レクサス「最上級ミニバン」発表! 「LM」4年ぶり全面刷新でついに日本上陸 「至高の4人乗り仕様」2000万円から
くるまのニュース / 2023年10月19日 13時30分
レクサスが、新型高級ミニバン「LM」の日本国内仕様を発表しました。
■「LM」日本国内仕様を発表
レクサスは2023年10月19日、新型ミニバン「LM」の日本国内仕様を発表しました。どのような特徴があるのでしょうか。
LMは、中国やアジアを中心にショーファーカー(専属運転手がハンドルを握り、オーナーやゲストが後席に乗る高級車)としてのMPVの需要増加に合わせて2020年に誕生。そして2023年4月には、中国の上海モーターショーでフルモデルチェンジした2代目の新型LMを世界初公開していました。
2代目LMは、近年のラグジュアリー市場におけるユーザーの価値観の変化を受けて、車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義を全面刷新したといいます。
新型LM開発にあたり開発陣が掲げたコンセプトは「素に戻れる移動空間」。すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることを目指したそうです。
また、ドライバーは素直で正確な操縦性などにより気を遣うことなく運転の楽しさを実感でき、乗員はノイズや不快な振動を気にすることなく、車内での時間をゆったりと過ごせる快適性と機能性を備えています。
プラットフォームには、新たなGA-Kを採用。従来型比約1.5倍のボディねじり剛性など体幹を強化しています。
ボディサイズは、全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mm(17インチタイヤ装着車は1945mm)、ホイールベース3000mmです。
レクサス初の周波数感応バルブ付きAVSとリアコンフォートモードを搭載するなど、乗り心地と静粛性をさらに進化させています。
外観は、次世代レクサスデザインの目指す「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションによる独自性の追求」を表現。
乗員スペースを最大限に確保した前後方向に抜けの良い開放的なキャビンと、走りの良さ・乗り心地を想起させる前後タイヤの存在感を強調した造形を融合させることで、躍動感がありながら上品で伸びやかなLM独自のフォルムを実現しました。
フロントは、レクサスのアイデンティティであるスピンドルボディをさらに進化させ、押し出しの強いスピンドル形状のグリルに外板色を採用することでボディと一体でシームレスに表現。
さらに周辺部品との境界の段差を減らし、ボディとより融合した構成とすることで、空力性能や冷却性能、安定性にも寄与しています。
内装は、室内高のあるパッケージを生かしながら、水平・垂直を基調としたシームレスなデザインで広く心地良い空間を表現。リビングのようにくつろげる世界観を追求しました。内装色は「ソリスホワイト」「ブラック」の2種類が用意されます。
■後席は贅を尽くした“ファーストクラス”
今回、新型LMは、ショーファーカーの用途を想定した2列4人乗りモデルが導入されます。
前席は、レクサスのコックピット思想「Tazuna Concept」を継承しつつ、インストルメントパネルとドアトリムがシームレスにつながるシンプルで大らかなデザインテーマにより、モダンで広がりのある空間を表現。
ステアリング周辺に走行系機能を集約するとともに、ヘッドアップディスプレイや12.3インチ液晶メーター、14.1インチセンターディスプレイも装備しています。
運転席は8wayパワーシート、助手席は4wayパワーシートとし、表皮はセミアニリン本革を採用。温度調整可能なシートヒーターとシートベンチレーションを設定しています。
レクサス新型「LM」
後席は、開放的ながらモダンで落ち着きのある空間を表現。部品間の段差を減らすなど、内装の構成要素から乗員にとっての視覚的ノイズを減らし、リラックスできる空間を追求しています。
座席はオットマン付きパワーシートと頭部を支える大型ヘッドレストを完備。シートヒーターとシートベンチレーションを設定するとともに、表皮はレクサス最高級本革のL-ANILINEを採用しています。
ちなみにシートヒーターは、レクサスで初めてアームレストとオットマンにも採用しています。
手元には脱着可能なタッチ式操作パネルを装備し、照明やオーディオなどを操作できます。リクライニング時も体勢を変えずに操作できるそうです。
サンシェードは、ルーフ、スライドドア、リヤクォーターそれぞれに装備し、左右個別開閉と一括開閉を電動で操作できます。サイドのガラスシェードは上から下へ作動するため、直射日光を避けながら景色を楽しめるようにもなっています。
収納は各所に装備したほか、人数分以上のボトルホルダーも設定。端子類も、通信用・充電用のUSB(Type-C)をはじめ、HDMI、AC電源などが各所に備わっています。
後席前方には、48インチ大型ワイドディスプレイを備えたパーティションを設置し、パーソナル感とプライバシー感を高めています。
このパーティションの中央には冷蔵庫もあり、750mlシャンパンボトルだと3本、500mlペットボトルだと6本入ります。
オーディオは23スピーカーシステムを搭載し、奥行き感のある包み込まれるようなサウンド空間を構築しています。
パワートレインは、2.4リッター直列4気筒ターボエンジンとモーターによるパラレルハイブリッドシステム(eAxle)と6速ATの組み合わせで、最高371馬力を発揮。WLTC燃費は13.5km/Lです。
安全機能面は、先進予防安全技術「Lexus Safety System+」を採用。
運転状況に応じて適切な操作サポートを行う「プロアクティブドライビングアシスト」や、「ドライバーモニター」との連携によるドライバーの運転状況に応じた最適制御などを搭載しています。
さらに高度運転支援技術「Lexus Teammate」の機能として「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」と、「アドバンストパーク(リモート機能付)」を採用しています。
新型LM(LM500h)のグレードは「EXECUTIVE」のみ。価格(消費税込)は、2000万円です。
10月19日から注文の受付が始まり、12月下旬頃に発売される予定です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
約250万円! ホンダ 新型「コンパクト”ミニバン”」発表! 8年ぶり全面刷新の「フリード」どんなクルマ?
くるまのニュース / 2024年6月27日 13時30分
-
ホンダ「新型コンパクトミニバン」発売! 8年ぶり“全面刷新”でめちゃ「カクカクデザイン」採用! 上質になった「新型フリード」 250万円から
くるまのニュース / 2024年6月27日 11時0分
-
ジャパニーズショーファーカーの決定版? レクサス「LM」の後席を試す
マイナビニュース / 2024年6月26日 11時0分
-
レクサス新型「最高級モデル」登場! もはや“自分で運転する必要ない”クルマの正体とは? 2000万円の超高級ミニバン「LM」に反響あり!
くるまのニュース / 2024年6月12日 15時40分
-
レクサスのミニバン「LM500h」本命6人乗りの中身 単なるアル/ヴェルの豪華版ではない仕上げ方
東洋経済オンライン / 2024年6月11日 7時40分
ランキング
-
1すき家、7月から“大人気商品”の復活が話題に 「この時期が来たか」「年中食いたい」
Sirabee / 2024年6月29日 4時0分
-
2湿気が多いこれからの季節に役立ちそう…警視庁が紹介する「跡が残らないヘアゴムの結び方」
まいどなニュース / 2024年6月30日 20時30分
-
3冷ややっこの「やっこ」の意味ってなに? その由来は江戸時代の大名行列にあった!
週刊女性PRIME / 2024年7月1日 6時0分
-
4トヨタ次期「セリカ」に期待! 「まもなく登場?」 8代目「次期型」20年弱ぶりに復活!? みんなの声は
くるまのニュース / 2024年7月1日 7時10分
-
5パンと白米よりやっかい…糖尿病専門医が絶対に飲まない"一見ヘルシーに見えて怖い飲み物"の名前
プレジデントオンライン / 2024年7月1日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)