三菱「新型デリカD:5」発表! 6年ぶり復活の「シャモニー」設定! タフ感高めの“迷彩仕様”も用意で455万円から
くるまのニュース / 2023年11月24日 18時40分
2023年11月24日、三菱は、SUVミニバンの「デリカD:5」に、特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を設定するとともに一部改良を実施しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■三菱「デリカD:5」にシャモニー復活
2023年11月24日、三菱は、SUVミニバンの「デリカD:5」に、特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を設定するとともに一部改良を施し、同日に発売しました。
シャモニーは、これまでのデリカシリーズにも設定されてきた特別仕様車ですが、2017年を最後に設定されていませんでした。今回の設定により、約6年ぶりの復活となります。
デリカシリーズは、1968年に登場した「デリカ トラック」や1969年登場の「デリカ バン」(商用バン)、「デリカ コーチ」(乗用ワゴン)から始まり、現在のデリカD:5まで続く、長い歴史を持つブランドです。
現行モデルのデリカD:5は、2007年に登場。名称につけられた“5”は5代目を意味すると登場当時、説明されていました。2019年には大幅なデザイン変更をともなうビッグマイナーチェンジを受けてイメージを一新、現在の姿となっています。
ボディサイズは、全長4800mm×全幅1795mm×全高1875mm、最低地上高は185mm。スライドドアを備えるミニバンとしてはかなり高めに設定され、日本市場では“SUVミニバン”と言う唯一無二の立ち位置をキープしています。
エクステリアは、メッキ輝くダイナミックシールドと、シャープなデイランプが特徴的なタフかつ先進的なデザイン。インテリアは、高級感が高められた上質な仕上がりで、乗員全員が快適に過ごせる室内空間を備えます。
パワートレインは、登場当初設定されていたガソリンエンジンモデルが廃され、現在は最高出力145馬力・最大トルク380Nmを発揮する2.3リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンのみ。これに組み合わされるトランスミッションは8速ATです。
今回の一部改良では、後退時の安全性を高めるため、マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付)を全車標準装備。さらに、「P」グレードにアルミペダルを標準装備しました。
また、一部改良とともに、特別仕様車シャモニーを追加しました。
シャモニーは、これまで度々デリカシリーズに設定されてきた冬季向け特別仕様車ですが、今回のシャモニーは2023年の東京オートサロンや大阪オートメッセで展示したコンセプトカー「SNOW SURVIVOR」をイメージしたといいます。
最上級のPグレードをベースに専用の内外装デザインを施し、アウトドアアクティビティをより快適に楽しめる特別仕様車に仕上げています。
エクステリアはフロントグリル、ポジションランプガーニッシュ、フォグランプベゼル、ドアミラーカバー、アウタードアハンドルをブラックマイカで統一、前後のスキッドプレートはチタニウムグレーメタリックとし、精悍なスタイリングとしています。
また18インチアルミホイールをブラック塗装とするなど足元を引き締め力強い印象を高めています。
テールゲートに配した「CHAMONIX」の専用デカールには雪山に生える針葉樹をイメージした専用色のグリーンを採用、フロントフェンダーにはカモフラージュ柄をベースにグリーンの車名ロゴを載せたデカールを配し、アウトドアシーンに映えるデザインになっています。
ボディカラーは「ホワイトダイヤモンド×ブラックマイカ」と「ブラックダイヤモンド×ブラックマイカ」の専用色2色に加え、「グラファイトグレーメタリック×ブラックマイカ」の3色展開です。
インテリアでは、アウトドアでの使い勝手が考慮された専用コンビネーション生地を採用した専用シートを装備。
雪や水滴のついたウェアのままでも気軽に乗り込めるように撥水機能を付加したスエード調素材と合成皮革を採用したほか、心地よい手触り、滑りにくい立体的なボーダーキルティング形状にシルバーステッチを施すなど、機能性だけでなくデザイン性にもこだわったとしています。
インストルメントパネルやドアトリムにはシートと同様にシルバーステッチをあしらい、統一感のあるインテリアデザインに。このほか、ルーフビームガーニッシュの天井照明を専用のホワイトとし、オーナメントパネルとアクセントパネルには木目調バール杢を採用するなど、インテリアの質感を向上させています。
一部改良が施された新たなデリカD:5の価格は415万6900から462万2200円(消費税込)。シャモニーの価格は455万7300円から465万6300円(消費税込)です。
なお、専用色のグリーンを採用したドアミラーカバーやエンジンフードエンブレムなどに加え、カモフラージュ柄のボディサイドデカールなど、「SNOW SURVIVOR」を想起させる専用アクセサリーを組み合わせた「CHAMONIXコンプリートパッケージ」もオプション設定。価格は26万370円(消費税込)です。
※ ※ ※
なお、デリカD:5 シャモニーの発表とともに、軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」にもディーラーオプションとして「CHAMONIXパッケージ」が設定されました。
こちらもデリカD:5と同様に、コンセプトカー「SNOW SURVIVOR」をイメージしたディーラーオプションのパッケージです。価格は17万9190円(消費税込)。発売は2024年2月8日を予定しています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
黒・黒・黒づくしの『トライトン』、三菱がタイで「ブラックエディション」発表
レスポンス / 2024年7月25日 20時30分
-
5速MTあり! 三菱が「“新型”パジェロS」を公開! 豪華「レッド内装」にド迫力「六角形グリル」がカッコイイ! 全長4.8m級の「上級モデル」インドネシアで実車展示
くるまのニュース / 2024年7月23日 20時10分
-
『ティグアン』現行最後の特別モデルは、VW本拠地にちなんだ「ヴォルフスブルクエディション」
レスポンス / 2024年7月21日 12時0分
-
日産「“新型”小さな高級SUV」発表! “真一文字テール”がカッコイイ! 「斬新ストライプ」×クラス超え「豪華内装」装備の「新キックス」登場
くるまのニュース / 2024年7月4日 12時30分
-
三菱「新型“SUV”ミニバン」公開! 4.5m級ボディにMT設定あり! 約350万円の「エクスパンダー “エリート”LE」に反響 尼で登場
くるまのニュース / 2024年6月30日 19時10分
ランキング
-
1恋人としては良いけど… 男性が「結婚をためらう女性」の特徴とは
ananweb / 2024年7月27日 20時15分
-
2これは今すぐ試したい!岡山県が提唱する、驚くほど簡単で綺麗な桃の切り方とは。≪実際にやってみた≫
東京バーゲンマニア / 2024年7月27日 19時9分
-
3出会った男性は100人以上…「婚活中毒」な35歳女性。目当ての男性から避けられる“残念な理由”は
女子SPA! / 2024年7月27日 15時47分
-
4老眼も眼精疲労もこれで防衛できる…眼科医直伝どんなに忙しい人でも毎日続けられる"両目の自己回復習慣"
プレジデントオンライン / 2024年7月27日 10時15分
-
5「スバルのエンジン」何がすごい!? 他メーカーがマネしない「水平対向エンジン」が誕生したワケは? ただの「変態設計」ではない「必然性」とは
くるまのニュース / 2024年7月27日 15時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)