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意外と知らない!? クルマの「ETC 2.0」をお得に入手する方法とは! そもそも搭載するメリットって何?

くるまのニュース / 2023年8月26日 19時10分

もはや高速道路の利用には必需品とも言える「ETC」ですが、2016年からETCの進化版である「ETC2.0」の導入が進められています。これには一体どのような違いがあり、またお得にETC2.0を搭載するにはどうすれば良いのでしょうか。

■「ETC2.0」ってどう? 搭載すると何が変わるの?

 現代において、もはや高速道路を利用する際に必需品とも言える「ETC」ですが、実は2016年からETCの進化系である「ETC2.0」の導入が進められています。
 
 このETC2.0は、従来のETCと比べてどのような違いやメリットがあり、またお得にETC2.0をクルマに搭載するには一体どうすれば良いのでしょうか。

 ETC2.0は、言ってしまえば従来のETCのバージョンアップ版。

 これまでのETCは「自動的に料金を徴収する」という機能のみが備わっていましたが、「ETC2.0」では料金の自動徴収以外にも機能を追加されており、例えば渋滞情報の提供や迂回ルートの提案、さらに安全に運転するためのサポート機能などが搭載されるなど、従来よりも幅広いサービスが受けられるようになっています。

 しかし、どのような仕組みでETC2.0は混雑状況や迂回ルートの提案を行っているのでしょうか。

 実は、全国各地の高速道路には「ITSスポット」と呼ばれる通信アンテナが設置されており、このITSスポットとETC2.0が双方向で情報交換を行うことで、自車の状況を発信したり、反対に道路状況を受信することが可能。

 そして、これらの取得した情報をもとに、ETC2.0は交通情報や迂回情報、災害情報などを音声によってドライバーに伝えてくれるのです。

 さらにサービスの向上以外のETC2.0のメリットとして、「圏央道利用料金の割引」も挙げられるでしょう。

 2023年8月現在、圏央道(茅ヶ崎JCT~海老名JCT、海老名~木更津JCT)、新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT)が割引対象区間となっており、ETC2.0の機器を搭載している車両のみ約2割引になるのです。

■お得にETC2.0をクルマに搭載する方法とは?

 そんなサービスや割引を受けられるETC2.0ですが、利用するにはもちろん新たに「ETC2.0車載器」を取り付けることが不可欠。

「ETC2.0」の注意警戒情報「ETC2.0」の注意警戒情報

 現在のETC2.0車載器には、カーナビと連動するタイプと、GPS受信機と連携するタイプの2種類が存在し、カーナビ連動型は音声だけでなくカーナビの画面上でも情報提供を行うことが可能です。

 一方、GPS受信機と連携するタイプは音声のみで情報提供を行いますが、最近ではスマホと連動できるタイプも登場しています。

 それぞれの価格は、GPS受信機と連携するタイプが1万円~3万円、カーナビと連動するタイプは2万円~5万円と、カーナビ連動型の方が比較的高価。

 さらに、本体価格に加えてETC2.0車載器を利用できるようにするための「セットアップ費用」や「取り付け費用」も必要となるので、安価な車載器を選んでも、全てを含めると3万円前後はかかる計算になります。

※ ※ ※

 今後はサービスが拡大し、さらに使い勝手の良いものになることが予想されるETC2.0。

 2023年8月8日現在確認できる内容として、南関東・甲信・東海・北陸エリアを対象に「ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン」が行われています(2023年9月30日まで)。

 これは、新規で対象搭載機を設置する場合に限って、最大1万円の助成を受けることができるというもの(買い替えは対象外)。

 車載器本体をお得に購入できるため、新規でETC2.0車載器を取り付けたい人は利用することを検討しても良いかもしれません。

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