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日産新型「車中泊できるミニバン」は寝床がスゴい! 新型「セレナ」は寝やすさにも配慮? 施された「ひと工夫」とは

くるまのニュース / 2023年9月14日 14時50分

日産は、2022年11月にフルモデルチェンジした6代目の新型「セレナ」で、後席のシートアレンジに配慮を加えたことで、車中泊での使い勝手を向上させたといいます。どの部分が変わったのでしょうか。

■6世代にわたり「家族のためのミニバン」を進化させてきた「セレナ」

 日産「セレナ」は、2022年11月に6年ぶりのフルモデルチェンジを実施し、翌2023年4月には第2世代の「e-POWER」モデルを発売した同社の主力3列シートミニバンです。
 
 先進運転支援機能の進化など多くの特徴があるなか、「車中泊」ユーザーの使い勝手にも配慮しています。

 現行型で6代目となる新型セレナは、歴代モデルで一貫して「家族のためのミニバン」というキャラクターを進化させ続けてきたモデルです。

 新型でも広く快適な室内空間や利便性を継承する一方で、先進運転支援機能の性能向上や、第2世代のe-POWER(ハイブリッドシステム)を採用するなど、各部が進化を遂げました。

 そんな新型セレナでは、細部にわたる様々な配慮が込められています。

 特にファミリーユーザーが重視する室内や荷室の使い勝手は、さらに向上しました。

 3代目から続くセレナ伝統の装備で、2列目中央部を独立して前方へスライドすることで左右に分かれた各席をキャプテンシートのように使うことが出来る「マルチセンターシート」も引き続き採用されています。

 実は先代で追加されたe-POWERモデルには、このマルチセンターシートは運転席と助手席の間にバッテリーを搭載する関係で、設定がありませんでした。

 しかし新型セレナでは、バッテリー搭載位置などを変更したことで、採用を拡大することができたのです。

 また、先代から採用されたセレナ独自の装備で、リアゲートの窓まわり部分だけ開閉する「デュアルバックドア」も継承されましたが、新型では開口サイズを見直し、狭い場所での利便性を向上させています。

 そして日産では、2列目席と3列目席を倒してフルフラットにした際の「フラットさ」にこだわったといいます。

 車中泊ユーザーにとっては、この新型セレナで「寝心地」がどう進化したのかは気になるところです。

 新型セレナの後席シートを実際に倒してみると、2列目席の背もたれと3列目席の座面や背もたれの面が、ほぼまっすぐに保たれていることが確認できます。

 ささいなことかもしれませんが、ドライブ中の休憩時に車内でくつろいだり、車中泊のために寝床をつくる際には、こういった細部の変化が快適度に大きく影響するものです。

 ライバルのトヨタ「ノア/ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」を含め、同クラスのミニバン購入を検討する際には実際の使い道も考慮して、こうしたシートアレンジなどをしっかり比較してみると良いでしょう。

 新型セレナの販売価格(消費税込み)は、276万8700円から479万8200円です。

※ ※ ※

 より本格的に車中泊を楽しむユーザーをターゲットに、日産ではカスタムモデル「セレナ マルチベッド」を先代に続きラインナップします。

 車中泊ユーザー向けの専用カスタマイズを施したもので、3列目席を廃止し、より広い後部スペースを確保したうえで、2列目席の位置に縦2120mm×幅1320mmのセミダブル級の大型ベッドを展開するものです。

 ベッドマットは収納式で、使わない時には荷室側にまとめて置くことができます。

 主力グレード「ハイウェイスターV」「AUTECH」「XV」の3タイプに対応し、それぞれガソリンモデル(2WD/4WD)とe-POWERモデル(2WD)から選択できます。

 新型セレナ マルチベッドシリーズの価格は、365万9700円から469万9200円までです。

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