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「最西端」目指す西九州道で“トンネル貫通” 平戸直通ルートも同時建設中! 松浦佐々道路の計画に待望の声集まる

くるまのニュース / 2023年10月6日 16時10分

建設が進む松浦佐々道路で、初めてトンネルが貫通しました。この道路は西九州道の一部を構成しますが、計画に対しSNSではどのような反響があったのでしょうか。

■西九州道の西端を結ぶ松浦佐々道路

 建設が進む松浦佐々道路(西九州道)の松浦2号トンネル(仮称)が、2023年9月2日に貫通しました。SNSではこの道路計画について、どのような反響があったのでしょうか。

 松浦佐々道路は、長崎県の松浦市(西九州道の松浦IC)と佐々町(同・佐々IC)を結ぶ延長19.1kmの高規格幹線道路です。2014年度に事業化され、自動車専用道路として幅員12.0m、2車線(片側1車線)、設計速度80km/hで整備が進められています。

 福岡市を起点とし、佐賀県唐津市・伊万里市、長崎県松浦市・佐世保市などを経由して佐賀県武雄市に至る西九州道の一部を構成します。また、長崎県北部の幹線道路である国道204号のバイパスにも位置付けられています。

 松浦佐々道路の途中には、平戸ICと江迎鹿町ICが設置されます。両ICとも場所は佐世保市内ですが、平戸ICは九州最西端に位置する平戸市への玄関口となります。

 今回は、建設の進む松浦佐々道路の松浦2号トンネルが貫通しました。

 松浦市内に位置するこのトンネルは延長1298mで、松浦佐々道路で計画されているトンネル7本のうち最初の貫通です。

 SNSでは、「早く開通してほしい!」「早く開通すれば九州ももっと便利になりますね」「これこそ必要な道路ったい」といった早期開通を望む投稿が複数ありました。

 また、「平戸がまた少し近くなるのかな?」「平戸ICが平戸市から離れているのは気になる」など、平戸へのアクセスを気にする声も。

 実際は、松浦佐々道路の平戸ICから平戸市中心部へは、北松広域農道(北松やまびこロード)と県道を介して平戸大橋と直結するアクセスルートの整備が進んでおり、2023年7月には田平の平戸大橋入口交差点付近で県道が開通し、同交差点は丁字路から十字路に変わっています。

 松浦佐々道路が開通すると、松浦~佐世保間や平戸~佐世保間の所要時間が大幅に短縮され、観光や救急医療アクセスなどへの寄与が期待されています。

 事業を進める国土交通省九州地方整備局の長崎河川国道事務所は、「引き続き、松浦佐々道路の早期完成に向け事業を推進してまいります」としています。

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