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世界初の新型「“最強”セダン」初公開! 14年ぶり全面刷新で“防御力”アップ! “青いライト”も用意の新型「7シリーズプロテクション」欧で発表

くるまのニュース / 2023年8月24日 18時40分

2023年8月9日、BMWは「7シリーズ」の“防弾仕様”新型「7シリーズプロテクション」および「i7」の“防弾仕様”新型「i7プロテクション」を欧州で発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■次の国際行事でも活躍か?新型「7シリーズプロテクション」

 2023年8月9日、BMWはフラッグシップセダン「7シリーズ」の防弾仕様となる新型「7シリーズプロテクション」およびEVセダン「i7」の同仕様、新型「i7プロテクション」を欧州で発表しました。
 
 後者はEVセダンの防弾仕様として世界初のモデルとなります。

 7シリーズの防弾仕様と聞いて、今年5月に開催されたG7広島サミットを思い出す人もいるのではないでしょうか。

 各国の元首(アメリカ大統領を除く)が異動するときに使用した車両は、2009年に登場した防弾仕様の旧々型7シリーズでした(先代7シリーズではBMWが防弾モデルをラインナップしなかったため)。

 今回、14年ぶりの全面刷新を受けた最新の防弾モデルとなる新型7シリーズプロテクションおよび新型i7プロテクションが公開されました。

 オプションの点滅ブルーライトを除けば、一般的なグレードと大きな差がないように見えますが、実際はボディ構造からまったく異なっています。

 装甲鋼板を使用した独自のボディ構造「BMWプロテクション・コア」を初めて採用。これを基本に防弾化したドア、アンダーボディ、ガラスを組み合わせています。ドイツの耐攻撃材料・構造試験所協会(VPAM)によって検証されたVR9レベルに適合しており、例えばアサルトライフルからの銃撃、手榴弾による爆発から車内の乗員を守ることができます。

 大幅な重量増は避けられず、i7プロテクションにいたっては約4450kgと、同じパワートレーンを搭載する一般的なグレード(i7 M70 xDrive)の約1.7倍もあります。重量増に伴いサスペンションは専用チューンが施されています。

 タイヤはミシュラン製で、PAXシステムを採用。リムから外れない構造で、タイヤ内の圧力が完全に失われた場合でも最大80km/hで200km以上の距離を走行できます。ホイールは軽合金です。

 インテリアの設えや快適性については一般的な7シリーズの内容を踏襲していますが、ボタンを押すだけでドアが自動的に閉まる機能、ドアや窓を開けることなく車外の人と話すためのインターホンシステムなど、防弾仕様ならではの機能も充実しています。

 先進運転支援システムや安全システムも万全ですが、プロの運転手が対応することを想定しているため、システムの自動介入は控えめになっているのが特徴です。

 世界のVIPが一堂に集まる国際行事で、次に見かけるBMWはこの7シリーズプロテクションまたはi7プロテクションかもしれません。

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