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300km以上無料&信号なし!? 高速道路に匹敵する長~い「ハイスペック一般道」3選

くるまのニュース / 2023年8月31日 8時10分

信号なしでスイスイ走れて、しかも通行無料な「ハイスペック一般道」が全国各地に存在します。今回は、その中で特に延長の長い路線を紹介します。

■旅行時の強い味方に

 全国に広がる高速道路は一般的に通行料金がかかりますが、信号がなくて、しかも通行無料という高速道路のような“ハイスペック一般道”もたくさん存在します。

 今回はその中から、長距離ドライブにも役立つような、長い延長の“ハイスペック一般道”を3路線紹介します。

●尾道道・松江道

 尾道道は広島県の尾道市から三次市まで、松江道は三次市から島根県松江市までを結ぶ通行無料の高速道路です。法令上の正式名称は、2路線セットで「中国横断自動車道尾道松江線」といいます。

 山陽道・中国道・山陰道を南北に結ぶ陰陽連絡路線で、このうち尾道道の尾道北ICから松江道の三刀屋木次ICまで103.9kmが無料で通行できます。

 道路は基本的に暫定2車線、最高速度は70km/hです。愛称を「中国やまなみ街道」といい、尾道側で山陽道を介して接続する瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸道、有料)と組み合わせて山陰・山陽・四国の「やま・うみ」を一気に楽しめるルートが出来上がっています。

●のと里山海道・能越道

 のと里山海道は石川県の金沢市から穴水町へ至る自動車専用道路(地域高規格道路)です。かつて能登有料道路でしたが、2013年3月末に無料開放されました。

 徳田大津IC以北は能越道との重複区間となっており、さらにのと里山海道の終点である穴水ICより先は能越道の扱いとなっています。

 現在は、千鳥台出入口(内灘町)から能越道の終点のと里山空港IC間の89.2kmが無料で通行できます。柳田ICより南側の海沿い区間は4車線で最高速度80km/h、北側の内陸区間は暫定2車線で最高速度は基本的に70km/hです。

 途中の今浜ICと千里浜ICは、国内で唯一、砂浜の波打ち際をクルマでそのまま走れる観光道路の「千里浜なぎさドライブウェイ」に接続しています。能登半島を周遊する際は、これらを組み合わせてドライブするのも良いかもしれません。

●三陸道

 三陸道は、宮城県仙台市から青森県八戸市に至る高速道路です。

 このうち無料区間は、鳴瀬奥松島IC(宮城県東松島市)から八戸是川IC(青森県八戸市)までの328.0kmで、日本最長です。基本的に2車線、最高速度70~80km/hで整備されています。

 この長い三陸道を走破するときに気を付けたいのが、給油です。

 一般的に高速道路は、一定の間隔で設置されているSA(サービスエリア)にガソリンスタンドがありますが、三陸道にはそもそもSAがなく、PAはあってもガソリンスタンドは設置されていません。

 そのため給油する際は、早めに途中のICで降りてガソリンスタンドを探す必要があります。この点は多少面倒ですが、無料区間のため通行料金が余計にかからないのはメリットです。

※ ※ ※

 このほかにも、名阪国道や鳥取道など、延長50kmを超える無料の自動車専用道路はまだ全国各地にあります。

 高速道路とともにこれらの“ハイスペック一般道”も覚えておくと、旅行の計画時や実際の移動時に役立つかもしれません。

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