マツダ新型「ロードスター」初披露! 「え、何が変わった?」8年ぶり“初”デザイン刷新? パワーアップ? 「従来型」と明らかに違う点に称賛の声
くるまのニュース / 2023年11月3日 14時10分
マツダは4代目「ロードスター」のマイナーチェンジモデルを2023年10月5日に発表しました。25日に開幕した「ジャパンモビリティショー2023」では初の実車展示も行われましたが、この新型ロードスターに興味を示すユーザーからは、称賛の声が多数上がっています。
■新型「ロードスター」従来型からの進化に反響あり
マツダは2023年10月5日、小型オープンスポーツカー「ロードスター(ソフトトップ)/ロードスターRF(ハードトップ)」のマイナーチェンジモデルを発表し、予約受付を開始。25日に開幕した「ジャパンモビリティショー2023」では、初の一般公開も行いました。
一見すると従来型から大きな変化はない新型ロードスターですが、この変更点について早速ユーザーから様々な反響が寄せられています。
初代ロードスター(NA型・「ユーノスロードスター」)は、1989年に登場しました。
その後、「人馬一体」のコンセプトのもと軽量かつオープンエアーを後輪駆動で楽しめる小型スポーツカーとして4代にわたってラインナップされ、通算120万台以上を販売するなど、マツダを代表するモデルとなっています。
現行モデルは2015年に登場した4代目で、今回の改良は4代目ロードスターとして最も大きな改良といいます。
一見するだけでは変化が分かりにくいですが、デザイン改良や安全機能の充実、さらにロードスターらしさが追求され、走りが大きく進化しているといいます。
エクステエリアではデイタイムランニングライトが変更され、目元にスポーティな軽快さが加わったほか、リアコンビランプは歴代のロードスターに共通して採用されている「円形+楕円」のモチーフをより鮮明に表現。
全体的に従来モデルから大きく変わったというわけではないものの、よりスピード感やライトウエイトスポーツカーらしさが表現されたデザインに進化しているといえます。
インテリアは、8.8インチのセンターディスプレイを新たに採用。安全面が考慮され、画面の縁部分をできるだけ狭くしたフレームレス構造としています。
また、スマートフォンのアプリでクルマの状態が確認できたり、万が一の事故の際には自動で救急車を手配するコネクティッドサービスも採用されていたりするなど、インテリアについても大きな変更はないものの、機能面の充実が図られているといえるでしょう。
走行性能は、「人馬一体」というコンセプトのもと、今回の改良で大きく磨きがかかっています。
エンジンは、SKYACTIV-G 1.5リッターエンジン、RFには2リッターエンジンが搭載されているのは従来通りですが、今回新たに1.5リッターエンジンに国内ハイオクガソリンに合わせた専用セッティングを施すことで出力が3kW向上しています。
また、ダイナミクス性能の進化として「アシンメトリックLSD」を採用したほか、ステアリングシステムの改良、駆動力制御に最新のロジックを導入するなど、性能の向上が図られています。
さらにMT車には、サーキット走行に最適化したダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)の新制御モード「DSC-TRACK」が追加されました。
このほか機能面では、今回新たに「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」や「スマート・ブレーキ・サポート(後退時検知機能SBS-RC)」が採用されるなど、従来モデルに比べ先進運転支援機能を高めています。
見た目に反して大きく刷新された新型ロードスターの登場に、「こないだディーラーに実物を見に行ってきた!」「間近で見るとボディーラインがかっこよくてスタイルに惚れこみます」の声のほか、「内装、大きさ、低さ、駆動方式、ここまでよく仕上げてくれていて、この値段は凄い」など絶賛の声が多数見られます。
このほか、「50代で最後のチャンスと思い購入しました」といった声や、「最後のガソリン愛車として購入するか、すごく悩んでます!」など購入を悩んでいる声や、なかには「思わず足を止めて見入ってしまうクルマってそうそうない」といった意見も。
ロードスターが長きにわたり、そして今もなお愛され続けている様子がうかがえます。
※ ※ ※
価格(消費税込)は、新型ロードスターが289万8500円から367万9500円、ロードスターRFが379万6100円から430万8700円です。
実際の発売は、2024年1月中旬を予定しています。
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