900万円の斬新「2人乗りジムニー」発売！ 見た目はフツーのカスタム仕様？ 内装はブラウンで質感高め！ 何が凄いのか

世界的に高い人気を誇るスズキ「ジムニー」にはカスタム車両も多く存在します。そんななか、イギリスのカスタムショップ「Twisted」が驚きのカスタムを行って、SNSで注目を集めています。

■約900万円のジムニーは何が凄いのか？

　スズキ「ジムニー」は世界的に高い人気を誇るSUVです。
　
　そんななか、イギリスのカスタムショップ「Twisted」が驚きのカスタムを行って、SNSで注目を集めています。

　ジムニーにはカスタム車両も多く存在し、国内外で様々なカスタムが施されたモデルが存在します。

　近年は、メルセデス・ベンツ「Gクラス」やランドローバー「ディフェンダー」など、ジムニー同様に角ばったデザインを持つ、モデルに似せるものが流行しています。

　そんなジムニーですが、今回のカスタムはイギリスのショップ「Twisted Automotive」により施工されたものです。

　通常のジムニーと比べて、Twistedジムニーは4つのコンセプトの軸を元にジムニーのカスタムを行っています。

　それらの4つは「パワーアップ」「高級感の向上」「より楽しいドライビング」「独特な存在感」とされています。

　パワーアップについては、ジムニーの最高出力を向上させて、より迅速な加速と高速走行を可能にしています。ターボとECUのカスタマイズにより、最大出力は165hpまで上昇。

　高級感の向上は、内外装にさまざまな高級素材や加工が施され、ジムニーのオリジナルのシンプルさを維持しつつ、より高級感ある仕上がりとなっています。

　内装はフロントシート、ドアハンドル、ステアリングホイール、ギアレバー、ハンドブレーキ、センターコンソールなど、あらゆる内装が専用レザーへと変更されています。

　さらに、ダイヤルスイッチ周囲や、ダッシュボードのベントリングにはソフトタッチ加工がされていることで高級感が増しています。

　これに加えて、インフォテインメントシステムもアップグレードされており、イギリス仕様の通常のモデルにはないCarplay、DAB、Bluetoothを備えたDouble Dinインフォテインメントが含まれます。

　より楽しいドライビングは、ジムニーのハンドリングやサスペンションを改良して、ドライビングの楽しさを一層引き出しています。

　パフォーマンスサスペンションシステムとリアアンチロールバーの追加により、大型車両のような安定したハンドリングを実現し、乗り心地とハンドリングの向上を図っています。

　そして独特な存在感というのも、特に力の入った外観のカスタムが特徴的なポイントになります。

　Twistedは「反平凡なジムニーを、反平凡な人々のために」というコンセプトのもと、ジムニーを一層独特な存在感を放つ車両に変え上げています。

　16インチのサテンブラック仕上げのアロイホイールを装着し、BFGoodrichの16インチオールテレーンタイヤを履くことで、よりアウトドアな印象を与えます。

　また、ボディカラーに合わせたウィングミラーとフロントグリル、Twistedのヒップストライプ、外部プラークなども取り付けられています。

　Twistedは、ホームページにて、今回のカスタムについて次のようにコメントしています。

「オリジナルのジムニーからの変貌は非常に驚くべきものであり、ドバイ、日本、イギリスのエンジニアとの連携を通じて、ジムニーの本質を保ちつつも、より大きな存在感を放ち、洗練された完成品を実現しています。

　結果として、このカスタマイズされたジムニーは、オリジナルよりも『速く、静かで、安全で、かつ非常にクール』と評価されています。

　Twisted Automotiveが手がけるジムニーは、オリジナルの魅力を損なうことなく、さらに高性能で洗練された車両へと昇華させています。

　これは、ジムニーの持つコンパクトでオフロード性能の高さを活かしつつ、より都市部での使用や高級感を求めるユーザーにも適していることを意味します」
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　そんなTwistedジムニーは、4万9500ポンド（約903万円）という、日本では驚きの価格となり、イギリスで事前登録された商用車として販売されています。