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日産「ハコスカ」が330万円で買える、なぜ? ド派手オレンジボディ輝く! 激レア個体の正体とは

くるまのニュース / 2023年10月12日 17時10分

通称「ハコスカ」とも呼ばれる日産「スカイライン(C10型)」は、中古車市場で高値で取引されることで有名です。そんななか、今回発見されたのはわずか330万円という、驚きの価格の個体です。

■ハコスカが300万円台!? そのクルマの正体は?

 1968年にデビューした3代目となる日産「「スカイライン(C10型)」は「ハコスカ」の愛称で親しまれており、現在でも中古車市場では高値で取引されることで有名です。
 
 そんななか、今回発見されたのはわずか330万円という価格の個体ですが、どのような特徴があるのでしょうか。

 ハコスカは、生産終了の1972年から約50年以上経っている現在でも、多くのファンに愛される1台です。

 初代スカイラインは1957年にデビューしました。欧州車のような迫力のあるデザインは、国内でも人気が高く累計販売台数は4万3970台まで登りました。

 2代目は1963年に登場。「スカG」の愛称で親しまれたこのモデルは、初代から引き続き小型ファミリーセダンのコンセプトで投入されます。

 そして3代目スカイラインは、さらなる進化を遂げてデビューしました。

 1.5リッターエンジンを搭載するファミリーカーとして、実用性が高かっただけでなく、スポーツ走行性も高いモデルです。

 ハコスカと呼ばれるようになったのは、3代目スカイラインのデザインが、角ばった箱型であったことが名前の由来となっています。

 総販売台数は約31万台を記録し、大ヒットとなったハコスカ。

 このモデルから派生して、初代「スカイラインGT-R」も誕生するなど、スカイライン史上重要な役割を担っているモデルです。

 そんなハコスカは現在でも高い人気を誇っており、中古車市場では1000万円を超える高価格帯で取引が行われています。

 しかし、今回発見されたモデルは、そのわずか三分の一程度のお値打ち価格の1台です。

 この2ドアクーペモデルのスカイラインは、ボディカラーはイエローで仕上げられています。

 ペイントが綺麗に磨き上げられており、大きな傷などは見受けられない良好な状態です。

 内装は使用感こそあるものの、そのクルマの歴史と歩んできた道なりを伝えてくれる味わい深い見た目となっています。

 ボディのサイドにはスカイラインのバッヂが貼られており、リアには2000GTのバッヂもつけられています。

 この個体を取り扱う千葉県のバクヤスオートの担当者は、このモデルについて、次のように話します。

「このスカイラインクーペは一般的なハコスカとは少し違っています。

 搭載されているエンジンが1800ccで、GL1800と呼ばれています。

 通常のモデルと比較するとショートノーズで、個体数も少ないのが特徴と言えます。

 1971年式ということもあり、年式こそは経過していますが、ワンオーナーで非常にコンディションが良いというのがこの個体の魅力です。

 弊社で取り扱うこととなった経緯は、だいぶ前の話なので正確には覚えておりません。

 つい最近まではガレージ保管されており、中古車販売サイトなどでも、つい最近露出を始めたばかりです」
 
 また、どのような反響があったのでしょうか。前出の担当者は次のように話します。

「お客様からは『ハコスカなのに安い!』と思わさせて、実際によく見ると『あれ?』と思う人。

 また、普通のモデルと違うところに魅力を感じてくださる人もいます。

 逆に、ハコスカでないことに気が付かない人もいらっしゃるので、その際はこの個体の違った点を説明しています」

※ ※ ※

 この一味違ったスカイラインクーペは、330万円という通常のハコスカと比較すると約十分の一ほどの価格で販売されています。

 また初代ハコスカGT-Rは、生産台数が2000台ほどという希少性もあり、極上のコンディションの場合だと中古車市場で4000万円にも登る価格で取引された実績もあります。

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