1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

使った事ある? 「カーフェリー」はいくら掛かる? 賢い使い方とは

くるまのニュース / 2023年9月17日 19時10分

マイカーと一緒に海を渡って移動できる「カーフェリー」は、長距離や離島への旅行に便利な移動手段ですが、いざ利用しようと思った場合、一体どのような手続きが必要になり、どれくらいの利用料金がかかるのでしょうか。

■クルマと一緒に移動できる!便利な「フェリー」の使い方

 クルマで日本各地に旅行する場合、海を渡って移動しないといけない場所も多く存在します。
 
 そこが瀬戸大橋や関門橋のように橋などで繋がっていれば、クルマでそのまま海を渡ることができますが、本州と北海道の間のように一般車両が通れる橋やトンネルが存在しない場合は一体どうすれば良いのでしょうか。

 そんな状況で活躍する便利な渡海手段が「フェリー」です。

 本記事では、クルマと一緒にフェリーに乗る際の「使い方」や「注意点」を詳しく解説します。

 まず、クルマやバイク専用の格納庫(車両甲板)が設けられているフェリーは「カーフェリー」と呼ばれるタイプ。

 クルマでそのまま船に乗り込むことが出来るため愛車と一緒に海を越えることが可能で、例えば「本州から北海道」への移動や、「鹿児島から離島」に渡る際にはカーフェリーが活躍しています。

 そのほか、「東京から九州」のように陸路が繋がっている場所へも長距離のカーフェリーは運行されており、クルマのまま乗船することで長い距離を運転することなく現地まで快適に移動することが出来るところも魅力です。

 なにより、旅行先でも運転の慣れたマイカーで移動できる点がカーフェリーを利用する上での最大の利点でしょう。もちろんクルマに限らずバイクで遠方を旅したい人にもうってつけです。

 そんなカーフェリーですが、いざ乗船しようと思った場合には一体どのような手続きが必要になるのでしょうか。

■カーフェリーの「賢い利用方法」とは

 カーフェリーを利用する上で、まず忘れてはいけないのが、利用したい航路の「予約」をすることです。

 予約をしなくてもフェリー乗り場で直接乗船手続きをすればフェリーは利用可能なのですが、船が積載できる車両台数には限りがあるため、シーズンによっては「車両甲板がいっぱいでクルマが乗せられない」という状況に直面する可能性も。

係員の案内に従ってクルマに乗ったまま乗船します係員の案内に従ってクルマに乗ったまま乗船します

 旅行中にこのようなアクシデントに見舞われるとその後のスケジュールにも影響が出てしまいますので、事前に旅行サイトやフェリー運営会社のホームページなどを確認し、サイト内の予約サービスで予約しておくと安心できます。

 次に、予約した利用日になったら、乗船時間に余裕を持って港へ向かいます。

 クルマを載せる場合は人間だけが乗船する時よりも乗船手続きに時間がかかるため、安全かつ早めに現地に到着できるようスケジュールを組みましょう。

 例えば「太平洋フェリー」はクルマで乗船する際の手続きとして、「苫小牧港発は“120分前”」「仙台港発、名古屋港発は“90分前”」までに済ませるよう案内しています。

 これに遅刻すれば、当然ですが乗船できなくなりますので、絶対に遅れないように注意してください。

 乗船手続きが終わったら「乗船車両待機スペース」までクルマを移動させ、乗船の時が来るまでしばし待機。

 係員の案内に従ってクルマに乗ったまま乗船します。

ただし運転者以外の同乗者は、徒歩の乗客と同じように乗船口から乗船してください。

 乗船したら、船内に駐車する場所はあらかじめ決まっているので、必ず係員に指定された位置にクルマを停めましょう。
 またフェリーの大きさにもよりますが、甲板の駐車スペースは思ったよりも狭いこともあるため、船内の走行には注意が必要です。

 無事に停め終わったら、ようやくクルマから降りて船室に移動し、フェリーが目的地の港に到着するまで自由な時間を楽しみましょう。
 そして目的地に到着し「下船確認手続き」が終わったら、再び係員の案内に従って下船します。

 下船する際には、乗船時とは異なり同乗者もクルマに乗ったままフェリーから降りることができます。

 フェリーから出たら、あとはマイカーで旅先に向かって道路をドライブするだけです。乗船、お疲れさまでした。

■カーフェリーの「利用料金」はどれくらい?

 ここまではカーフェリーの利用方法を見ていましたが、気になる「利用料金」はどうなっているのでしょうか。

ぜひ一度カーフェリーでの移動も検討してみてはいかがでしょうかぜひ一度カーフェリーでの移動も検討してみてはいかがでしょうか

 カーフェリーにクルマを乗せて移動する際は、人間の乗船にクルマの積載も含めた「車両料金」を支払う必要があります。

 その金額は車両サイズやシーズンによっても異なりますが、おおよそ短距離だと3000円から5000円ほどで、中距離だと1万円から2万円。

 さらに関西から北海道に向かうといった長距離では、3万円から4万円といった価格です。

 また、車両料金は「車+運転手1人分」の料金のため、他に同乗者がいる場合は別途「乗船料金」が必要です。

 さらに乗船する船室にも種類があるので、詳しくは各カーフェリーのウェブサイトなどで確認しましょう。

 プランによっては同乗者の料金もセットになっているものもあるので、お得にカーフェリーを利用したい人は同乗者込みのプランを探してみると良いでしょう。

※ ※ ※

 クルマと一緒に海を渡ることができる「カーフェリー」は、飛行機と比べると移動に時間はかかりますが、旅先でも愛車と一緒に移動ができるのはクルマ好きにとってかけがえのない喜びです。

 遠方や離島への旅行を計画している人は、ぜひ一度カーフェリーでの移動も検討してみてはいかがでしょうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください