ホンダが6年ぶりに新型「N-BOX」発売へ 「見た目あまり変わらないのが良い?」 デザインに対する反響いかに
くるまのニュース / 2023年9月14日 7時10分
2023年秋にホンダ新型「N-BOX」が発売されます。パッと見は同じように見えますがかなり熟成が進んでおり、ユーザーから多くの反響を呼んでいるようです。
■先代モデルを継承しつつも、さらに洗練された新型N-BOX
ホンダは、2023年8月3日に軽スーパーハイトワゴンの新型「N-BOX/N-BOX カスタム」を公開。この秋に発売が予定されています。
パッと見は同じように見えますがかなり熟成が進んでおり、ユーザーから多くの反響を呼んでいるようです。
先代モデルからキープコンセプトで誕生した3代目モデルは、既存ユーザーの期待を裏切ることなく、反響は上々のようです。
N-BOXが誕生したのは、2011年でセンタータンクレイアウトとミニマムエンジンルーム思想を採用することで、ライバルを超える居住スペースを獲得することに成功し、発売当初から高い人気を獲得しました。
軽自動車販売台数1位をほとんどの年で獲得しており、近年では普通車を含めた販売台数1位を獲得するなど日本一売れているクルマとして認知されています。
グレード構成は、シンプルなデザインの標準モデルとエアロパーツとメッキモールで高級感を演出している「カスタム」の2グレードです。
さらに両グレードでFFと4WD、NAとターボモデルを選択できることで、単身から子育て世代、または高齢者まで幅広い層に対応したラインナップが人気の秘密となっています。
今回、待望の3代目モデルとなりましたが、デザインや質感はどのような進化を遂げたのでしょうか。
新型N-BOXは、基本的な骨格やデザインは2代目モデルを継承しつつも、無駄な造形を削ぎ落したさらにシンプルなボディラインとなっています。
そのなかで彫刻刀で掘ったような深いショルダーラインやバンパーを張り出し感のある形状に変更することで、軽自動車を超えた存在感となりました。
標準モデルでは、メッキパーツを極力減らしてさらに親しみやすいデザインとなり、女性向けのクルマといえるでしょう。
瞳を連想させる造形の深いヘッドライト周りは、サイド部分に隠れ「N」が刻印されている凝った造りです。
なお、隠れNはヘッドライト以外にもリアガラスの熱線にNがプリントされていて、ホンダの遊び心が満載です。
グリルのフィンもクルマではめずらしいパンチング加工となり、一目でN-BOXとわかるデザインとなっています。
カスタムモデルは、従来モデルよりもエッジを減らすことでシャープさがなくなり、兄弟車であるステップワゴンをモチーフにしたイメージとなりました。
独特な造形を施したフロントグリルに左右ヘッドライトを一文字でつなげたLEDライトが個性的で高級感の演出にも一役買っています。
インテリアも大きく変わり、ダッシュボードの位置を下げて水平基調にすることで、室内からの視認性は大幅に向上しました。
メーターはフルデジタル化された7インチTFT液晶メーターを採用し、情報の集約化も可能となっています。
また、助手席側のカラーリングされたインパネトレイは、機能面だけでなくデザイン的にも凝った造りです。
新しくなったN-BOXはSNSでも賑わっていて、「広々として乗りやすそうだと思いました」「カラバリが増えてかわいい感じ」という一方で「N-BOXカスタムのヤンチャな顔どこにも入ってなくて残念」とマイルドになったカスタムのデザインに不満げな声もありました。
また、実際に販売店にはどのような声が届いているのでしょうか。関東の販売店担当者は次のように話します。
「今回フルモデルチェンジに際して、デザインも変わりましたが、全体的に大きな変更はなく、標準カスタム共に『N-BOXらしいデザインがいい』という声をいただいています。
前モデルから『デザインを変えないでほしい』というような声も多く、既存のスタイルが人気を得ています」
さらに、関西圏の販売店担当者は次のように話します。
「歴代より人気のモデルですので、デザインに関しても変化を求めないお客様が多いです。
一方で、カスタムモデルのデザインに関しては若い人から特に人気で『クールでかっこよくなった』『ツートーンもおしゃれ』などと反響がありました」
※ ※ ※
初代からキープコンセプトが続いているホンダ新型「N-BOX」は、さらに熟成が進んで快適で運転のしやすいクルマとなりました。
デザイン面でもより各グレードの個性が発揮されましたが、先代モデルから販売台数1位を誇るクルマということもあり「N-BOXらしさ」の残るデザインが好評のようです。
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