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最近流行りの「大径ホイール」何が良い? 新型「クラウン」は21インチの特大サイズ装着!? 取り扱い注意なワケとは

くるまのニュース / 2023年9月28日 14時10分

最近のニューモデルは、新車装着時から大径ホイールを履くのがトレンドになっています。しかしホイールが大きくなるぶん、タイヤは薄くなり、取り扱いも難しくなるのですが、どのような点に注意したら良いのでしょうか。

■大径ホイールのメリット・デメリットとは?

 クルマをより魅力的に見せるカスタムには様々な手法がありますが、そのなかでも定番といえるのが「ホイールのインチアップ」です。
 
 そんななか、最近のニューモデルには20インチを超える純正タイヤ&アルミホイールが新車装着されているなど、大きなホイールがトレンドになっているようです。

「オールドミニ」やひと昔前の軽自動車などは13インチなどが主流でしたが、タイヤ性能の向上に伴い、2000年代あたりからホイールが大径化。

 現在は軽自動車で15インチ、普通車では17インチ・18インチが主流で、SUVや高級車にいたっては20インチ前後も普通に装備される時代になり、たとえばトヨタ「クラウンクロスオーバー」には21インチ、新型「プリウス」には19インチが標準装備されています。

「大径ホイール」のメリットとデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。以前から大径ホイールを扱っていたカスタムショップのオーナーに聞いてみました。

「大径ホイールによるメリットは、まず見た目がスタリッシュになることです。

 ただしタイヤが扁平になるほど、ホイールハウスとの隙間も目立つため、車高調サスペンションなどでローダウンする必要があり、見た目はカッコ良いのですが、乗り心地が悪化してしまうことがあります」

 もちろん、大径ホイール装着によりブレーキローターなども大型化でき、より強い制動力を得られるようになるメリットはありますが、やはりデメリットも多いといいます。

「大径ホイール自体が高価なことに加え、乗り心地が悪化する可能性も否定できません。取り扱いはいつも以上に注意が必要になります」(カスタムショップのオーナー)

 では、大径ホイールならではの注意点にはどのようなことがあるのでしょうか。

「見た目重視で大径ホイールを装着する人が多いのですが、カッコ良いホイールに履き替えたからにはガリ傷には注意が必要です。

 坂やスロープはまっすぐ登らず、路側帯にもあまり寄せ過ぎないようにするなど、気を遣う場面が多くなるかもしれません。

 また低扁平率タイヤなので内圧が高く、定期的な空気圧のチェックも重要です。また路面のうねりなども要注意です」(カスタムショップのオーナー)

 さらに、大径化したホイールに合わせてタイヤも内形の大きいものを組み合わせる必要がありますが、そのようなタイヤは価格が高い傾向にあるので、それも考慮すべき点でしょう。

「一般的に1インチホイールをアップするとタイヤ価格は20%から40%もアップすると言われています。

 大径ホイールには、そういったことも含めての覚悟が必要です。純正で20インチならば、そのままのサイズをキープするのがベストだと思います」(カスタムショップのオーナー)

※ ※ ※

 ホイールが大きくなればタイヤは薄くなり(扁平率が下がる)、見た目はカッコ良いのですが、傷つけやすくなったり乗り心地が悪くなってしまう可能性があるので、取り扱いには注意が必要とされています。

 それでも、愛車がスタリッシュに見せるという大きなメリットもあります。カスタムの第一歩として大径ホイールを装着してみるのも良いかもしれません。

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