約9年ぶりに復活のトヨタ新型「ランクル70」発売! オシャな“ブラウン内装”は無いけど“木目内装”は可能!? 内外装などの海外仕様との“違い”とは
くるまのニュース / 2023年12月12日 17時10分
2023年11月29日、トヨタは、新型「ランドクルーザー70(以下ランクル70)」を発売しました。同車の内外装はどのような進化をとげ、そして日本仕様はどのようなモデルとなったのでしょうか。
■新型「ランドクルーザー70」発売! 日本仕様の内外装どうなった?
2023年11月29日、トヨタは、新型「ランドクルーザー70(以下ランクル70)」を発売したと発表しました。
国内で販売されるのは約9年ぶりとなりますが、国外では継続販売されていたモデルです。新型ランクル70の内外装はどのような進化をとげ、そして日本仕様はどのような仕様となったのでしょうか。
ついに発売したトヨタ新型「ランドクルーザー70」
ランドクルーザーシリーズは、今から70年以上前の1951年に、警察予備隊(現・自衛隊)向けに計画された四輪駆動車を起源とする持つ本格SUV群。そんなランドクルーザーシリーズのなかでも、1984年に登場した6代目モデルである70系(通称:ランクル70)は、日本では2004年に販売が終了していましたが、オーストラリアなど国外では、その耐久性や悪路走破性が人気を博し、継続して販売が続けられていました。
2007年にはフロントフェイスを変更するなどしたマイナーチェンジモデルが誕生。このモデルは、日本でも2014年に30周年を記念し、4ドアバン(76系)に加え国内モデルでは初のピックアップモデル(79系)もあわせて、およそ1年限定で再販されました。
そしてその約9年後の2023年8月2日、さらなるマイナーチェンジモデルとなる新型ランクル70が発表され、日本でも再再販することを発表しました。
その際に、今回は2014年のような限定販売ではなく、通常のカタログモデルとして継続販売することが明らかにされています。
そんな新型ランクル70が、2023年11月29日についに発売されました。
新型ランクル70のボディサイズは、全長4890mm×全幅1920mm×全高1920mm、ホイールベース2730mm。
パワートレインには、最高出力204馬力、最大トルク500Nmを発揮する2.8リッターディーゼルターボエンジンを搭載。これに組み合わされるトランスミッションは6速ATです。
ちなみに国外の新型ランドクルーザー70には、同パワートレインのほかに、最高出力205馬力・最大トルク430Nmを発揮する4.5リッターV型8気筒ディーゼルエンジン+5速MTの組み合わせ(オーストラリア仕様)や、最高出力228馬力・最大トルク360Nm を発揮する4.0リッター直列6気筒ガソリンエンジン+6速AT(UAE仕様)が用意されます。
エクステリアはこれまで通り今の時代には珍しい四角くシンプルなデザインを継承しつつ、フロントフェイスを一新。オートハイビーム機能を備えた大きな丸めのヘッドライトが特徴的な愛らしくもタフ感を感じさせる顔つきとなっています。
この点は、他市場ともほとんどかわりはありませんが、国外市場では用意されるボディタイプの数が違います。
日本でも用意される4ドアバンに加え、オーストラリアでは、シングルキャブ、ダブルキャブ、乗車定員の多い後席対面座席のトゥループキャリアがあるほか、中東では3ドアのショートホイールベースモデルも存在します。
また、ボディカラーは、日本では、ベージュ、スーパーホワイトII、アティチュードブラックマイカの3色ですが、UAEでは濃紺、赤なども存在します。
一方で日本には、 トヨタのカスタムパーツを数多く手掛ける「モデリスタ」ブランドから、四輪駆動車を中心に自動車用品の開発・製造を行う「ジャオス」とコラボレーションした純正カスタムパーツ「TOYOTA ORIGINAL × JAOS Selected by MODELLISTA」が展開されています。
インテリアは、メーターデザインの変更や、音声認識を備えた大型の6.7インチタッチスクリーンもしくは、4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイの追加などが行われ、実用性を向上させています。
今回、シートがレザー仕様となり豪華な印象となりましたが、日本で選択できるのはブラックのみ。UAEでは高級感の高いブラウンも存在します。
一方、前述の「TOYOTA ORIGINAL × JAOS Selected by MODELLISTA」の内装パーツとして、木目柄の「インテリアパネルセット」が存在し、高級感を高めることができます。
※ ※ ※
新型ランドクルーザー70の販売価格(消費税込み)は480万円で、月販基準台数は400台/月。トヨタの販売店の数は4938店舗(日本ソフト販売調べ)であるため、各店舗1年に1台あるかないかという計算です。争奪戦は必至となりそうです。
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