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日産が新型「超オシャレ軽ワゴン」を発表! 斬新すぎる「高級ジーンズシート」採用! 「ルークス×BEAMS」コラボモデルを1月公開へ

くるまのニュース / 2023年12月26日 20時10分

日産はカスタムカーイベント「東京オートサロン2024」に、軽スーパーハイトワゴン「ルークス」をベースにしたスペシャルモデルを参考出品します。異業種とのコラボにより内外装のカスタマイズを実施したコンセプトカーです。

■日産とセレクトショップ「ビームス」が「軽」でコラボ

 日産は、2024年1月12日から14日まで開催されるカスタムカーイベント「東京オートサロン2024」に、異業種とのコラボにより誕生したスペシャルモデル「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT(ルークス ビームス カスタマイズド コンセプト)」を参考出品します。
 
 軽スーパーハイトワゴン「ルークス」をベースに、セレクトショップ「BEAMS(ビームス)」が内外装のカスタマイズを監修したコンセプトカーです。

 ルークスは、2009年に初代が誕生した軽スーパーハイトワゴン。

 背の高い車体を生かした広い後席空間や、後席両側スライドドアなどによる実用性の高さにより、ファミリーユーザーを中心に支持を集めています。

 2014年登場の2代目(車名は「デイズルークス」に変更)から三菱自動車工業(以下、三菱)との合弁会社NMKVにより企画開発され、三菱の工場で製造されています。

 現行型は2020年にフルモデルチェンジした3代目で、再びルークスの車名に戻されました。

 運転支援技術「プロパイロット」などの先進安全機能を充実させるとともに、従来以上に走行性能や実用燃費、使い勝手などを向上させています。

 2023年6月にマイナーチェンジを実施。安全機能をさらに進化させた一方、内外装デザインを変更し高級感を高めました。

 今回、コンセプトカーのルークス ビームス カスタマイズド コンセプト(以下、新型ルークス ビームス)は、このマイナーチェンジモデルをベースに誕生しました。

 ビームスは1976年に創業。ファッションをはじめ雑貨やアートなどジャンルを網羅する様々なセレクトショップを国内外に展開しています。

 新型ルークス ビームスのカスタマイズを担当したビームスの加藤 忠幸 SSZディレクター/BEAMSバイヤーは、次のように話します。

「ビームスが追求するのは、普段着のカッコよさです。ファッションにもルールがありますが、私たちはその掟を少しずつ破ることで、『カッコいい』の定義を拡大してきました」

 生活に密着した“普段着”として活躍する軽自動車を、ビームスの視点で見つめ直すというアプローチのもと、新型ルークス ビームスでは、開発のスローガンとして「BEAMS ROOX EYE」を掲げました。

 EYE(あい)には、藍と愛という複数の意味も持たせており、まず服づくりの醍醐味でもある生地選びから着目し、生活に密着した軽のように、ファッションで日常に馴染み深い「デニム(藍)」を採用しているのが大きな特徴です。

シートの生地には旧式の織機(シャトル織機)で織られた「セルビッチ」と呼ばれる高品質なデニム生地の裏側を再現したものを採用していますシートの生地には旧式の織機(シャトル織機)で織られた「セルビッチ」と呼ばれる高品質なデニム生地の裏側を再現したものを採用しています

 シート地は、旧式の織機(シャトル織機)で織られた「セルビッチ」と呼ばれる高品質なデニム生地の裏側を再現したもので、座席後ろのタグや大小のポケットなど、細部に至るまでジーンズのデザイン言語が落とし込まれています。

 そして足元のフロアマットには、デニムの表地を配置。これは、クルマが走行距離を重ね、デニムも経年変化していくことで、より一層クルマへの愛情を深めて欲しいとの願いが込められているといいます。

■市販化は「未定」! しかし反響次第では!?

 一方、新型ルークス ビームスのライトグレーのボディカラーは内装同様、セルビッチ(デニムの裏地)をイメージした色合いとしています。

 このライトグレーをベースに、ビームスと日産のロゴが配されるとともに、窓際を飾る浮島状のアクセントや、リアバンパーの周辺を含む車体の下部には、デニムの表地を表すインディゴ(藍色)をさりげなく採用。

 本物のデニム生地の裏側を思わせるライトグレーとインディゴ(藍色)のツートーンカラーとしました。

足元のフロアマットはデニムの表地を、シート表面には裏地を表現し、日常の格好良さを表現したといいます足元のフロアマットはデニムの表地を、シート表面には裏地を表現し、日常の格好良さを表現したといいます

 またホイールも、「オシャレは足元から」というファッションの通説に従い、中央部にライトグレーを、ディスクのすき間にインディゴ/オレンジをそれぞれ配する凝ったコーディネートを施しています。

 コラボ企画を担当したビームスの加藤氏は、新型ルークス ビームスが目指したポイントについて次のように説明します。

「私は農業に携わっていることもあり、5台のクルマを所有していますが、家族が最も“愛用”しているのが軽自動車です。

 多種多様な移動が求められる現代社会では、生活のすべてが軽自動車から始まります。米国の某アーティストも、こんなにも手頃で高機能なクルマは日本の軽自動車しかないと絶賛していました。

 日本の実用性を象徴する軽自動車がオシャレであれば、気分がハッピーになるはずです。

 裏デニムを使用したこのコンセプトカーは、日産が培ってきたノウハウと、ビームスに宿るファッションの美学が融合し、本質から共鳴した企画ができたと実感しています」

※ ※ ※

 なお日産の担当者に、新型ルークス ビームスの市販化について聞いたところ「今のところ未定ですが、オートサロン会場での反響次第では具体的な動きがあるかもしれません」と、将来の可能性を示唆する発言がありました。

 新型ルークス ビームスが気になるユーザーは、東京オートサロン2024で会場スタッフなどに積極的な希望や感想を伝えてみることで、メーカーを動かす大きなきっかけとなりそうです。

 このほか、東京オートサロン2024の日産ブースでは、今回のルークス ビームスに加え、2024年3月に日本初開催となるフォーミュラEの参戦マシンや、「キャラバン」「エクストレイル」「マーチ」のコンセプトモデル、日産モータースポーツ&カスタマイズのカスタムカーブランド「AUTECH」2モデルなど、複数のモデルを出展する予定となっています。

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