2グレード展開となります。

 なお、GR86、BRZともに、ワンメイクレース参戦用の「カップカーベーシック」を設定。こちらはロールケージや競技用シートベルトアンカーなどの高コストな装備をパッケージしつつ、シートやホイール(鉄チン)などは廉価仕様の装備とすることで333万4000円というリーズナブルな価格を実現しました。

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