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6年ぶりにホンダが新型「N-BOX」初公開! 「日本イチ売れる車」全面刷新で秋発売! ライバル勢への影響は

くるまのニュース / 2023年8月18日 7時10分

ホンダは、3代目となる新型「N-BOX」シリーズを2023年秋に発売することを明らかにしました。軽自動車市場ではダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」が直接的なライバルとなりますが、それらに対する影響はどうなっているのでしょうか。

■新型N-BOXがフルモデルチェンジ!他メーカーへの影響は?

 軽自動車の中でも毎年トップクラスの販売台数を記録するホンダ「N-BOX」が6年ぶりにフルモデルチェンジを行い2023年秋に発売されます。
 
 新型N-BOXの登場に競合車種ともいえるダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」にはどんな影響があったのでしょうか。

 N-BOXは、2023年上半期(1~6月)における販売台数が11万2248台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得。

 さらに軽自動車としては2015年から2022年まで連続で販売台数1位を記録するなど日本で1番売れている軽自動車です。

 初代N-BOXは「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という開発コンセプトに基づき、2011年11月に発売されました。

 2代目は初代のコンセプトを継承しながら2017年 9月に登場。

 歴代を通して、子育て層、若年層、高齢層まで幅広いユーザーから人気があるモデルです。

 そして、2023年8月3日に3代目へとフルモデルチェンジすることが発表されました。

 3代目となる新型N-BOXは先代モデルより、外装は直線基調の骨格を意識しつつ、ストレスが少なく安心できるデザインが意識されています。

 また内装も先代モデルよりも高い質感かつ乗り心地を重視したクルマに変更されました。

 さらに、先代モデルより水平基調のダッシュボードに変更。また、走行メーターには「液晶メーター」を採用しており、メーター周りの見やすくなりました。

 グローブボックスの大きさは先代モデルから約2倍の大きさに変更され、車検証入れだけでなく、ティッシュケースや小さい小物まで収納可能です。

 加えて、新型N-BOXカスタムでは外観が全体的にロー&ワイドな見え方と空力性能を配慮したデザインとなっています。

 黒装飾やライティングなど、高級感のあるシックなイメージとなりました。

 フロント部分には新たに一文字形状を採用し、グリル上部から一体して光ることでワイドさを強調しています。

3代目となるホンダ新型「N-BOX」(左:標準/右:カスタム)3代目となるホンダ新型「N-BOX」(左:標準/右:カスタム)

※ ※ ※

 そんなN-BOXですが、軽自動車市場において同じ「軽スーパーハイトワゴン」に分類されるのがダイハツ「タント」とスズキ「スペーシア」です。

 タントとスペーシアは、N-BOXと比較検討されるクルマとして高い人気と知名度を誇るクルマでもありますが、N-BOXのフルモデルチェンジでどのような影響があるのでしょうか。

 最初にホンダの販売店では次のように話しています。

「8月3日に新型N-BOXのデザインやパッケージなどが公開されたあとは多くの問い合わせを頂きました。

 その際にはタントやスペーシアを検討しているもしくは、現在乗っている人からの問い合わせもあり、『今後の詳細も欲しい』という声もありました」

■N-BOXのライバル? ミラクルオープンドアの「タント」と派生モデルが多い「スペーシア」とは

 ダイハツが販売するタントには、標準仕様の「タント」とカスタム仕様の「タントカスタム」をラインナップ。

 最大の特徴は独自技術である助手席側のセンターピラーレス仕様「ミラクルオープンドア」が採用されています。

 なお2019年に登場した現行の4代目はダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による第1弾モデルとしても話題となり、「走る」「曲がる」「止まる」といった基本性能を大幅に向上しました。

 また2019年10月には楽しさとアクティブさを表現した「タントファンクロス」が追加されたことでアウトドア志向のユーザーから注目されています。

センターピラーレス仕様「ミラクルオープンドア」が採用されたダイハツ「タントカスタム」(2022年10月マイナーチェンジ)センターピラーレス仕様「ミラクルオープンドア」が採用されたダイハツ「タントカスタム」(2022年10月マイナーチェンジ)

 次にスズキが販売するスペーシアです。

 現行は2017年12月に登場した2代目となり、当初はN-BOXやタントと同様に標準仕様とカスタム仕様をラインナップしていました。

 その後、2018年12月に「スペーシアギア」、2022年8月に「スペーシアベース」が追加でラインナップされています。

 そのため基本的にパッケージなどはN-BOXやタントに似ているものの、アウトドア志向のギアや商用&趣味志向のベースが追加されたことでさらに幅広いユーザーから支持されています。

仕事も遊びもなんでも出来るスズキ「スペーシア ベース」仕事も遊びもなんでも出来るスズキ「スペーシア ベース」

 それでは、新型N-BOXの発表はタントやスペーシアへどのような影響を与えたのでしょうか。ダイハツの販売店担当者は次のように話します。

「今回のN-BOXの発表によって、タントを検討していたお客様も『一度新型N-BOXも比較したい』というお客様が実際にいました。

 しかし、タントはN-BOXよりも価格が低い点やピラーレスなどの使い勝手という点が大きく変わる点であり、お客様の用途や好みによって需要が変わると思います」

 また、スズキの販売店担当者は次のように話します。

「スペーシアとN-BOXは比較されることが多いです。

特にカスタム仕様は人気で、『新型N-BOXのカスタム車』と比較したいという人もいます。

 しかし、デザイン面の特徴が大きく異なることもあり、最終的には見た目の好みで判断する人が多いです」

※ ※ ※ 

 今回、新型N-BOXに関してはデザイン面などの情報が公開されました。

 今回2023年秋の発売に向けて、パワートレインや価格などの追加情報が明らかになるものとみられます。

 そのため、今後もタントやスペーシアの競合車種と比較するユーザーは触れるかもしれません。

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