ミツビシ新型「デリカミニ“極タフ仕様”」初公開! 新型「SUVミニバン」に「ゴツ顔SUV」も!? 超カッコイイ「新提案モデル」一挙実車展示
くるまのニュース / 2024年1月14日 6時40分
三菱は「東京オートサロン2024」に、SUVモデル「アウトランダー」や「デリカミニ」「デリカD:5」の3車種の各カスタムモデルを参考出品しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■オーナーも参考にできる! めちゃカッコいいカスタマイズを展開
2024年1月12日、三菱自動車工業(以下、三菱)は「東京オートサロン2024」に、SUVモデル「アウトランダー」や「デリカミニ」「デリカD:5」の3車種にそれぞれ独自のカスタマイズを施した特別モデルを参考出品しました。
同社のブーステーマ「さあ、行こう。縦横無尽な冒険へ。」に合わせ、アクティブなイメージを高めた「イカつい」カスタムカー3モデルについて紹介します。
東京オートサロン2024の三菱ブースでは、2月に発売予定の新型1トンピックアップトラック「トライトン」に加え、同モデルにカスタマイズを施した「トライトン SNOW SHREDDER CONCEPT(スノーシュレッダーコンセプト)」を出展します。
その一方で、クロスオーバーミニバン「デリカD:5」定番の特別仕様車である「デリカD:5 シャモニー」と、軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」に設定された純正アクセサリー「シャモニーパッケージ」をベースとしたカスタムモデル、そして「アウトランダーPHEV」をベースとしたカスタムモデルがそれぞれ参考出品されています。
今回はこの3モデルの特徴をチェックしていきましょう。
●「デリカミニ CHAMONIX SNOW GEAR」
登場以降、人気を集めている軽スーパーハイトワゴンに、デリカのエッセンスをプラスしたデリカミニ。
2023年11月に追加された「シャモニーパッケージ」装着車をベースに、さらにカスタマイズを追加したのが「デリカミニ CHAMONIX SNOW GEAR(シャモニースノーギア)」です。
ベースがシャモニーパッケージのため、グリーンの差し色が入った前後のエンブレムやグロスブラックのダイナミックシールド&テールゲートガーニッシュも実は純正仕様。
ただグリーンのドアミラーカバーは参考出品ということなので、こちらは市販化を期待したいところです。
そのほかでは、スノーギアの名前に恥じないように40ミリのリフトアップキットを装着し、足元にはTOYOのスタッドレスタイヤを装着。
フロントバンパーガードとリアラダーでワイルドさをプラスし、フラットラックにはルーフギアバッグを搭載して積載量をプラスし、ルーフマーカーランプやワークライトを8個追加したことで存在感を大幅にアップしています。
これらのアイテムは市販品であるため、オーナーが参考にできるカスタムとなっています。
インテリアには、シャモニーのグリーンに合わせて特別に仕立てたアシストグリップやシフトノブ、アッパーサイドステーにバックドアパイプが備わるほか、リアシートを片側格納してユーティリティラゲージボードを装着。
高い全高を活かしてルーフ部分にスキーなどを収納し、リアクォーターウインドウにはサイドストレージパネルを備えるなど、限られたスペースを有効活用するアイデアが満載となっていました。
三菱「デリカD:5 CHAMONIX SNOW GEAR(シャモニースノーギア)」[「東京オートサロン2024」参考出品モデル]
●「デリカD:5 CHAMONIX SNOW GEAR」
デリカD:5のカスタマイズモデル「デリカD:5 CHAMONIX SNOW GEAR(シャモニースノーギア)」は、恒例となった特別仕様車の「CHAMONIX(シャモニー)」にディーラーオプションの「シャモニー コンプリートパッケージ」を組み込んだモデルをベースに、デリカミニと同様の手法で雪道走行を想定したアイテムを組み込んだものとなっています。
足回りはサスペンションキットでリフトアップをし、フロントバンパーガードとリアラダー、フラットラックにワークライト、ルーフマーカーランプを備える点もデリカミニと同一ですが、ルーフにはストレージボックスを搭載し、ボンネットランプも追加するなど、車格の大きなデリカD:5ならではのカスタム部分も存在。
また足元には、純正18インチのところ、16インチに小径化した上でスタッドレスタイヤに変更しているところはリアルさを感じさせてくれるポイントと言えそうです。
インテリアでもデリカミニと同じく特別にグリーンカラーに仕立てられたアシストグリップやシフトノブ、ドライブモードセレクターリングなどがアクセントとなっています。
さらに純正オプションで用意されるラゲッジトレイやカーゴフェンスを用いて、ウインタースポーツギアを上手く車内に積載しているところは、オーナーも真似したいポイントと言えるでしょう。
■水辺のアウトドアレジャーを楽しめる特別な「アウトランダーPHEV」とは
●「アウトランダーPHEV ACTIVE FIELD」
冬のアウトドアアクティビティを満喫するギアをコンセプトとしたスノーギアの2モデルとは異なり、アウトランダーPHEVのカスタマイズモデル「アウトランダーPHEV ACTIVE FIELD(アクティブフィールド)」は、水辺をはじめとするアウトドアアクティビティを存分に楽しむことをコンセプトに掲げています。
キャリアやトレーラーヒッチメンバー、走行性能を高めるリフトアップなどのカスタマイズを施した1台です。
三菱「アウトランダーPHEV ACTIVE FIELD(アクティブフィールド)」[「東京オートサロン2024」参考出品モデル]
一見すると純正のホワイトに見えるボディカラーは、マットホワイトのオリジナルラッピング。
通常メッキ仕上げとなるグリル周りやウィンドウモール、リアバンパープロテクター、テールゲートガーニッシュ、サイドバーなどをブラック塗装で仕上げてモノトーン仕立てとなっている点も見逃せません。
今回ブラック塗装がなされた純正パーツについては、現在のところあくまで参考出品ということでしたが、2月に特別仕様車の「ブラックエディション」もリリースされるため、後々一般ユーザーが購入できるようになるかもしれません(今回のカスタマイズカーのペースはPグレード)。
またインテリアにも三菱純正アクセサリーが多く装着されているため、実際に純正アクセサリーがどんなものか確認したい人にとっても要チェックの1台となっています。
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