斬新すぎる日産「コンパクトSUV」に“熱視線”! 豪雪も楽勝でクリア可能!? オシャカラーのクセ強「ジューク」とは
くるまのニュース / 2024年1月5日 6時10分
世界最大のカスタムカーイベント「東京オートサロン」では毎年数多くの斬新なカスタムカーが出展されますが、日産が過去に参考出品した「ジューク パーソナライゼーション アドベンチャー コンセプト」は、特に注目を集めました。どのようなカスタマイズが施されていたのでしょうか。
■まるでロボット!? 斬新すぎる“クローラー”付き「ジューク」とは
毎年1月に行われる恒例のイベント「東京オートサロン」では、様々なチューニングやドレスアップを施した多数のカスタムカーが出展され来場者を楽しませてくれます。
これまで注目を集めた出展モデルの中でも、日産が2019年にメーカー自らの手でカスタマイズした特別な「JUKE(ジューク)」は、コンセプトの破天荒さで群を抜く印象的なモデルでした。
世界最大のカスタムカーイベント「東京オートサロン」は、2024年も1月12日から14日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。
近年では、東京モーターショー(現:ジャパンモビリティショー)に肩を並べるほどの人気あるイベントに成長。
斬新なコンセプト・アイデアが詰まったコンセプトカーが多数発表されることも大きな特徴で、今や新型車のワールドプレミアも行われるなど、各自動車メーカーも力を入れた出展をするようになりました。
そんな東京オートサロンのコンセプトカーには、記憶に残る非常に個性的なクルマが多いのですが、その中でも、日産が2019年に展示した「JUKE Personalization Adventure Concept(ジューク パーソナライゼーション アドベンチャー コンセプト、以下ジューク アドベンチャー コンセプト)」は、その大胆極まりない姿で驚きを集めました。
というのも、日産が当時販売していたコンパクトSUV「ジューク」(初代)をベースに作られたジューク アドベンチャー コンセプトには、タイヤの代わりに三角形のクローラー(無限軌道。一般的には「キャタピラ」と呼ばれるが、これはキャタピラー社の登録商標のため、実際には使用できない)が装着されていたのです。
クローラーといえば、戦車や重機のように車体サイドの広範囲を覆っているイメージがありますが、このコンセプトカーでは、拡大されて厚みも増した巨大なフェンダーから下に生えているように備えられています。
地上高が大幅に増えていることもあって、その姿はまるでロボットのよう。
アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツ(ロボット)の「ガンタンク」を思い出す、という声があがったほどです。
クローラの利点は、道を選ばないこと。悪路、雪道、泥濘などを突き進んでいくことができます。場合によっては、道がなくても走ることさえ可能です。
“アドベンチャー”という車名、そして見るからに「どこでも走れてしまうクルマ」というワクワク感が全身からにじみ出ているコンセプトカーでした。
■実は真面目なプロモーションカーだった!?
迫力ある姿カタチから、勢いで作ってしまったようなイメージがあるジューク アドベンチャー コンセプトですが、実はジュークのプロモーションをしっかり兼ねていました。
「東京オートサロン2019」に出展され注目を集めた日産「ジューク パーソナライゼーション アドベンチャー コンセプト」(参考出品モデル)
当時販売されていたジュークの一部グレードには、路面や走行状態に応じて前後だけでなく左右後輪までトルクを配分する「インテリジェント4×4(トルクベクトル付)」が搭載されていました。
この機能を搭載したジューク アドベンチャー コンセプトは、まさに市販版ジュークの優れた俊敏性や、ハンドリングの良さを表現していました。
車名の“ジューク パーソナライゼーション”にも意味がありました。
ジュークでは、グレード・ボディカラー・エクステリアパーツカラー・インテリアカラーをそれぞれ自由にセレクトして、約80通りの中からオーナーごとのオリジナルジュークを購入できる「パーソナライゼーション」というシステムが採用されていました。
マットホワイトとマットブラックの2トーンにフローセントグリーンを適所に配したカラーリングは、市販版のパーソナライゼーションでは選ぶことができませんでしたが、イメージの訴求には成功していたように思います。
※ ※ ※
このようにあっと驚くようなコンセプトカーが用意される東京オートサロンは、2024年開催に向けて、一部のメーカーからはすでに事前の発表が行われています。
日産では「X-TRAIL CRAWLER CONCEPT(エクストレイル クローラー コンセプト)」に注目が集まりそうです。
ジューク アドベンチャー コンセプトに備わっていた「クローラー」が車名につきますが、こちらは4輪ともタイヤを装着しています。
しかしマットカラーのピンクで塗られたボディから大きくはみ出したタイヤと、それを覆うオーバーフェンダーにより、ノーマルのエクストレイルが持つ都会的な印象を払拭しつつ、悪路走破性の高さも強調しています。
この斬新な外観とコンセプトには、次のようなストーリーがあるとのこと。
「独身だった頃にエクストレイルを買ってエクストリームスポーツに明け暮れていたとある男性は、結婚して幸せな家庭を築きつつも、あの当時をふと思い出していた。
そんな折、新型エクストレイルを購入。かつてのワクワク感を取りもどそうとカスタマイズを行なった結果、 “魔改造“されたカスタムエクストレイルが生まれた」
東京オートサロン2024で、ぜひその仕上がりを確認したいところです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日産の斬新「SUVミニバン」がスゴイ! 最新「エクストレイル顔」に驚き! 全長“5m級ボディ”の謎「エルグランド」&ブルーバード顔「キューブ」に熱視線!
くるまのニュース / 2024年7月24日 18時10分
-
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」存在! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルとは
くるまのニュース / 2024年7月12日 14時10分
-
まさかのトヨタ「新型プリウス“クーペ”」!? 「インテグラ」ベースで「ド迫力ワイドボディ」ד斬新サメ顔”採用! GAUS学生による「650vision」 公開半年後の姿とは
くるまのニュース / 2024年7月12日 12時10分
-
トヨタ新型「スポーツ”SUV”」世界初公開! めちゃ速な「4座仕様」! 斬新エアロが超カッコイイ「ハイパーF」バンコクで披露
くるまのニュース / 2024年7月10日 17時10分
-
ホンダの“超レトロ”な斬新「軽トラ」がスゴイ! ターボとMT搭載した「農道最強」モデル! まさかのスポーツ商用車「T880」とは!
くるまのニュース / 2024年7月10日 7時40分
ランキング
-
1パリ五輪〝初老ジャパン〟活躍でわく疑問「40歳って初老なの?」 皆がイメージする年齢は...
Jタウンネット / 2024年7月30日 21時0分
-
2スーパーの大胆な節電方法が話題 猛暑の中、飲料の冷蔵ショーケースを丸ごとオフに… ネットでは賛否の声
よろず~ニュース / 2024年7月31日 7時20分
-
3水道水はそのまま飲めない…令和の子育て世代、煮沸して飲む人増加 その背景には「水道管の劣化に対する不安も」
まいどなニュース / 2024年7月31日 7時20分
-
4藤原マキさん「私の絵日記」に米アイズナー賞…つげ義春さんの妻
読売新聞 / 2024年7月30日 18時55分
-
5夏は「ぽっこりお腹」に要注意!? その原因とケア方法を専門家が解説
ハルメク365 / 2024年7月30日 22時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください