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日産が新型「車中泊」カー発表! 高性能ベッド「寝心地」どう!? 「キャラバン マイルーム」実際に“寝転んで”みた!

くるまのニュース / 2023年10月25日 19時10分

2023年10月11日、日産は新型「キャラバン MYROOM(マイルーム)」を発表しました。室内に「車中泊」用のベッドを搭載しますが、その寝心地はどのような感じなのでしょう。いち早く試してみました!

■「クルマの内装感」を徹底的に排除した「部屋」のような室内

 日産は2023年10月11日、ワンボックス型の商用バン「キャラバン」に新たなラインナップとして「キャラバン MYROOM(マイルーム)」を発表しました。
 
 後部の広大な荷室空間をウッディな「部屋」につくりかえ、そこに可変式のベッドを備えた「車中泊」仕様ですが、気になるのはその寝床の「寝心地」です。そこでさっそく「寝転んで」みました。

 新型キャラバン マイルームは、これまでにない斬新な車中泊カーです。

 日産は新型キャラバン マイルームについて、次のように説明します。

「日常生活に追われる中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間がほしいお客さまに向け、自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックス(憩うこと)ができるクルマとして開発したモデルです。

 これまでにない新たなカテゴリーのクルマを目指しました」

 室内には木目をふんだんに使用していますが、そうすることで「クルマの内装感」を徹底的に払しょくしたかったといいます。

 天井にはスポット照明付きの木目調ルーフパネルが備わり、後部の窓にはウッドブラインドも装着され、まさに「部屋」そのものといった雰囲気です。

 後席(セカンドシート)には独自開発による「2in1シート」を搭載し、容易にシートの向きを変えたりすることが可能で、しかも操作感が軽いのも注目したい点です。

 座面と背もたれには、シートの表と裏で硬さが異なるクッションパッドを採用し、走行中(前方向きの着座時)には程よい硬さで乗り心地を確保し、駐車時に後方に向けた際にはソファのような柔らかい掛け心地としました。

 そしてソファ使用時に使えるのが「スライドテーブル」で、好みの位置にスライドさせたうえで自在に固定することが可能です。

 後部に備わる車中泊用の大型ベッド部分は「折りたたみベッド」と「MYROOM跳ね上げベッド」の2タイプから選択できます。

 そのうち折りたたみベッドは2分割式で、片方を用いることで2in1シートとスライドテーブルをはさんで向かい合わせに座るベンチとしたり、リアゲート側に設置してテーブルも固定することで、風景を楽しめるリビングのような使い方も楽しむことができます。

 このように使い方に応じた部屋のカタチに変化するのも、新型キャラバン マイルームのユニークなところです。

■大人2名で「寝心地」を試してみた!

 そしてなんといっても、新型キャラバン マイルーム最大の見どころは大きなベッドにあります。

 シート素材にはシンプルながら上質感のあるヘリンボーン生地を採用し、ウッディなインテリアの雰囲気とのマッチングも良好です。

日産「キャラバン」車中泊モデル 新型「キャラバン マイルーム・MYROOM 跳ね上げベッド」[画像はベッドを跳ね上げた状態]日産「キャラバン」車中泊モデル 新型「キャラバン マイルーム・MYROOM 跳ね上げベッド」[画像はベッドを跳ね上げた状態]

 そして折りたたみベッド、MYROOM跳ね上げベッド共に、大型のベッド空間が広がります。

 なおMYROOM跳ね上げベッドは、その名のとおり壁面に跳ね上げ収納するタイプで、折りたたみタイプよりもイージーにベッド設営ができるのが特徴です。

 2in1シート同様に、軽い操作感となっているのも魅力といえます。

 今回は、その跳ね上げベッドの寝心地を試してみることができました。

 くるまのニュース編集部員の男性2人が実際に寝転んでみたところ、大人2名が余裕をもって寝ることが確認できました。

 編集部員のうち1人は身長180cm級と大柄でしたが、それでも天地方向には十分な余裕があります。

 寝床は柔らかすぎず程良い硬さを保っていて、寝返りをうつのも楽にできます。

 空間自体も四角く余計な出っ張りも少ないため居心地も良く、これならひと晩中、快適に睡眠がとれそうです。

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 新型キャラバン マイルームは、ポータブルバッテリー電源や、キャンプ場などの外部給電システムを用いることで、エンジンが停止した状態でも車内のAC100V電源が使用できる仕様となっています。

 開発にたずさわった日産の開発者は「景色の良い旅先で仕事をしたりするワーケーションにも活用できる仕様としました」と話します。

 ユーザーのアイディア次第で、様々な活用方法がありそうです。

 なお新型キャラバン マイルームのベースモデルは最上級グレード「キャラバン GRANDプレミアムGX」で、ガソリン車(2WD)とディーゼル車(2WD/4WD)から選択できます。

 発売は2024年夏の予定で、詳細は後日発表されますが、まず先行して特別仕様車「キャラバン マイルーム ローンチエディション」が期間限定で導入されます。

 車内カーテン、ウッドブラインド、AC100V電源、スポット照明付きの木目調ルーフパネル、ロールスクリーン、ルーフサイド間接照明が標準装備され、カーテンと同じ生地のオリジナルクッションも付属します。

 フル装備となったキャラバン マイルーム ローンチエディションの販売価格(消費税込み)は、595万8700円から714万100円。10月11日より予約注文の受付を開始し、納車は2024年上旬の予定です。

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