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ホンダの新型「最上級ミニバン」まもなく“日本”到着!? 2年ぶり復活の「オデッセイ」中国から輸出開始

くるまのニュース / 2023年9月28日 7時40分

2023年9月25日、ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」は、新型「オデッセイ」の輸出を開始したと公表しました。これらはまもなく日本にも到着するモデルだと思われます。

■ホンダ新型「オデッセイ」予約受付開始! でも…アレがない!

 2023年9月25日、ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」は、9月7日に先行予約受付を始めた新型「オデッセイ」の輸出を開始したと同社のSNSアカウントを通じて公表しました。

 オデッセイの初代モデルは、1994年に「クリエイティブ・ムーバーシリーズ」の第1弾として登場。現行モデルは2013年に誕生した5代目ですが、日本では、2020年11月6日に実施された大規模なマイナーチェンジが行われるも、翌2021年に日本の生産拠点統廃合に伴い国内での販売は終了となっていました。

 しかしその2年後の2023年4月7日に、ホンダは日本市場復活を宣言。同年冬に販売が再開される予定となっていました。

 さらに9月7日、ホンダは新型オデッセイの先行予約受付を開始。公式ウェブサイトを更新し、グレード展開やボディカラーなど実際に販売されるモデルの詳細が公開されました。

 日本市場復活を果たすオデッセイは、2021年末まで国内販売されていたモデルをベースに、一部改良を施した新型オデッセイです。生産は、前述の広汽本田汽車が行います。

 過去に日本で販売されていたオデッセイと比較すると、エクステリアは、ブラックを基調としたフロントグリルやドアミラー、アルミホイールなどにより、さらにスポーティかつ高級感の高い印象へと変化。

 また、インテリアは、本革シートを標準装備とするほか、2列目には両側アームレスト付き4ウェイパワーシートとシートヒーター、折りたたみ式の2列目シートセンターテーブルを採用、さらなる快適な室内空間を実現しています。また、従来のシフトレバーに代わる「エレクトリックギアセレクター」を新採用し、インパネまわりがスッキリしています。

 先進安全装備は、安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」に、新たに「近距離衝突軽減ブレーキ」「オートハイビーム」「急アクセル抑制機能」を追加しました。

 新たなタイプとしてブラック加飾を各所に施した「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」も設定。

 グレード展開は、これに加えて上位グレードの「e:HEV ABSOLUTE・EX」と、ベースグレードの「e:HEV ABSOLUTE」の計3種です。

 ボディカラーは、プラチナホワイト・パール、フォーマルブラック、プレミアムヴィーナスブラック・パール、メテオロイドグレーメタリックの全4色が用意されます。

 ちなみにこのグレード・ボディカラー展開は、中国で販売されるオデッセイと比べると選べる選択肢が若干少なくなっており、中国で販売されるオデッセイに存在するストリーミングマジックパープル(ダークパープル)とオーロラブルー(メタリックブルー)のボディカラーや、2列レイアウト・4人乗り仕様「エリートエディション」が存在しません。

 今回、広汽本田汽車は、同社のSNSアカウントを通じて新型オデッセイの輸出が始まった旨を、SNSアカウントを通じて公表。

 同時に公開された写真では、港で右ハンドルの新型オデッセイが船に積み込まれる様子が確認できます。明示されておりませんが、おそらく日本向けであると予測され、まもなく新型オデッセイが日本上陸すると思われます。

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