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「車検ステッカー」正しい位置に貼らないと「罰金50万以下」ってホント!? 「貼付“位置”変更の取締り」に警察の回答は? 貼付位置の変更に絶えない賛否の声!

くるまのニュース / 2023年12月14日 14時10分

2023年7月3日から、車検ステッカーの貼付位置が変わりました。この貼付位置変更について、SNSユーザーからは様々な意見が絶えず集まっています。

■「車検ステッカー」貼付位置変更に絶えない賛否!

 2023年7月3日にクルマの「検査標章」、いわゆる車検ステッカーの貼付位置に関する規定が変更され、同日以降に車検を受けるクルマは新しい規定に従ってステッカーを貼付することとなりました。

 指定の位置に貼付しなかった場合、道路運送車両法の規定に違反するとして厳しい罰則が定められていますが、これについてSNSユーザーから様々な反響が集まっています。

 車検ステッカーの貼付位置は「車検業務の実施要領を定めた通達」で細かく決められており、一般的なクルマの場合、従来はルームミラーの裏側のフロントガラス部に貼り付けられているケースが多かったことでしょう。

 しかし2023年7月3日から、「前方かつ運転席から見やすい位置として、前面ガラスの運転席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置」へと変更になりました。

 国土交通省のウェブサイトなどでは、右ハンドル車であれば運転席から見てフロントガラスの右側上部に貼り付けるようにイラストなどで示されています。

 万が一車検ステッカーを指定の位置に貼付しなかった場合、道路運送車両法第66条に違反したとし、50万円以下の罰金が科される可能性があるといいますが、この規定について、様々な反響が集まっています。

「シールの位置で罰金よりもっとほかに厳罰化することあると思う」「効き目のある対策をお願いしたい」「車検切れで運行したら一定期間停止処分とか別な案を考えてほしい」といった意見や、なかには「自転車の信号無視や逆走とかそっちをもっと取り締まって」の声も。

 車検ステッカーの貼付位置について、警察の取り締まり事情を聞いたところ、都内警察署の担当者は以下のように説明します。

「決められた場所でない場合声をかける可能性はありますが、厳密に必ず指定した場所に貼っていないからダメ、違反だということではないです。

 よっぽどな場所でない限り、細かく指摘されることは可能性として低いといえます。

 むしろ車検ステッカーが貼っていないという方が違反になる可能性があるため、難しく考えずに視界の妨げにならない場所に貼ってもらえればと思います」

 指定される位置に貼っていないから違反になるとは一概に言えないようですが、とはいえ規定に納得のいかない意見が集まっていました。

 また、推奨されている右端(右ハンドル車の場合)に貼ることで、ドライバーの視界に入りやすいことから、「やっぱり邪魔でしかない」「慣れないなあ」「今まで通り真ん中でいいじゃん?」「期限切れの罰則を厳しくすればいいだけじゃない? ごく一部の人のためだけにやることじゃない」など否定的な声も。

 なかには「最初邪魔だったけど慣れた。気にならなくなるくらいだから貼る位置変えても意味ないと思う」と、対策に関して効果を薄く感じるユーザーもいました。

 今回の対策は車検の有効期間の確認ができることが目的であるものの、講じられた対策に納得のいっていない意見など、様々な意見が絶えず集まっていました。

※ ※ ※

 ちなみに、視界に入りやすく運転時の妨げになると感じた場合はどうすれば良いのでしょうか。国土交通省の担当者は、以下のように説明します。

「国土交通省では右ハンドル車の場合右端に貼り付けることと指導していますが、視界を妨げる場合には例外規定を設けています。

 例えばルームミラーに隠れない真ん中の下あたりや、ルームミラーの右隣に貼るなど、クルマの『外側と内側からどちらからも見える位置』に貼り付けていただければと思います」

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