ホンダ新型「プレリュード」世界初公開! 22年ぶり復活の「スポーツクーペ」登場へ 歴代オマージュデザインも採用?
くるまのニュース / 2023年10月31日 18時10分
ホンダがジャパンモビリティショーで世界初公開した新型「プレリュード コンセプト」は随所に歴代モデルを彷彿とさせるデザインを採用しています。
■新型「プレリュード」 歴代もオマージュ?
ホンダは2023年10月25日、開催中(一般公開は28日から)の第1回「ジャパンモビリティショー2023」(以下JMS2023)において、新型「プレリュード コンセプト」を世界初公開しました。
新たなスポーツモデルとして期待されている同モデルですが、歴代の「プレリュード」と共通性を感じさせるデザインが随所に取り入れられています。
プレリュードは、1978年から5世代にわたって販売された2ドアスペシャリティクーペです。
スタイリッシュなデザインに、ホンダの最新技術を採用したパワートレインやシャシによる高い走行性能を持っており、歴代モデルそれぞれで根強い人気を持ちます。
なかでも、1982年に発売された2代目プレリュードは、当時のバブル景気も手伝っていわゆる「デートカー」として若い男女に人気を集めました。
最終モデルは1996年11月に登場した5代目ですが、2001年に販売を終了。以後、ホンダのラインナップ上からプレリュードの車名は消滅していましたが、22年ぶりにその名が復活したことで、当時を知るファンを中心に注目を集めています。
今回世界初公開されたプレリュードコンセプトは、電動モデルとして登場。ボディタイプはこれまでのプレリュードと同様に2ドアクーペスタイルを採用しました。
2022年4月に「四輪電動ビジネスの取り組みについて」という発表のなかで登場が明かされた2タイプの電動スポーツモデルのうち「スペシャリティ」に当たるモデルです。
2020年代半ばの発売を目指して開発中であることも明らかになっています。
ホンダの担当者は、新型プレリュードコンセプトについて以下のように話します。
「単に『プレリュード復活』だけではなく、ホンダの新しい技術を搭載し、新たなスポーツカーの幕開けを示すモデルとしての位置付けです」
デザインは、フロントは鋭く細長いヘッドライトやノーズ先端に配されたグリル内の横一文字ライト、ロアグリル中央に縦に配置されたブルーのアクセントライトが目立ちます。
サイドは大きく寝たフロントウインドウからルーフ、テールにかけてなだらかな稜線を描いており、ワイドなリアフェンダーや抑揚の効いたサイドステップなどがスポーティなイメージを与えます。
リアはブラックガーニッシュに配された真一文字のテールランプを装備し、筆記体のような「Prelude」エンブレムが配され、ホンダの「H」エンブレムは装備されていません。
全体的には最新のホンダモデルとは共通性を感じさせない新しいものとなっていますが、実は歴代プレリュードの要素をインプットしたような意匠も感じられます。
フロントでは、ボンネット先端がそのままグリルにかけて延長し、連続したようなデザインが4代目を想起させます。
サイドはフロンドドアウインドウから続くクオーターウインドウの形状が、ストレートではなくわずかながら上部に折れている形状が5代目の面影を残しています。
リアデザインでは、横一文字のように一体化したテールランプは3代目で採用されており、リアエンブレムの筆記体のようなフォントも4代目で採用されていました。
各部に過去のプレリュードとつながりを感じさせる新型プレリュードコンセプトについて本田技研工業 取締役 代表執行役社長 三部 敏宏氏は、JMS2023のプレスカンファレンスで次のようにコメントしています。
「ホンダは、いつの時代もスポーティなクルマづくりにこだわってきました。
プレリュードという言葉は、『前奏曲・先駆け』を意味します。このモデルは、本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなります。
プレリュード コンセプトは、どこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれる、スペシャリティスポーツモデルです。
ホンダだからこそできる“操る喜び”を皆さまにお届けすべく、現在、鋭意開発を進めています。ぜひ、ご期待ください」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ダイハツ「新型2人乗りスポーツカー」登場なるか!? 「走りのMT」に“テンサン”エンジン搭載でめちゃ楽しそう! FR駆動の「デカいコペン」に期待
くるまのニュース / 2024年6月19日 18時10分
-
30年ぶり復活!? ホンダ「シティ」登場か? 丸目ライト&背高フォルムが超カッコイイ「サステナC」は26年発売か
くるまのニュース / 2024年6月16日 6時10分
-
トヨタ「bB」約10年ぶりの復活か!? 箱型「ワル系」コンパクトが超カッコイイ! 全長4m以下の市販版「新型カヨイバコ」はどうなるのか
くるまのニュース / 2024年6月14日 14時50分
-
23年ぶり復活!? ホンダ新型「プレリュード」に絶えぬ反響! 美麗すぎる「スペシャリティクーペ」どんなモデルになるのか
くるまのニュース / 2024年6月14日 6時10分
-
スバルの「新型2ドアクーペ」に期待! 斬新ライトד空力ボディ”採用! まさかの「アルシオーネ」復活か!? 市販化待たれる「カクカククーペ」とは
くるまのニュース / 2024年6月5日 6時10分
ランキング
-
1すき家、7月から“大人気商品”の復活が話題に 「この時期が来たか」「年中食いたい」
Sirabee / 2024年6月29日 4時0分
-
2若々しい人・老け込む人「休日の過ごし方」の違い 不安定な社会、「休養」が注目される納得理由
東洋経済オンライン / 2024年6月30日 9時0分
-
3忙しい現代人が“おにぎり”で野菜不足を解消する方法。野菜たっぷりおにぎりレシピ3選
日刊SPA! / 2024年6月30日 15時53分
-
41年切った「大阪・関西万博」現地で感じた温度差 街中では賛否両論の声、産業界の受け止め方
東洋経済オンライン / 2024年6月30日 14時0分
-
5水分補給は昼コーヒー、夜ビール… 「熱中症になりやすい人」の特徴と対策
ananweb / 2024年6月29日 20時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)