ホンダ新型「和製スーパーカー」世界初公開へ!? “斬新カクカク”ボディの「新型車」は何を示す? 2024年1月に米で公開されるモデルとは
くるまのニュース / 2023年12月13日 20時10分
2023年12月6日、ホンダは、2024年1月に開催される「CES2024」の出展内容を発表。その目玉となるのが「新たなグローバルEVシリーズ」ですが、同時にこのモデルと思われるティザー画像が発表されました。この“カクカク”ボディ“のクルマは、どのようなものなのか考察してみました。
■ホンダの斬新「“カクカク”スーパーカー」? 謎マシンの正体は…
2023年12月6日、ホンダは、2024年1月にアメリカにて開催される「CES2024」への出展内容を発表しました。
その目玉となるのが「新たなグローバルEVシリーズ」です。プレスリリースには、低く、そして驚くほどスクエアで、カクカクした斬新なクルマのノーズのようなものが写っています。
この“斬新カクカク”ボディのクルマとは、どのようなものなのかを考察してみましょう。
まず、これまでのホンダの発言を振り返ってみましょう。
現在のホンダの社長である三部敏宏氏は、2022年4月の就任会見にて「EV・FCVの販売比率を2040年にグローバルで100%に」という目標を発表しました。
約20年も先の話ですが、ホンダがエンジン車をやめてしまうかもしれないという驚きの発言に、現在のホンダの電動化に向ける思いの強さを感じさせる会見となりました。
この時、北米向けEVに関する2つの予告がありました。ひとつが「GMのEV向けバッテリー『アルティウム』を採用した両社共同開発の大型EVを2車種、それぞれホンダとアキュラブランドの2024年モデルとして、北米市場に投入予定です」というもの。
これは、「JMS2023」にも登場したGMと共同開発したSUVのEVである「プロローグ」のことであり、Acuraブランドでは「ZDX」の名称で発売されます。
二つ目の予告が「ホンダが開発を主導する全く新しいEVプラットフォーム『e:アーキテクチャー』採用モデルを、2020年代後半から順次、北米市場に投入し、その後、各地域にも展開していきます」というもの。
この新しいEVプラットフォームを搭載するのが、来年の「CES2024」に発表される「新たなグローバルEVシリーズ」に該当するのではないでしょうか。
ちなみに、2022年の社長就任会見の締めくくりに三部社長は「スペシャリティ」と「フラッグシップ」という2つのスポーツカーについても言及しました。
スペシャリティとは、やはり「JMS2023」に発表された「プレリュード・コンセプト」。そしてフラッグシップは、次期「NSX」であることは疑いようもありません。
そんな就任記者会見と同じ2022年4月に、ホンダは中国にて「e:NS1」「e:NP1」という兄弟EVを発表します。
ホンダは、三部社長就任の前となる2021年に「中国電動化戦略発表会」を行っており、中国においてEVブランド「e:N」シリーズを導入して、5年間で10車種のEVを投入することを予告していました。その第一弾が、三部新社長の就任と同時に発表となったのです。
そして、ホンダは2023年4月に「e:N」シリーズの続きとなる「e:NS2」「e:NP2」、そして「e:N SUV序」を発表します。
e:NS2、e:NP2はSUV的な上屋を持つセダンで、e:N SUV序は名前の通りのSUV。宣言したとおりに、着々と中国におけるEVラインナップを増強しています。
また、2023年5月には、欧州向けに「e:Ny1(イーエヌワイワン)」を発表。秋からの発売開始とアナウンスされています。
e:Nシリーズの欧州改良版のようで、e:NS1やe:NP1をベースにしていることが見て取れます。e:Nシリーズが中国だけでなく、世界展開したというのが驚きのポイントです。
こうした動きと並行して、ホンダは2023年4月に「2023ビジネスアップデート説明」を行います。電動化に向けたホンダの取り組みの説明です。
それによると「2040年のEV・FCV半場比率100%」は維持したままという、2022年4月の社長就任時の会見で示した方向性が堅持されていました。
北米向けのEVは、「2025年にHonda独自のEV専用プラットフォームをベースとした、新たなE&Eアーキテクチャーを採用した中大型EVを発売」というもので、「2025年投入」「中大型EV」という、詳細がプラスされています。
つまり、年明けの「2024CES」に発表される「新たなEVシリーズ」は、2025年発売の中大型EVの前奏になるものと考えられます。
ホンダにとってアメリカ市場は、非常に重要かつ、大きな存在。また、投入されるEVは中大型と説明していますし、公開された斬新“カクカク”ボディのノーズは中国向けのEV、e:Nシリーズには存在しません。
それらを鑑みてみれば、ホンダはアメリカ向けに新しい名称を立てて、複数のEVコンセプトをお披露目するのではないでしょうか。
アメリカは、SUVとセダンの人気が非常に高い国ですから、SUVとセダンの2種類のコンセプトが登場することを期待したいと思います。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日産が「“次期型”コンパクトSUV!?」公開! 斬新「カクカク」デザインが超カッコイイ! 新型「ジューク」示唆する「ハイパーパンク」銀座で実車展示
くるまのニュース / 2024年11月26日 13時10分
-
トヨタ新型「カクカクSUV」登場! 「ハリアー」サイズで初の“画期的機能”搭載! 新型「bZ3X」中国投入へ! どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年11月14日 16時10分
-
ホンダ新型「“スポーティ”セダン」公開! 斬新ハンドル&モニター&鮮烈“レッド内装”採用で超カッコイイ! クーペスタイルの“超静音モデル”「GT C」中国で登場
くるまのニュース / 2024年11月14日 11時50分
-
ホンダ斬新「真っ黒SUV」がスゴイ! カクカクな「直線デザイン」&斬新ミラー採用! “24年末以降”に発売予定な中国の「e:N SUV序」とは?
くるまのニュース / 2024年11月12日 9時30分
-
ホンダ斬新「スポーツセダン」がスゴイ! “カクカク”すぎる「戦闘機」風デザイン&漆黒ボディがカッコイイ! ド迫力の「e:N GT」とは?
くるまのニュース / 2024年11月8日 20時10分
ランキング
-
1AirPodsの音がぶちぶち途切れてしまう……原因は? 試すべき対処法はある?
オールアバウト / 2024年11月29日 21時25分
-
2一人暮らしの同僚は毎食「コンビニ弁当」です。「光熱費もかからないから、作るより安上がり」と言っていますが、そんなことないですよね?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月29日 5時50分
-
3Z世代が知ってる50代以上の女優 3位篠原涼子さん 2位天海祐希さんを抑えた1位は演技力半端ないあの人
まいどなニュース / 2024年11月29日 15時40分
-
4「今、ここで死にたい」患者の言葉に医師はどう対応すべきか
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月30日 8時15分
-
5ワークマンの「着る断熱材」がスゴイ! 寒さも暑さも感じない「無感覚アウター(レディース)」を着てみた
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月23日 9時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください