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斬新顔のトヨタ「和製スーパーカー」!? V6+4WDのオープンミッドシップ! めちゃカッコイイ「GRMN SPORTS HYBRID Concept II」とは

くるまのニュース / 2024年1月1日 6時10分

トヨタが第39回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(2011年)で公開したコンセプトカー「GRMN SPORTS HYBRID Concept II」は、どのようなモデルなのでしょうか。

■トヨタのオープンミッドシップ

 コンセプトカーは、世界各地で開催されるモーターショーや、カスタムカーが並ぶ「オートサロン」「SEMA」など、様々な場面で披露され人々の注目を集めます。このうち、トヨタが2011年6月の第39回ニュルブルクリンク24時間耐久レースで公開したコンセプトカー「GRMNスポーツハイブリッドコンセプトII(GRMN SPORTS HYBRID Concept II)」は、どのようなモデルなのでしょうか。

 トヨタは2011年6月22日、ドイツで開催された第39回ニュルブルクリンク24時間耐久レースで、GAZOO Racing tuned by MNのコンセプトカーGRMNスポーツハイブリッドコンセプトIIを初披露しました。

 GRMNスポーツハイブリッドコンセプトIIは、トヨタ「MR-S」をベースとしたオープンミッドシップ・ハイブリッドカーです。

 2010年1月の東京オートサロン2010で発表された第1弾「GRMNスポーツハイブリッドコンセプト」からスタイリングを一新するとともに、ハイブリッドシステムを改良。

 ミッドシップ・レイアウトによる車両の回頭性の良さ(自在に走る楽しさ)と、フロントをモーター駆動することによる安定性を兼ね備えた、4WDスポーツハイブリッドシステムを搭載しています。

 さらに、オープンボディ採用により、EV走行時に静かな自然を存分に楽しめるようになるなど、クルマの楽しさを車両一台に凝縮したといいます。

 ボディは、トヨタ「GR86」より一回り大きい全長4350mm×全幅1890mm×全高1200mm。ホイールベースは2575mmです。

 外装は、ワイド&ローなスタイリングに斬新なデザインを巧みに組み合わせており、欧州メーカーのスーパースポーツカーのような雰囲気に。

 内装は、ベースがMR-Sであることが分かりますが、センターコンソールやハンドル、シートは独自の仕様に変わっており差別化が図られています。

 パワートレインは、トヨタ「クラウン」などにも搭載された最高出力249馬力の3.5リッターV型6気筒エンジン(2GR-FXE)をミッドに搭載し、フロントのモーターと組み合わせシステム最高出力299馬力を発揮します。トランスミッションはCVT、駆動方式はAWDです。

※ ※ ※

 トヨタはこのクルマについて「1997年、他社に先駆けて量産型ハイブリッド車を市場導入したトヨタは、従来からハイブリッド技術のレース車両、スポーツカーへの応用を積極的に研究。今回の車両も、その一環と位置付けている」と説明していました。

 GRMN SPORTS HYBRID Concept IIは、その発表後の続報はなく、現在も市販化には至っていませんが、そのカラーリングとデザインも相まってか往年の名車「トヨタ800スポーツ」を連想する人もおり、大きな注目を集めました。

 2024年1月には、幕張メッセ(千葉市美浜区)で東京オートサロンが開催されます。ここで新しい魅力的なコンセプトカーの登場が期待されます。

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