新型「TOM’S GR86 TS」初公開！ オレンジボデイが眩しいカスタム仕様!? 左右2本出しマフラー搭載で発売へ

トヨタ車のカスタムパーツを開発・販売するトムスは2023年8月18日、コンプリートカー「TOM’S GR86 TS」の受注を開始しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。

■トヨタ「GR86」のポテンシャルを最大限に発揮！

　トヨタ車およびレクサス車のカスタムパーツを開発・販売するトムスは、コンプリートカー「TOM’S GR86 TS」の受注を2023年8月18日に開始しました。

　TOM’S GR86 TSは、トヨタのスポーツクーペ「GR86」をベースとし、レース事業やパーツ開発で培われてきたトムスの技術力を用いることで、GR86の素性の良さを活かしつつもポテンシャルを最大限に引き伸ばしたカスタムカーです。

　とくにスポーツ走行を想定して徹底的に改善を施し、様々なフィールドや走行スタイルに対応可能な、無限大の拡張性を備えたコンプリートカーとなっているといいます。

「新型TOM‘Sサスペンション」や「専用LSD」そして「専用エキゾースト」等をバランスよく付加したことで、高いトラクション性能やトルクフルで心地良いエキゾーストサウンドを実現。

　開発陣のこだわりを具現化した、乗るたびに笑顔になるような「乗る楽しさ」を体現したモデルが完成しました。

　この新開発サスペンションは、アームやブッシュ類の最適化とともに20段の減衰力調整が可能な全長調整式ダンパー、専用スプリング（Advox Sports）をセットにしたもので、しなやかで懐の深いサスペンションフィールを体感できます。

　駆動系にはコンロール性を重視した1.5way専用セッティングのLSDを採用し、限界を超えた領域でも滑り出しがなめらかで操作性に優れ、かつイニシャルトルクを低めに設定することで街乗りでも快適な乗り味となっています。

　さらに専用エキゾーストはセンターパイプにチャンバー構造を取り入れた「TOM’Sバレル」を採用。2.4リッター自然吸気エンジン（FA24）のトルクフルな特性をさらに向上させ、低速域から高速域までよどみなく吹け上がり、全域にわたってトルクフルな性能を発揮する

　外装デザインもコンプリートカーならではの迫力と高い統一感を感じさせるものとなっており、通常ではフラットブラック塗装で販売している「スタイリングパーツセットB」をボディ同色に塗装し装着したことで、斬新でワイド＆ローなスタイリングを獲得しています

　くわえて、オプションとして設定されたホイールは、軽量かつ高剛性を両立した18インチの鍛造アルミホイール「TWF04」を採用。10スポークの形状にフラットブラック塗装を施して、足元をレーシーに引き締めます。

　タイヤはフロント215・リア225サイズの、フロント＆リアのタイヤ幅を変更した「POTENZA　RE-71RS」を用意。回頭性と操縦安定性の両立を図り、弱アンダー傾向の乗り味となっています。

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　今回受注の開始したTOM’S GR86 TSの車両価格は現時点では発表されていませんが、こちらも遠からぬうちに発表されると考えられ、注目が集まります。