トヨタ新型「ヤリスクロス」まもなく発売！ 大人気のコンパクトSUVが「迫力顔」に進化！ まるで「RAV4」な“上級仕様”が台湾に新登場

トヨタの台湾法人は新型「ヤリスクロス」を2023年9月15日に発売すると発表しました。この台湾仕様の新型ヤリスクロスは、日本で販売されている同名の小型SUVとは異なる一回り大きいクルマのようです。一体どのようなモデルなのでしょうか。

■かなりデカい！ 新型「ヤリスクロス」の特徴は？

　トヨタの台湾法人は2023年8月28日、新型「ヤリスクロス」を同年9月15日に発売すると発表しました。
　
　今回発表された台湾仕様の新型ヤリスクロスは、日本で販売されている小型SUVの「ヤリスクロス」と同名ながらも異なるボディを持つ、一回り大きいクルマのようです。

　日本で親しまれているヤリスクロスは、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」をベースに車高を上げて開発されたコンパクトSUV。

　一方、今回発売される台湾仕様のヤリスクロスはデザインのみならずボディや骨格を含めて全てが違っており、完全に別車種と言えるモデルです。

　そのボディサイズは全長4310mm×全幅1770mm×全高1655mmで、ホイールベースは2620mm。これは日本仕様よりもあらゆる点において大きく、全長に至っては100mm以上も長く、全高も60mm以上高い設定となっています。

　エクステリアは「ソリッド＆ダイナミック」をキーワードにデザインされ、ボリューム感あふれるグラマラスさと精悍でシャープな造形を共存させた特徴的なもの。

　フロントフェイスに鎮座する大きな台形グリルと吊り上がったライト、そしてサイドからリアにかけての安定感のあるデザインはボディサイズ以上の迫力を感じさせるもので、まるでトヨタのミディアムサイズSUV「RAV4」を彷彿とさせるモデルとなっています。

　パワーユニットには、最高出力106馬力・最大トルク14.1kg-mを発揮する1.5リッター直列4気筒デュアルVVT-iエンジンを搭載。

　さらにボディサイズ以上のユーティリティ性能も同車の特徴となっており、大人3人が快適に過ごせるリアシートや最大458リットルの容量を実現するトランクなど、高い実用性も備えつつ、最小回転半径は5.2mと狭い道での取り回しやすさも備えました。

　先進安全装備には、全モデルに予防安全機能「Toyota Safety Sense」のほか、6SRSエアバッグが標準装備。さらにレーンアシストシステム、オートホールド自動駐車ブレーキシステム、全速域での車間維持システムなど豊富な装備もすべて搭載されます。

　新型「ヤリスクロス」の台湾での価格は、72万5000台湾ドル（約333万円）から83万5000台湾ドル（約384万円）です。