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全長3m級の斬新な「ミニ ケンメリ」実車初公開! 「小さなハッチバック」がスゴい… 意外な中身とは

くるまのニュース / 2024年1月18日 11時50分

日本最大級のカスタムカーショー「東京オートサロン2024」で千葉県の自動車専門学校「日本自動車大学校(通称NATS)」は「幻のちびメリ」を展示しました。

■小さい「ケンメリ」現る! その正体は?

 2024年1月12日から14日まで千葉市美浜区の幕張メッセで、日本最大級のカスタムカーショー「東京オートサロン2024」が開催され、さまざまなクルマが展示されました。
 
 そのなかで、日本自動車大学校(通称NATS)は、カスタムカー「幻のちびメリ」を展示しましたが、そのベースはどのようなクルマなのでしょうか。

 ベースとなるのはスズキ「マイティボーイ」。1983年にデビューしたクルマです。

 小型ピックアップトラックという珍しいボディタイプで登場。

 スタイリッシュなクルマとして注目を集め、現在でも根強いファンが存在していると言えます。

 そんなマイティボーイが日産「4代目スカイライン(通称ケンメリ)」のレーシングカー風カラーリングを纏い登場しました。

 日本自動車大学校の学生たちが「ケンメリ風のクルマを作りたいという想い」から製作が始まり、ただ再現するのではなく、小さくしてみようという発想からマイティボーイが使用されたようです。

 車両コンセプトについて、日本自動車大学校は次のようにコメントしています。

「戦わずして伝説を繋いだ幻のケンメリレーシングのDaily Useを現実にし、そのケンメリを小さく再現すべくスズキマイティボーイをベースに、楽しくそして美しいカスタムを提案いたします」

 そんな日本自動車大学校が手がけた幻のちびメリですが、どのようなクルマになっているのでしょうか。

 日本自動車大学校の担当者は、製作の経緯やカスタムについて次のように話します。

「マイティボーイをケンメリ風にカスタムした車両になっています。このモデルを製作したチームの班長が旧車好きで、他の班員がレーシングカー好きでした。

 そこで、幻のケンメリを作りたいという話が上がりました。しかし、ただケンメリのデザインを再現のするではなく、実際より小さくした『ちびメリ』にしたらおもしろいのではないかと話題になったのがきっかけです」

■小さなケンメリのこだわりはどこ?

 また、カスタムを施した上で製作者がこだわっているポイントについて、同担当者は次のように話します。

「前後にケンメリの純正パーツを小さく加工し、取り付けています。また、最もこだわったのがボディラインです。

 元々マイティボーイはボディラインがまっすぐで凹凸がないモデルで、ケンメリとボディラインの特徴が全く違いました。

 そこで、サイドラインにFRPを使用したり、鉄板を成形したりしてケンメリのサーフラインを再現しました」

まさにミニケンメリ!まさにミニケンメリ!

 さらに、今後ほかのモデルでも同じようなカスタムをする予定があるかについて、同担当者は次のように話します。

「NATS自体が軽自動車でレーシングカーを再現するのが得意でよくやっているので、今後もそのような政策はしていくと思います」

※ ※ ※

 このようにして、幻となっているケンメリレーシングが、実際より小さくなったちびメリとして復活しました。

 なお東京オートサロン2024は、さまざまなカスタム車両などが展示され、23万73人の来場者が訪れたと言います。

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