550万円超え! 全長4m級の新型「小さな高級車」誕生!? 11年ぶり全面刷新した新型「ビュート ストーリー」 超豪華な“フルオプション仕様”の詳細とは?
くるまのニュース / 2023年10月19日 17時40分
光岡が2023年9月22日に発売した新型コンパクトカー「ビュート ストーリー」最上級モデルに、メーカーオプションをすべて選択すると、どれくらいの金額になるのでしょうか。
■まさかの「アルファード」超え価格に! 驚きの仕様とは
光岡は2023年9月22日、新型コンパクトカー「ビュート ストーリー」を発売しました。
光岡のクラフトマンシップによって多くの工程を手作業により完成された同車は、まさに「小さな高級車」と称される上品な仕上がりですが、最上級グレードに選択できるメーカーオプションをすべて装着すると、いくらになるのでしょうか。
初代ビュートは1993年に登場。日産のコンパクトカー「マーチ」をベースに、英国の高級車であるジャガー「マークII」をモチーフとした手作りの外装パーツを装着するモデルです。
キュートな丸形ヘッドライトやメッキバンパーなど、クラシカルな印象をもたらす特徴的なエクステリアが人気を博し、累計1万3000台が販売されるなど、多彩なカスタムモデルを手掛ける光岡のなかでは主力モデルに位置しています。
ビュートはこれまで一貫してマーチをベース車両に採用しており、マーチのモデルチェンジとともにビュートも改良されていましたが、2022年8月をもってマーチが国内販売を終了し、ベース車両が不在となっていました。
そして今回、ビュート登場から30年目を迎える節目として後継モデルとなる新型ビュート ストーリーが発売されました。
11年ぶりの全面刷新となった新型ビュート ストーリーは、シリーズ通算4代目となり、ベース車両はシリーズ初のトヨタ車である「ヤリス」が採用されました。
新型ビュート ストーリーは先進運転支援システムの採用など、進化を遂げながらも、従来と変わらないコンセプトをもった、令和にふさわしいクルマに生まれ変わったといいます。
ボディサイズは、全長4090mm×全幅1695mm×全高1500mm-1515mm。
エクステリアは、瞳のような丸型ヘッドランプやハート型のグリルなどを装備。人懐こい表情とレトロなデザインを継承しています。
インテリアはヤリスがベースですが、シートは8色から選べるレザーシートを採用するほか、インパネとシートが同色となるオプションも用意します。
パワートレインはヤリスと同一で、1リッターもしくは1.5リッター直列3気筒エンジン、さらにビュートでは初となる1.5リッター直列3気筒エンジン+モーターを組み合わせるハイブリッドの3種類から選択が可能です。
トランスミッションは、1リッターエンジンモデルではCVT、1.5リッターエンジンモデルではCVTもしくは6速MT、ハイブリッドモデルではCVTが組み合わされます。また、駆動方式は2WD/4WDが選択可能です。
そんな新型ビュート ストーリーですが、もっとも高額なグレードは「ハイブリッド LX」の4WD(E-Four)車で、価格(消費税込)は429万円です。
これに、可能な限りオプションを選択していきます。
ボディカラーは全8色を用意していますが、このうち鮮烈な印象の「テラコッタオレンジマイカ」、レトロ感を強調するやわらかな「コーラルベージュメタリック」が44万円の設定で、もっとも高額なオプションです。
また、車内を豪華に彩る全8色のパイピング&ステッチ入り「専用レザーシート」(38万2800円)、インパネやパワーウインドウスイッチなどの「専用加飾パネルセット」(8万2500円)も選択し、光岡のモデルらしさを追求したものを装着します。
このほか、ベースのヤリスにも用意される安全装備として「自動防眩インナーミラー」(ドライブレコーダー付・5万3900円)、「ブラインドスポットモニター+パーキングサポートブレーキ」(10万100円)、「パノラミックビューモニター」(3万3000円)も装着。ビュートとしてはこれまでになかった高い安全性を実現しました。
パッケージオプション「コンフォートシートセット」では、ヘッドレスト別体のフロントシートが装備されるほか、空気清浄機能「ナノイーX」が装着されたり、LEDアンビエント照明などもセットされるお買い得オプションで、価格は6万2700円。こちらも選択します。
さらに、非常時給電システム付き「アクセサリーコンセント」(4万4000円)、「寒冷地仕様」(2万5300円)を選んだところ、装着されるオプションを価格は下記のようになります。
●メーカーオプション(121万3300円)
・ボディカラーオプション「テラコッタオレンジマイカ」/「コーラルベージュメタリック」:44万円
・専用レザーシート:38万2800円
・専用加飾パネルセット:8万2500円
・自動防眩インナーミラー(ドライブレコーダー付):5万3900円
・ブラインドスポットモニター+パーキングサポートブレーキ:10万100円
・パノラミックビューモニター:3万3000円
・コンフォートシートセット:6万2700円
・アクセサリーコンセント:4万4000円
・寒冷地仕様:2万5300円
(ブラインドスポットモニター・パノラミックビューモニター・寒冷地仕様の3点を選んだ場合の減額料金):-11000円
これらを選択した結果、新型ビュート ストーリー ハイブリッド LX E-Fourの価格(消費税込)は550万3300円になりました。
※ ※ ※
近年はコンパクトカーであっても、シックな色使いのエクステリアや加飾、上質な素材の内装を持つ「小さな高級車」が多くのメーカーから設定されており、日産「ノート オーラ」やホンダ「フィット LUXE」などが挙げられます。
こうしたモデルは比較的販売も好調で、主に子育てを終えミニバンを卒業した層や、高級セダンなどを乗り継いできたシニア層など、小さな高級車への需要が高いことがうかがえます。
最上級モデルのオプションフル装備のビュート ストーリーでは、安全装備も充実し、内外装も上級車顔負けといっても過言ではない仕上がりになりましたが、価格は他のコンパクトカーとは一線を画し、新型「アルファード」(Z ガソリン車 2WD)の540万円を超える、超豪華なものとなっています。
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