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マツダが新型「ロードスター」発売前に「新色」の実車展示! 8年ぶりデザイン変更も「どこ変わった!?」「変わってなくて安心」と賛否の声も?

くるまのニュース / 2023年12月11日 16時10分

マツダは「名古屋モビリティショー2023」に、2024年1月中に発売予定の新型「ロードスターRF」(大幅改良モデル)を出展し、多くの注目を集めました。SNSに寄せられた反響を紹介します。

■2015年のデビュー以来最も大きな改良を実施

 マツダは、大幅改良を実施し2024年1月中に発売予定の新型「ロードスターRF」を、2023年11月23日から11月26日にポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催された「名古屋モビリティショー2023」で実車展示しました。
 
 正式発売前の新型ロードスターとあって、SNSなどでは様々なコメントが寄せられています。

 ロードスターは、1989年の初代(NA型)登場以来、30年以上にわたってラインナップを続ける小型スポーツカーです。

 通算120万台以上を販売したことでギネス記録を達成するなど、世界で人気を博しています。

 2015年に発売された現行型で4代目(ND型)となり、ワイド&ローなデザインと、初代の原点に立ち戻った軽量コンパクトなパッケージングを特徴とします。

 2016年11月には、従来のソフトトップ車に加え電動格納ハードトップ付きの「ロードスターRF」を追加し、ラインナップを拡大しました。

 そして2023年10月5日、新型「ロードスター」「ロードスターRF」(改良モデル)を発表しました。

 マツダによると、これまで重ねてきた改良のなかでも最も大きな規模のものだと説明します。

 新たにマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)とスマートブレーキサポート(後退時検知機能SBS-RC)を採用することで、先進運転支援機能を高めるとともに、衝突被害軽減ブレーキ義務化の法改正への対応を図りました。

 パワートレインにも手が加えられ、MT車のアクセル操作時のレスポンスを向上させたほか、ロードスターno
1.5リッターエンジン「SKYACTIV-G 1.5」には、国内ハイオクガソリンに合わせた専用セッティングを施して3kWの出力向上を図り、ステアリングや操縦性の面でも改良を実施しています。

 さらに外装では、前後灯火類などの形状が改良されたほか、ホイールも新デザインに刷新。ボディカラーに新色「エアログレーメタリック」を追加しました。

 内装は、メーターやセンターコンソールの形状・素材などを変更し、マルチメディアシステム「マツダコネクト」も刷新を図るとともに、モニターも7インチから8.8インチに大画面化しました。

 加えて、タン内装とベージュ幌の組み合わせた新グレード「S レザーパッケージ Vセレクション」が追加されています。

 これまで大きく手を入れてこなかった内外装デザインを変更した点は、今回の一部改良のなかでも大きなニュースといえます。

 新型ロードスターの販売価格(消費税込)は289万8500円から367万9500円で、新型ロードスターRFの価格は、379万6100円から430万8700円です。

 発売は2024年1月中旬の予定となっています。

■完成度高いデザインは変にいじる必要もなし!?

 正式発売に先駆けて、マツダは名古屋モビリティショー2023に新型ロードスターRFを出展しました。

 展示車のボディカラーは新色のエアログレーメタリックで、来場者の注目を集めました。

 そんな新型ロードスターに対し、SNSなどでは多くの意見が集まっています。

「赤(ソウルレッド)のイメージが強いから新鮮」と新色のエアログレーメタリックを評する声も「赤(ソウルレッド)のイメージが強いから新鮮」と新色のエアログレーメタリックを評する声も

 多かったのがデザインに関する声で「ほとんど間違い探し状態」「え、どこ変わったの?」「現行型と見比べてみないと気付かなかった」など、改良点が非常に細かい部分の差異だったとしているコメントが目立ちます。

 ただ「ND型はカッコいいから変にいじる必要ない」「それだけ完成度高い証明」「ロードスターはこれでいい」など、デビュー当時から際立ったデザイン性の高さが改めて評価される結果となりました。

 また新色に対し「新鮮な印象」「赤のイメージ強かったけどグレーもカッコいいね」など、フレッシュな印象を与えるのに成功しているようです。

「他のクルマがEVに変わっても、最後までエンジン車で頑張ってほしい」「EVになってもコンパクトでロードスターらしさが残るといいのだけど」など熱い思いを持ったファンが多いクルマであることが、今回の件でも改めて再確認できました。

 2015年のデビューから8年が経過しましたが、引き続きファンから長く愛され続けるクルマとして活躍しそうです。

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