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えっ!? トヨタ「プリウス」が進化する? 買った後でも「上級仕様」になれるって本当? 新たなアップグレードを実体験してみた

くるまのニュース / 2023年12月6日 13時30分

トヨタ新型「プリウス」の「Uグレード」に「KINTO Unlimietdハードウェアアップグレード」というサービスが存在します。新たなパーツが追加されたと言いますが、どのような装備なのでしょうか。

■KINTOで買ってアップグレード。それって上級グレードしか選べなかったヤツ!

 トヨタのクルマの選び方のひとつとして、すっかり定着しつつあるサブスクリプションサービスの「KINTO Unlimietd」。
 
 若者を中心に人気を得ており、新型プリウスもKINTO Unlimietd専用のUグレードを用意するほどです。

 プリウスと言えば2リッターハイブリッドエンジンを搭載しているZやGグレードが人気です。

 先進的なデザインと19インチの大径ながら細いタイヤで得られる走りの魅力など、新型プリウスの世界感を感じるにはこれらのグレードが良いでしょう。

 一方でUグレードは1.8リッターハイブリッドエンジンを搭載しているほか、17インチタイヤとなり、インテリアでも電動シートの調整幅の違い、ZやGが12.3インチのディスプレイオーディを選べるの対し、Uは8.0インチのディスプレイオーディオになる違いがあります。

 Zグレードの2WDは370万円となりますが、Uグレードは299万円と300万円を切る値段設定になっているのが魅力的です。

 そんなUグレードですが、もう少しあの装備があったら良いのになと思えることもあります。

 それを叶えるKINTO Unlimietdハードウェアアップグレードというシステムが存在します。

 これは購入時に選択できなかった、または選択しなかった装備をあとから購入し装備できるシステムです。

 駐車を自動的に行ってくれるアドバンストパーク、安全に寄与してくれるブラインドスポットモニターやパノラマミックビューモニター。

 さらにこれから冬に重宝するステアリングヒーターもアップグレードとしてあとから追加で装備することができます。

 プリウスUグレードを購入時には必要無いと判断し購入をしなかった装備ですが、実際運転してみるとこの装備はあったほうが良かったな。という装備が出てくると思います。

 そういう装備はメーカーオプション設定となっていることも多く、あとから追加することは不可能な場合がほとんどです。

 しかし、今回の新型プリウスでは「アップグレードレディ設計」という取り組みを行っており、予めあとから追加になりそうなパーツのために、電気配線などを工場で生産するときに仕込んでいます。

 アップグレードできるように、事前に準備しておく設計とは、今までに無い構想を盛り込むという、プリウスならではの先進性です。

 そのため、アドバンストパークのようにバンパー各所にセンサーを埋め込んだ際に、そこには元々配線がきており、アドオンでセンサーを取り付け、制御するECUを装着すれば簡単にアップグレードできるようになっています。

■12月6日から新しいパーツが追加! 何が増えた?

 そんなハードウェアアップグレードですが、12月6日から新しいパーツが追加されました。

それはZやGグレードにしか選択できなかった12.3インチのディスプレイオーディオと自動防眩機能付きインナーミラーです。

 Uグレードには8.0インチのディスプレイオーディオしか選べませんが、上位グレードと同じ12.3インチのディスプレイオーディオにアップグレードことができます。その違いは一目瞭然です。

 自動防眩機能付きインナーミラーは後続から眩しい光が差し込むと自動的に暗くなって眩しさを低減してくれます。

 元々のUグレードでは普通のルームミラーが装着され、眩しい時は手動で防眩機能を作動させなくてはなりません。

 眩しい光が入った時に瞬時に自動で防眩機能を作動させてくれたほうが安全に運転できるでしょう。

 上位グレードに用意されている装備のため、配線や装着スペースにも問題がなく、カプラーオンで簡単に装着できます。

上位グレードに用意されている装備のため、配線や装着スペースにも問題がなく、カプラーオンで簡単に装着(取材用デモンストレーション)上位グレードに用意されている装備のため、配線や装着スペースにも問題がなく、カプラーオンで簡単に装着(取材用デモンストレーション)

 今回取材用にデモストレーションで交換を行い、元々付いている装備を外し、そこにアップグレード用品を組み込みましたが、どちらも純正品ということもあり、いたって簡単に装着が終了し作動も問題ありません。

 気になるのはアップグレード商品の金額です。12.3インチのディスプレイオーディオは一括で購入すると14万8500円ですが、車両本体と同じく月額払いにすると4180円になります。

 自動防眩機能付きインナーミラーは一括だと1万6500円ですがこちらも月額払いにするとなんと440円で済みます。もちろんメーカー純正品ですので保証も受けられます。

 また駐車を自動的に行ってくれるアドバンストパークを屋内の限られた場所でデモンストレーションを行いましたが、何も問題なく自動的に駐車を行ってくれます。

 装着後の調整もしっかり行ってくれるので、後付けだからという不安はありません。

※ ※ ※

アドバンストパークを屋内の限られた場所でデモンストレーションアドバンストパークを屋内の限られた場所でデモンストレーション

 ユーザーはスマホのKINTO Unlimietdアプリで欲しいパーツを選び、支払い方法を選択し、アップグレード作業を行う店舗を選び決済すれば完了という簡単な作業でアップグレードを申し込むことができます。

 スマホアプリにはプッシュ通知でこのようなハードウェアアップグレード情報や、コネクテッド機能を用いたドライブトレーナーやカーケアを提案してくれる機能も持っています。

 簡単かつ手軽に自分の車をアップグレードできる。しかも料金はサブスクに組み込むことで月々の支払いもそれほどアップすることなく上位グレードの装備を手に入れられる。新しいサービスが次々と始まっています。

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