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荷台が伸びまくるダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! 「秘密基地」みたいな車中泊もできる!? まさかの“実車化”果たした衝撃モデルとは

くるまのニュース / 2023年12月18日 12時10分

ダイハツが東京オートサロン2023で披露していた「ハイゼットトラック ジャンボ エクステンド」とは、どのようなモデルなのでしょうか。

■10ヶ月後に「実車化」 スゴい「軽トラ」とは

 例年1月中旬頃に開催される「東京オートサロン」は日本国内最大のカスタムカーショーで、パーツメーカーや自動車メーカーが様々なアイデアのもとカスタムされたクルマを発表します。
 
 なかでも2023年の開催回では、ダイハツは斬新な発想の軽トラックを披露していました。

 ダイハツは、2023年1月13日から3日間開催された「東京オートサロン2023」に5台のカスタマイズカーやコンセプトカーを展示しました。

 そのなかの1台が、ハイゼットトラック ジャンボ エクステンド(以下ハイゼットエクステンド)です。

 ダイハツの軽トラック「ハイゼット トラック」のうち、キャビン部が延長された「ジャンボ」仕様車をベースにしたカスタムカーです。

 ソリッドグレー塗装のボディに、テールからフロントバンパーまで赤いストライプが貼られているほか、ブロンズのレイズ製「ボルクレーシング」ホイールを装備。全体的に往年のレーシングカーの雰囲気を感じさせる仕上がりです。

 これは隣で披露されていた「コペン クラブスポーツ」と同じ世界感を持ったもの。コペンでレースに参加し、ハイゼットエクステンドは控室や休憩所などのモーターホームとして活用することで、「モータースポーツイベントへ気軽に参加できる」ことを表現しています。

 そんなハイゼットエクステンドの一番の特徴といえるのが荷台です。

 通常、ハイゼット トラックの荷台には左右と後部にアオリが装着されるのみですが、ハイゼットエクステンドにはキャノピーが取り付けられています。

 これにより軽バンに近いスタイリングとなっていますが、このキャノピーは後部にスライドする機構を有していたのです。

 スライド機構はキャノピーの外側が開き、荷台部の空間が拡張します。これにより、荷室長はハイゼット ジャンボの1500mmから1100mm延長され、最大2600mmとなっています。

 キャノピーのサイドには、縦開きの小窓も設けられ、室内デザインはスポーティなレッド一色に統一されています。フラットな床面はマット敷きとなっており、横になって車中泊もできそうな空間です。

 東京オートサロン2023のお披露目時は、ガレージやメンテナンス拠点を彷彿とさせるレンチなどのメンテナンスグッズやレーシングスーツなども飾られ、サーキットのタイムが書かれたホワイトボードも用意されるなど、サーキットの基地を彷彿とさせています。

 公開時は「荷台伸びるの!?」「面白い!」「こういう発想、いいんじゃないですか」と斬新な発想について称賛の声が寄せられ、さらに「車中泊するのにいいな」「これは売って欲しい!」「ソロ(キャンプ)に最強」「キャンプ地でスライドできたらノビノビできるから発売して欲しいかも」など、車中泊ユーザーからの注目を集めていました。

※ ※ ※

 このお披露目時から約10ヶ月経過した2023年11月には、ダイハツおよびダイハツ車のカスタムブランドであるD-SPORTが、ハイゼットエクステンドの実車モデルとも呼べるカスタムカーをブース内で披露しています。

 愛知県・岐阜県で開催されたFIA世界ラリー選手権(WRC)日本大会「ラリージャパン2023」会場内で展示した「ハイゼット ジャンボ エクステンド」は、一部内装などが異なるものの、キャノピーが1200mm延長する機構を持っています。

 ブース担当者によれば、オートサロン2023出展後に社内で実車を作ろうという流れがあったことで実車の製作に至ったといい、ラリージャパン競技期間中は着替えや食事などに活用できたと説明しています。

 そんなハイゼットエクステンドについて、市販化は未定としながらも、反響次第では実現の可能性もあるといいます。

 オートサロン2023でも多くのユーザーに好評を博したモデルであることから、市販化について期待が高まるとともに、次回のオートサロン2024(2024年1月12日から3日間開催)での新たなカスタムカー登場にも目が離せません。

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