ホンダ新型軽「N-VAN e：」初公開！ 純正アクセも早速登場 趣味もはかどる便利アイテム多数設定 床マットは“初”素材

ホンダが新型商用軽EV「N-VAN e：」の情報を先行公開したのに合わせて、ホンダアクセサリーも同モデルの純正アクセサリーの一部を公開しました。

■ホンダアクセスが純正アクセサリーを一部公開

　ホンダ車の純正アクセサリーの開発・販売を手掛けるホンダアクセスは2023年9月28日、新型商用軽EV「N-VAN e：（エヌバン イー）」の純正アクセサリーの一部を先行情報サイトに公開しました。

　ホンダは同日、軽バン「N-VAN」をベースとしたN-VAN e：に関する情報を、ウェブサイトで先行公開しています。

　エクステリアは、N-VANのデザインを踏襲しつつ、使用済み自動車のバンパーをリサイクルした「バンパーリサイクル材」をフロントグリルなどに使用しています。

　インテリアは、使いやすいスクエアな空間や使い勝手の良い収納、エアコン操作部やシフトポジションスイッチなどの機能をドライバー席側に集中配置するなど、利便性を向上させています。

　荷室のフロア下に搭載するバッテリーは薄型化し、床はフラットで低く、天井は高くすることで、広く大容量な荷室空間を実現。

　また、助手席からリアシートまでフラットにすることで、長尺物も積載可能。さらに助手席側のセンターピラーをなくして開口部を大きくすることで、側面からも荷物の積み降ろしを容易にしています。

　航続距離は、配送業務に十分対応できるようWLTCモードで210km以上を目標に開発しています。

　また、ブレーキ操作に対してリニアに反応する電動サーボブレーキを軽商用バンに初めて採用。これにより、ブレーキがスムーズに掛かるようになり、荷崩れさせづらいコントロール性を実現しました。

　これらにより、ホンダは商用車に必要とされる「運転しやすい、疲れにくい、安心できるクルマ」を提供するとしています。

　そして今回、ホンダアクセスからは、一部の純正アクセサリーが公開されました。

　軽商用バンに求められる積載性だけでなく、様々な趣味のシーンにおいても機能性・快適性をさらに高めるアイテムを多数用意するといいます。また、EVならではの製品も登場します。

　その一部として、エクステリアには、「Honda e：TECHNOLOGY」のロゴをあしらった「デカールクォーターウインドウ」や、EVの文字が目を引く「デカールEV」を設定。

　インテリアには、環境負荷低減を目的に、リサイクルPET素材を採用したフロアカーペットマットを新たに設定しています。

　このリサイクルPET素材は、従来のポリプロピレン素材を置き換えたもので、原材料製造時の二酸化炭素削減や、従来品と比べて大幅な軽量化を実現するといいます。

　ホンダ純正アクセサリーへのサステナブル素材の採用は、このフロアカーペットマットが初めてです。

　充電まわりは7mと15mのケーブルや、AC100Vコンセントに対応するアダプターを用意。また、屋外で充電する際にポート内の汚れを防ぐ「ポートリッドカバー」なども設定します。

　クルマから最大1500WでAC給電できる「AC外部給電器」も用意し、レジャーや、万が一の停電への備えにできます。

　これらのアクセサリーが対応する新型N-VAN e：は、2024年春に発売される予定です。