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休日に増える「サンデードライバー」 「神出鬼没」であやしい動きも? 運転スタイルの特徴とは

くるまのニュース / 2023年8月19日 17時10分

クルマに乗り慣れていない人の例えとして「サンデードライバー」という言葉が用いられることがあります。ではどんな特徴があるのでしょうか。

■休みに増える「サンデードライバー」

 夏休みやお盆のタイミングで、クルマを使って旅行や帰省や長距離移動をする人もいるでしょう。休みの期間を利用してクルマを久しぶりに運転するという人もいるかもしれません。

 このように、たまにしかクルマを運転しない人を、「サンデードライバー」と呼ぶことがありますが、そのような人の運転にはどんな特徴があるのでしょうか。

 サンデードライバー自体に明確な定義はないものの、一般的には長期連休や祝日、週末や休みの日などのドライブがメインで、たまにしか運転しない人を指します。

 仕事などで平日も運転する人や、運転が好きでクルマに乗り慣れている人などと比べて、運転する機会が多くないことから、「運転が不慣れ」「運転技術が未熟」である人の例えとして用いられています。

 普段からクルマを運転する機会が少ないと、免許取得時に習った交通ルールや運転の感覚、モラルもどこか抜けてしまっている人も多いかもしれません。

 SNSを見ると「サンデードライバーがめちゃくちゃな運転してた…」「なにしてんの?」など、運転に慣れていないことによる不安定な動きによって、周囲がやや困惑する動きが見られるといえます。

 では具体的にサンデードライバーの運転にはどんな特徴があるのでしょうか。今回は高速道路に関する意見を中心に見ていきます。

 多かった意見のひとつには「追い越し車線」に関する声がありました。

 追い越し車線は高速道路の一番右側の車線を指し、追い越し車線を使って走行車線のクルマを追い越した後は、ふたたび走行車線に戻らなくてはなりません。

 一方で「追い越し車線走り続けてる…」「追い越し車線居座ってるなー」など、追い越し車線のルールが徹底されていない様子がうかがえます。

 追い越し車線は、あくまで前のクルマを追い越すための車線であり、常時走行できる車線ではありません。

 これは「車両通行帯違反」として違反点数1点、反則金は普通車6000円が科される場合があるため、改めて気をつける必要があります。

 また「スピード遅いし追い越し車線譲ってくれないな…」「スピード遅すぎる」など「走る速度が遅い」といった意見もありました。

 高速道路には最高速度以外にも最低速度が定められており、特別な規制がある場合を除いて50km/h以上の速度で走行しなければなりません。

 もちろんゆっくり運転することは安全であることが多いのですが、必ずしもそうではなく、状況をよく確認し、周囲の流れに応じた速度を出すことが求められます。

 このほか、普段からクルマに乗り慣れていないという人では高速道路の合流が苦手という人も多いかもしれません。

 このケースでは、加速区間(合流車線)の手前で合流しようとすることで渋滞を発生させることもしばしばあります。

 合流する際には、「ファスナー合流」と呼ばれる合流方法を覚えておきましょう。

 ファスナー合流は、加速車線を最後まで使い切ってから本線に合流するという方法で、
本線を進むクルマと合流するクルマが交互に1台ずつ合流することで、スムーズな交通の流れが保たれます。

「早く合流したい」と自身の行動だけが先走り、加速区間の途中で合流しようとすることでクルマの流れを妨げ、渋滞を生む原因となるため、ファスナー合流を活用していきましょう。

※ ※ ※

 そのほかにも、ライトを点灯させない無灯火運転やハイビームのままでの走行、走行レーンがわからないことによるふらつきなども周囲を困惑させているようです。

 一方で、公道に出れば、サンデードライバーも毎日運転するベテランドライバーも関係なく、互いに交通ルールを守って他のクルマに迷惑をかけないよう運転することが大切です。

 休日には慣れないドライバーが増えることから、しっかりと車間距離を取り、譲り合いの心を持つなど、余裕を持った運転をするよう心がけましょう。

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