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もはや「ただ光ってる」だけじゃない!? 車の「ルームランプ」めちゃ進化! 危険知らせる「赤イルミ」に七色の変化も? 最新の「室内灯」とは

くるまのニュース / 2023年9月6日 20時10分

すべてのクルマに装備されているルームランプですが、意外と様々なタイプがあります。当たり前のように利用しているルームランプには、どのようなタイプがあるのでしょう。

■「電球」が「LED」化したことで大きく進化

 車両の装備としてほぼ必ず付いているのが「ルームランプ」(室内灯)です。
 
 クルマは日中だけではなく、夜間も利用するため、家庭同様に必要不可欠な装備といえます。

 ルームランプの設置場所として一番オーソドックスなのは、ルームミラー手前付近や、前席と後席の間のルーフ部分でしょう。

 2シータークーペや軽トラックなどは運転席から手が届きやすいフロント部にあるのは必然といえ、後席があるモデルは、全席をまんべんなく照らすため、室内の中央のルーフに設置するのが効率的です。

 クルマによっては、室内中央のルーフ付近に加え、フロント部のルーフ、後席のサイドのルーフ、荷室部のルーフなど複数設置されていることもあり、夜間での利便性を高めてくれています。

 また、最近ではホンダ「e」や「ヴェゼル」のように、ルーフ中央にルームランプを設置せず、フロント側のルームランプやマップランプに加え、後席左右に独立したランプを備えているモデルもあり、装着位置も多様化しています。

 点灯方法も様々です。

 ベーシックなレバー切り替えタイプやシーソーボタンタイプのほか、ボタンを押すのではなく、ランプのレンズ部を押したり、触れたり、手をかざしたりすることで点灯するタイプなどもあります。

 マイカーだとすぐに分かりますが、カーシェアで様々なクルマを利用する際は、異なる点灯方法があることを知っておいた方が良いかもしれません。

 ルームランプの機能としては、ベーシックなON/OFFに加え、ドアが開いた際の乗降時に点灯する「DOOR」モードを備えたものが一般的です。

 加えて、ドアが閉まった後でもすぐに暗くならず、徐々に暗くなって消灯する「残光機能」や、うっかり消し忘れてもドアロックに連動して消灯する機能、タイマーで消灯する機能などが盛り込まれているクルマもあります。

 また、スマートキーを持ってクルマに近づくと、ウエルカムランプとしてルームランプが点灯する機能を備えたモデルもあります。

 車内を明るく照らすことが目的のルームランプですが、電源配線が来ていることから、ルームランプの機能に加えて別の機能を備えたオプションなどもあります。

 例えば室内中央のルームランプ一体の空気清浄器やイオン発生器、リアモニターなどもあり、単に車内を照らすだけではなく、車内をより快適に楽しく使える機能を備えているタイプもあります。

 観光バスでは、ゴージャスなシャンデリアが装備されているものもありますが、さすがに同様の装備を持つ乗用車は見当たりません。

 しかし近年はミニバンや高級車を皮切りに、ライン状に配された間接照明「アンビエントランプ」を装備しているモデルも増えてきました。

 以前は単色タイプが主流でしたが、近年はカラー切り替えができるモデルが主流です。

 一度色を選んでしまえば、あまり変えることがない機能ですが、夏は寒色系、冬は暖色系に変えてみると、気分も変わり、何となく快適度が増すように思えるのですから不思議です。

※ ※ ※

 ルームランプは近年、従来の電球タイプから、より明るいLEDに代わりつつあります。

 照明の自由度も上がり、線状に点灯する間接照明へ発展したほか、カラーや明るさなどが変更できるようになっています。

 今後もルームランプは進化をし続け、快適性や意匠性を高めていくでしょう。

 トヨタ「プリウス」には、インパネ上の間接照明機能として、先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」と連動した「イルミネーション通知システム」を採用しています。

 先行車が発進すると間接照明が点滅し知らせてくれるほか、衝突などの危険を察知し、アラームが鳴る前にイルミネーションが点灯して通知することで、危険回避を促してくれるのです。

 先進運転支援機能が進化するなか、今後このようなお知らせ機能が室内灯に盛り込まれたクルマが増えていくかもしれません。

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