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ホンダ新型「アヴァンシア」発表! 豪華“赤”内装も用意! 13年ぶり復活してた「“最上級”のクーペSUV」中国で477万円から

くるまのニュース / 2023年8月14日 6時40分

2023年8月8日、ホンダと中国広汽集団の合弁会社「広汽本田」は、ホンダ「アヴァンシア(冠道)」の新型モデルを発表、発売しました。内装色を赤としたほか、様々な機能追加が行われ、特別仕様車も導入されたようです。

■ホンダ新型「アヴァンシア」登場

 2023年8月8日、ホンダと中国広汽集団の合弁会社「広汽本田」(広東省広州市/以下、広汽ホンダ)は、ホンダ「アヴァンシア(冠道)」の新型モデルを発表、発売しました。

 日本でアヴァンシアといえば、プレミアムなモデルとして開発され、1999年に登場したステーションワゴンをイメージする人も多いかもしれません。

 同車は、2003年に日本での販売を終了しラインナップから消失していますが、中国では広汽ホンダの“フラッグシップSUV”として2016年にその名称が復活しました。

 広汽ホンダのアヴァンシアのボディサイズは、全長4858mm×全幅1942mm×全高1670-1675mmと、日本で展開されていたCR-V(全長4605mm×全幅1855mm×全長1680mm)よりも大きいボディサイズを持ちますが、全高はわずかに低く、そのうえリアゲートが大きく寝たクーペルックなSUVとなっています。

 エクステリアは、張り出したフェンダーが力強さを強調しつつも、細やかな作り込みが高級感を感じさせるデザイン。インテリアも、フラッグシップSUVにふさわしい華やかな仕上がりです。

 パワートレインは2タイプあり、最高出力187馬力・最大トルク243N・mを発揮する1.5リッターターボエンジンにCVTを組み合わせ搭載する「240TURBO」と、最高出力261馬力・最大トルク370N・mを発揮する2リッターターボエンジンに9速ATを組み合わせ搭載する「370TURBO」を用意します。

 今回登場した新型モデルでは、ボディカラーにエクストリームナイトシルバー、フォギーフォレスト、フェザーブルーを追加するほか、一部のボディパーツをブラック加飾とした特別仕様車「Magic Nightバージョン」を設定。

 また、グリルやドアハンドル等をハイグロスブラック塗装とするオプションパッケージ「1万台記念パッケージ」も用意しました。

 さらに、インテリアでは内装色を茶色系の配色から、濃い赤色の配色を新採用するほか、センターコンソールの形状を大幅に改良するとともに、加飾パネルや付属品の質感を変更し、フレッシュさと魅力を最大限に引き出しています。

 携帯電話の充電ポートや収納コンパートメント、シートベンチレーション、キック式電動テールゲート、パーキングレーダーシステムなど、実用的な装備も追加し、利便性を高めています。

 デジタルキー(スマートフォン)で電動テールゲートを開閉させる機能も搭載。これはホンダのモデルでは初の採用となると言います。

 先進安全装備には、「Honda SENSING」の機能をバージョンアップし搭載。アクティブクルーズコントロールシステム、車線維持支援システム、車線逸脱抑制システムの性能が大幅に向上し、衝突被害軽減ブレーキには夜間歩行者対応機能が追加されました。

 価格は、240TURBOが23.98万元(約477万円)から、370TURBOが27.98万元(約557万円)からです。

 広汽ホンダは、新型アヴァンシアについて、以下のように記載しています。

「フラッグシップの名に恥じぬアヴァンシアは、卓越した商品力を武器に、年間を通じてセグメントの最前線に立ち続け、これまでに40万人を超えるユーザーの信頼を獲得し、『トップクラス』と称賛されています。

 新型アヴァンシアは、消費者の旅行体験を再形成し、中型および大型のラグジュアリーセグメントをリードし続けるでしょう」

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