1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

オトクで話題の「ハイウェイホテル」って知ってる? 「車中泊」より快適!? 高速降りないでも「寝れる」場所とは

くるまのニュース / 2023年9月16日 7時10分

高速道路を降りずに利用できる「ハイウェイホテル」が注目を集めています。いったいどんなホテルなのでしょうか。

■楽チン&リーズナブル。高速道路にあるハイウェイホテル

 高速道路をドライブして休憩のために立ち寄るサービスエリアやパーキングエリア。
 
 疲れていれば車中で仮眠をとることもありますが、最近ではエリア内で宿泊できる場所が存在しますが、どのような場所なのでしょうか。

 サービスエリアやパーキングエリアにある宿泊施設を「ハイウェイホテル」といいます。

 全国にまだ数か所しかありませんが、高速道路から降りる必要がなく、かつ経済的なため、最近ではリピーターが出るくらい話題になっています。

 では、ハイウェイホテルはいったいどんな施設でしょうか。

 ハイウェイホテルは、サービスエリアやパーキングエリアに設置されている簡易宿泊施設です。

 ビジネスホテルなどと同様に必要最低限な設備が整っています。

 例えば、客室にはテレビや冷蔵庫、Wi-Fiなどを完備。部屋タイプもシングルやダブルなどを揃えている施設がほとんどです。

 中には、無料の朝食サービスがついたり、あるいは、併設するレストランやフードコートで食事がとれたりといったサービスが提供されていることも。

 また、宿泊するだけでなく、入浴や休憩に使える施設もあります。

 実際に施設を利用しているのは、家族旅行をする人や仕事で移動する人などさまざまです。トラックやバスなどの運転手が宿泊することもあるそうです。

 そんなハイウェイホテルの魅力は、なんといっても利便性です。

 高速道路を降りずにチェックインするので、旅の行き帰りのアクセス性は抜群。

 いったん市中の宿泊施設に向かってから目的地に行く場合と比べて、時間も体力も節約できそうです。

 また、高速道路上にあるという点では、途中下車による追加料金が発生しないのでそのぶん経済的です。

 加えて、宿泊料金もリーズナブルです。シーズンにもよりますが、ビジネスホテルなどと比べても割安な場合がほとんどです。

 そのため、コストを抑えたい場合には有力な選択肢になるでしょう。

 ホテルによっては、ペットと泊まれる場合もあります。

 きちんとしつけができているといった条件はつきますが、ペット同伴の旅も可能になります。追加料金が発生することもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

 このように、手間をかけずに休めるうえに経済的なハイウェイホテルは、長距離の出張やドライブ旅行にぴったりと言えそうです。

 それでは、ハイウェイホテルの特徴とはどのようなものなのでしょうか。ハイウェイホテルの運営をおこなうファミリーロッジ旅籠屋の担当者は、施設について次のように話します。

「施設は、アメリカンスタイルのモーテルで、車で旅する人のために作られたデザインです。

 チェックイン後の出入りは自由で、サービスエリア内には24時間運営のお店も多く、好きな時間に気軽に利用できるのもメリットです。

 お部屋は25平方メートルの広さがあり、幅154cmのベッドを2台設置し、親子4人でも十分なスペースがあります。

 風呂トイレは別で、足の伸ばせる浴槽はゆったり疲れがとれると好評です」

■どんな人が利用する? ハイウェイホテルは立地もサービスも個性的

 現在、ハイウェイホテルは東北自動車道をはじめ、東名高速道路、東海北陸自動車道、名神高速道路、山陽自動車道、関門自動車道、徳島自動車道にあります。

 近くに名所や観光地があったり、各地への拠点となっていたりと好立地のサービスエリアやパーキングエリアに設置されていることがほとんどです。

 ハイウェイホテルを利用するユーザーや魅力について、前出の担当者は次のように話します。

「帰省であったりテーマパークであったり目的地はさまざまですが、その中継地点として宿泊されるお客様が多いです。

 また比較的当日に予約いただくことが多いです。

 温泉や豪華な料理を楽しむ宿もいいですが、宿泊自体を目的としない場合はリーズナブルに泊まりたいというニーズが増えています。

 車中泊もそのひとつですが、旅籠屋のユーザーは、ぐっすり眠って翌日をアクティブに過ごしたいというファミリー、グループ、また長距離移動して朝早くからお仕事のある方が多いです。

 最近は、金曜の夜に宿泊し、土曜の早朝に出発して観光地を巡り、日曜は自宅でゆっくり過ごす、といった時間差をうまく利用して渋滞知らずの旅をする方も増えています」

佐野SA店デッキからはサービスエリア内が見られる(画像提供:ファミリーロッジ旅籠屋)佐野SA店デッキからはサービスエリア内が見られる(画像提供:ファミリーロッジ旅籠屋)

 他にもいくつかハイウェイホテルがあります。

 東北自動車道の概ね中間点にあたる長者原サービスエリア(上り)には、「E-NEXCO LOGDE 長者原SA店」があります。

 東北各地に行きやすいだけでなく、水鳥の越冬地である化女沼(化女沼)が敷地内から観察できるなど好ロケーションが特徴的です

 また、東名高速道路の豊田上郷サービスエリア(下り)のハイウェイホテルは、カプセルタイプ客室の「ファーストラウンジ豊田上郷」です。平日であれば、1人3000円から宿泊が可能です。

※ ※ ※

 全国に点在するハイウェイホテルはどこも快適に泊まれます。

 さらに、サービスエリアやパーキングエリアならではのご当地グルメを楽しんだり、サービス施設を利用したりできるので、一般的な簡易宿泊施設と比べてお得と言えるかもしれません。

 クルマを使ってリーズナブルな旅を計画しているなら、いちどハイウェイホテルを検討するとよいでしょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください