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東海環状道の「左上区間」2024年度開通へ 4931mの長いトンネルも建設 名神‐東海北陸道の近道に

くるまのニュース / 2023年12月30日 15時10分

東海環状道で建設が続く山県IC~大野神戸IC間が、2024年度に開通する予定です。

■一宮JCT渋滞を回避!

 東海環状道の山県IC~大野神戸IC間が、2024年度の開通に向けて建設中です。どのような区間なのでしょうか。

 東海環状道は、名古屋市中心部からおよそ30~40km圏域を環状に結ぶ延長約153kmの高規格幹線道路(国道475号の自動車専用道路)です。

 愛知県豊田市から瀬戸市、岐阜県土岐市・美濃加茂市・岐阜市・大垣市などを経由して三重県四日市市に至ります。高速道路は、新東名・中央道・東海北陸道・名神・新名神を結ぶ計画です。

 2005年3月、中部空港開港と愛知万博開催に合わせる形で、東側の豊田東JCT~美濃関JCT間73kmが一気に開通。これにより伊勢湾岸道とともに東名・新東名・中央道・東海北陸道ともつながり、名古屋圏の混雑を避ける高速ルートが誕生しました。

 一方西側は、少しずつ延伸を重ねており、現在は名神や新名神からそれぞれ支線のように一部区間が開通しています。

 2024年度の開通を目指して工事が進んでいるのが、地図でいうと左上(北西)の岐阜県に位置する山県IC~大野神戸IC間18.5kmです。

 この区間は暫定2車線で整備され、途中には岐阜ICと糸貫IC、本巣PA(いずれも仮称)が設置される計画です。

 また、山県IC~岐阜IC間には、東海環状道で最長となる岐阜山県第一トンネル(仮称、長さ4931m)も建設されます。

 この区間が開通すると東海北陸道と名神がつながるため、両路線が接続する一宮JCTの混雑緩和が期待されます。

 なお、もう一つの建設中区間である養老IC~大安IC間24.6kmは、北側の養老IC~北勢IC(仮称)間が2026年度、南側の北勢IC~大安IC間が2024年度にそれぞれ開通する見込みです。

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