約130万円で買える「コンパクトSUV」! めちゃタフ顔の斬新「最強レジャー車」がカッコいい! “ゴツゴツボディ”のダイハツ「タフト」の魅力とは
くるまのニュース / 2023年11月30日 19時10分
ダイハツが2020年6月に発売したコンパクトな軽SUV「タフト」は、軽自動車の使い勝手や経済性にSUVの機能性を組み合わせたモデルだといいますが、実際にどのような魅力があるのでしょうか。
■ダイハツ渾身の「軽クロスオーバー」の魅力とは
ダイハツが2020年6月に発売したコンパクトな軽SUV「タフト」は、軽自動車ならではの高い経済性や使い勝手の良いボディサイズに、SUVらしい走行性能とレジャーで役立つ機能性を組み合わせたモデル。
そんな軽自動車における「最強レジャー車」の中の一台とも言えるタフトですが、実際にどのような魅力があるのでしょうか。
タフトは、ダイハツの新世代プラットフォーム「DNGA」を採用するクルマとしては「タント」「ロッキー」に次ぐ第3弾で、さらに発売の約半年前から登場が予告されるなど、同社が強い意気込みを持って開発されたことがうかがえる渾身のモデルです。
その車名は「Tough & Almighty Fun Tool(強靭かつ万能な楽しいツール)」の頭文字に由来し、軽快に荷物を沢山運べる「バックパックスタイル」というコンセプトを掲げ、とくにレジャーシーンで活躍する使い勝手の良さを重視して開発が進められたといいます。
タフトのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mmとコンパクトですが、その外装デザインは軽クロスオーバーと謳われるように流行りのオフロードテイストを全面に押し出した目を引くもの。
軽自動車という限られたサイズの枠内にクロスオーバーテイストを盛り込み、スクエアなフォルムと無骨なバンパーやフェンダー、角型のヘッドライト、大径タイヤの採用などによって力強さを強調したワイルドなイメージが印象的で、ボディサイズ以上の存在感を感じさせるデザインとなっています。
さらにタフトはインテリアにも個性的なデザインや装備を取り入れていて、まず前席スペースと後席スペースでコンセプトが異なります。
「クルースペース」と名付けられた前席側の内装ドアパネルには暗めの色を採用する一方で、「フレキシブルスペース」とした後席側や荷室は明るめの色を採用。
これには全車標準装備する大型のガラスルーフ「スカイフィールトップ」の効果もあり、前席は上からの日光と黒い内装色によって明るくともタイトな乗車感覚が楽しめ、逆に後席はスカイフィールトップによる視界の広さと明るい内装色の組み合わせで開放感を高めているのです。
また、このスカイフィールトップはスーパーUV&IRカット機能や開閉可能なシェードも備わるなど、日焼けや室内温度の上昇も考慮し機能面も充実。
リアシートは前に倒すことでレジャー用アイテムの積載にも活躍する大空間が登場し、さらに倒した後席の背もたれと荷室部分の間に段差が無い構造となっているため、大きな荷物も軽々と積み込むことが可能です。
さらにこの荷室やリアシートの表皮には水濡れや汚れに強い加工が施された素材が採用されているので、まさにアウトドアで使用した汚れた道具でも気兼ねなく積み込むことができます。
そんなタフトが搭載するパワーユニットには、660ccの自然吸気あるいはターボエンジンの2種類を用意しており、駆動方式も2WD/4WDがそれぞれから選択が可能。トランスミッションはCVTとなっているため初心者でも運転しやすく、誰でも快適かつ気軽にガラスルーフの開放感やアウトドアライフを楽しむことができます。
このように、流行りのSUVスタイルや使い勝手の良さ、高いユーティリティ性能などにより、タフトは軽クロスオーバーとして独自のポジションを確立した魅力的なモデルとして存在感を高めました。
現在、同じ軽クロスオーバーSUVの先駆者で発売当初より人気を博したスズキ「ハスラー」にも迫る勢いで販売台数を伸ばしており、こうしたアウトドアに“映える”ハイトワゴンとして二大勢力を築き上げるまでに至りました。
タフトの車両価格(消費税込)は、132万円から164万4500円です。
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