トヨタミニバンが1200万円超!? 新型「ヴェルファイア」のフルOP価格がスゴい! “エアロてんこ盛り仕様”への反響は
くるまのニュース / 2023年8月23日 11時50分
トヨタがミニバン新型「ヴェルファイア」を発表しましたが、メーカーオプションやディーラーオプションをできる限り追加した“超豪華仕様”はいくらするのでしょうか。また、その仕様に対しどのような反響があったのでしょうか。
■メーカーオプション追加で900万円超になるが…
2023年6月、トヨタがミニバンの新型「アルファード」「ヴェルファイア」を世界初公開・発売しました。人気モデルなだけに大きな話題を集めましたが、中でもヴェルファイアは、ベースグレードでも「655万円から」と価格が大幅に上昇しています。
この新型ヴェルファイアの最上級グレードにメーカーオプションをできるだけ追加すると900万円超に。さらにディーラーオプションも上乗せした“超豪華ヴェルファイア”だと1200万円超になりますが、SNSではどのような反響があったのでしょうか。
ヴェルファイアは2008年、アルファードの兄弟車として誕生。そして今回のフルモデルチェンジで3代目になりました。
この新型ヴェルファイアの最上級グレードにメーカーオプションを可能な限り装着した“フルオプションモデル”は、いくらになるのでしょうか。
ベースとなるのは、最上級グレードの「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」です。ハイブリッド車・全輪駆動タイプE-Fourを選ぶと、価格はこの時点で892万円します。
今回はこれに、メーカーオプション(車両生産時に装備するオプション)を足していきます。
ボディーカラーは白の「プラチナホワイトパールマイカ」を選び+3万3000円。内装色は、ブラックとサンセットブラウンの2色から選択できますが、どちらを選んでも金額は変わりません。さらに次のオプションを選んでいきます。
・開口幅約820mmのドア作動に連動して地上約220mmの高さに出現する「ユニバーサルステップ(スライドドア左右/メッキ加飾付/スペアタイヤと同時装着不可)」6万6000円
・ほかのクルマや人の存在、信号情報を直接通信して取得し、ディスプレイ表示やブザー音で知らせる「ITS Connect」2万7500円
・「寒冷地仕様」2万8600円
・「CD・DVDデッキ」4万1800円
結果、メーカーオプションは合計19万6900円で、車体と合わせると911万6900円になりました。
しかし検討はここで終わらず、さらにディーラーオプション(販売店装着の純正オプション品)も調べます。
■ディーラーオプションも追加!
新型ヴェルファイアは、人気の高級モデルであることから製品も豊富に用意されています。カタログを眺めて「これは欲しい」と多くの人が思うようなパーツを外装や内装のアクセサリー、機能部品などでそれぞれ選択しました。
まず、外装アクセサリーは、モデリスタの以下のエアロパーツを一式セレクトしました。
・MODELLISTA エアロパーツセット(42万3500円)
・フロントグリル(14万3000円)
・シグネーチャーイルミブレード(9万9000円)
・イルミルーフスポイラー(14万8500円)
・クールシャインキットI(20万5700円)
・20インチアルルミホイール&タイヤセット セキュリティロックナット付き(43万4500円)
新型ヴェルファイアには多数のディーラーオプションが存在(画像はイルミルーフスポイラー)
内装は、新型ヴェルファイアの豪華な室内を彩るイルミネーションもカスタマイズします。
・マルチカラーインテリアイルミネーション(7万1500円)
・LEDスマートフットライト(2万4200円)
・ラゲージLED(2万4200円)
・イルミネーションセット(9万9000円)
・プロジェクションカーテシイルミ(2万3100円)
・インテリアイルミネーション(1万4300円)
さらに内装の機能部品もセットしていきます。
・フロアマットセット(13万2000円)
・ヘッドレストピロー(3万1900円)
・アシストグリップ(6万6000円)
・ハーフシートカバー(7万3700円)
・室内カーテン(7万3700円)
・ラゲージトレイ(1万7600円)
・ラゲージホールドバー(1万3200円)
・バックドアオープニングガード(2万900円)
・電子インナーミラー型ドライブレコーダー(6万5381円)
・13.2型有機EL後席ディスプレイ(14万800円)
・プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツィーターシステム(10万8350円)
最後に、走行性を高める「GRパフォーマンスパッケージ」(29万7000円)を選び終了。
値段は、外装パーツが145万4200円、インテリアのイルミネーションが25万6300円、内装の機能部品が164万3531円、GRパフォーマンスパッケージが29万7000円で、前述のメーカーオプションをフル装備した設定と合わせると、合計で1276万7931円となり、1000万円を優に超える結果となりました。
※ ※ ※
これに対しSNSでは、「いい車だけど、900万円出すなら別の車乗りたいなぁ」と、難色を示す声がありました。
また、新型ヴェルファイアに対し「特徴的なセンターピラーがなくなって並のデザインになったと思う」といったデザインに対する意見が。
さらに、「ライバル車がなくなると、消費者は割高な製品を買わざるを得なくなって損をする。他の日本メーカーはもっとがんばってほしい」「べースグレードでも600万円以上で、昔の高級車(セダン)以上なんて変な時代だなーと思ってる自分はオッサンですかね」「高級車でなく高額車では?」など、価格の高さに触れた投稿も多くありました。
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