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ガソリンは「半分・満タン」どっちが良い? タイミングはどうすべきなのか

くるまのニュース / 2024年1月7日 17時10分

ガソリンを満タンに入れる派と半分だけ入れる派で別れていますが、実際どっちのほうがクルマにとってよいのでしょうか。

■ガソリンはいつ、どれくらい入れるのがいいの?

 近年ガソリンの価格が高騰しており、少しでも燃費良く乗りたいと考える人も多いです。
 
 実際にガソリンを給油する際、いつどれくらい入れるといいのでしょうか。
 
 また、満タンに入れる派と半分だけ入れる派で別れていますが、実際どっちのほうがクルマにとってよいのでしょうか。

 ガソリンを入れるとき、どのタイミングで入れればよいのか、どのくらいまでガソリンを入れればよいのか、人によって意見が分かれます。

 ギリギリまでガソリンを消費して満タンに入れるという人もいれば、こまめにガソリンを補給しているという人もいるでしょう。どのくらいのタイミング、量がベストなのでしょうか。

 まずは、量についてみてみましょう。ガソリンを入れるタイミングは状況で異なりますが、燃料タンクの容量のうち半分以下もしくは1/3程度での給油がおすすめとされています。

 実際に、都内のガソリンスタンドのスタッフは次のように話しています。

「ガソリンを入れるタイミングとしては、ランプが着く前くらいに入れるのが良いと思います。

 ランプが着いてからも数キロは走れますが、事前に入れておいた方が安全でしょう」

 燃料メーターは正確性が低く、針が残り20%を指していたとしても、実際の残量と異なる可能性が高いです。

 そのためメーターをあてにし、ガソリンに余裕があると思い走行すると、ガソリン切れを起こす可能性があるため、早めに給油を行ったほうが安全です。

 では、ガソリンを入れる量はどれくらいがよいのでしょうか。

 世間の声では、満タンまで入れるべきだという意見と、半分程度の方がクルマによいという意見で二分しています。

 満タンに入れることの利点としては、多めに入れておくことで長距離走行や有事の際に備えておくことができる、といったものがみられます。

 近年では、地震など多くの災害が発生しています。

 災害時は、ガソリンスタンドが営業していない場合やガソリンが売り切れてしまう可能性があります。

 そのため、万が一の事態に備えてガソリンを満タンにしておくと、一時的に車内で電気や空調を使用して避難できるため、危機管理上は正しい選択といえるかもしれません。

■半分だけ入れる方が燃費がよい?半分と満タンどっちが良いのか

 一方で、満タンではなく、半分だけ入れたほうがいいという意見についてはどうでしょうか。

 実は半分だけ入れると、少しだけ燃費が良くなるといわれています。

 ガソリンの重量は、1L当たり約0.75kgです。

 40Lのタンクの場合、満タンと半分の20Lで比較すると、重量の差は約15kgと大きくなります。

 クルマは1kgの軽量で燃費は1L当たり0.01km伸び、15kg減らすと燃費が約0.15km上昇します。

 半分の20Lを使った燃費は、満タンのクルマよりも半分しか入れなかったほうが約3kmよくなります。

 とはいえ、満タンと半分の給油での重量に大差がなく、燃費は約0.5%しか向上しません。

 燃費を上げたい場合はガソリンの量よりも、急なアクセルやブレーキなどの運転方法を避けること、無駄な荷物を降ろすことのほうが効果があるといえます。

 ガソリンの量よりも日頃の運転方法を見直すべき ガソリンの量よりも日頃の運転方法を見直すべき

 満タン派と半分派などそれぞれの意見がありますが、結局のところどのくらいの量を給油するのがクルマにとってよいのでしょうか。

 前出のガソリンスタンドのスタッフは、次のように話します。

「ガソリンを満タンに入れすぎてしまうと、エア抜きといって空気の勢いでガソリンが吹きこぼれてしまう可能性があります。

 なので、ギリギリまで満タンに入れるのはあまりおすすめできません。

 満タンすぎず、ほどほどに入れるくらいがベストだと思います」

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