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突然の「ブレーキランプ」切れ、一体どうする? このまま走ったら違反なの? 修理方法と「回避するための備え」とは

くるまのニュース / 2023年8月17日 11時10分

クルマの「ブレーキランプ」は、“ブレーキを踏んだ”ことを後続車に知らせる大切なパーツですが、その内部の電球は消耗品のため、気づいたら切れていることがあります。もしブレーキランプが切れてしまった場合、修理するまで走行してはいけないのでしょうか。

■「ブレーキランプ切れ」で走行したらは違反?

 クルマの後ろ側に取り付けられた「ブレーキランプ」は、“ブレーキを踏んだ”ことを後続車に知らせる大切なパーツです。
 
 しかし、その内部の光源となる電球は基本的に消耗品のため、家庭用の電灯と同様に切れてしまうことがあります。
 
 では、もし駐車中や出先でブレーキランプが切れてしまった場合はどうなってしまうのでしょう。もう走行してはいけないのでしょうか。

 道路交通法を確認すると、ブレーキランプが切れた状態で公道を走った場合、「整備不良」に該当します。

 これはれっきとした交通違反で、たとえブレーキランプの両方ではなく片方だけが切れた状態でも違反となってしまいます。

 詳しい違反名は「整備不良尾灯等違反」となり、違反点数は1点、反則金は普通乗用車や軽自動車の場合に7000円です(大型車は9000円、二輪車は6000円)。

 ブレーキランプの光源には、一般的に「白熱電球」か「LED」のどちらかが使用されており、白熱球ではだいたい1000時間から2000時間、LEDの場合は4万時間ほどで寿命が来ると言われています。

 しかし、これは単純な点灯時間をあらわしているため、ヘッドライトと比べて点灯時間の少ないブレーキランプが頻繁に切れることは考えにくいものですが、それでも製造から長い年数が経過したクルマではブレーキランプが突然切れてしまうことはありえます。

 もしもブレーキランプが切れてしまった場合、早急に新しいものと交換する必要があります。

■ブレーキランプの交換方法は?

 そのブレーキランプの交換方法ですが、「ディーラーやカー用品店などのプロの整備士に任せる」あるいは「自分で新品に交換する」という2つの手段があり、その費用はカー用品店の場合、交換用の電球の値段に工賃も含めて2000円前後で交換が可能。

 ディーラーでも2000円から3000円ほどと、大差ない金額で新しい電球に交換してもらえます。

 そして自分でランプを交換する場合、工賃がかからず電球の価格のみで済みますが、ブレーキランプカバーのタイプによって作業の難易度が変わります。

ブレーキランプの電球ブレーキランプの電球

 簡単なタイプと言える「ブレーキカバー自体がネジ止めされているタイプ」であれば、ネジを外すだけでカバーがクルマから外れますので、古い電球と新しい電球を交換し、カバーを元通りに固定すればOKです。

 しかし、ブレーキカバーが他の尾灯や灯火類と一体化されているタイプの場合は、内装の内張りを剥がしたりトランクルーム側から手を入れて取り外す必要などがあり、素人には難しい作業になります。

 いざ自分でやろうとしても作業途中で不安を感じるようであれば、無理せずプロに任せた方が安心です。

※ ※ ※

 ブレーキランプはブレーキを踏まないと点灯するかどうかを調べられず、またいきなり切れることがあるため、切れていることに気づきにくいパーツです。

 普段からこまめに愛車の状態を点検し、長期間交換していないようであれば早めに新品に交換することも検討してみてはいかがでしょうか。

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