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「すげぇ斬新なトラック」実車展示! 中身は意外な物を積載!? どんなモデルなの?

くるまのニュース / 2024年2月10日 13時10分

「Travelling classroom」というカスタムカーが東京オートサロン2024にお披露目されましたがどのようなクルマなのでしょうか。

■見た目はボンネットトラックだが、中身は…

 千葉県にある自動車専門学校の「日本自動車大学校(NATS)」は、例年東京オートサロンに向けて様々なカスタムカーを製作しています。
 
 その中の1台に「Travelling classroom」というカスタムカーが2024年にお披露目されましたがどのようなクルマなのでしょうか。

 直訳すると「旅行する教室」という意味になるTravelling classroomは、アメリカの自動車メーカーであるフォードの商用フルサイズバン「E-350」をベースに開発されました。

 フォードE-350は、アメリカのクルマとしては珍しい4WD駆動と6000mmを超える全長、2000mmを超える全幅ということで、数多くのコーチビルダーからキャンピングカーとして活用されています。

 そのなかでもアメリカの大手RVメーカーであるウィネベーゴ社のキャンピング仕様がNATSのTravelling classroomとして採用されました。

 しかし、今回出展されたTravelling classroomはキャンピングカーというよりも、ボンネットトラックのような外見です。

 とくにFRPで造形されたフロント部分は、まさにアメリカのボンネットトラックそのままで、E-350の面影はありません。

 また、グリルも完全ワンオフで作成されており、ヘッドライトはメルセデスベンツのものを流用し、きれいに収められています。

 内装面では、後部座席が取り払われたかわりにバケットシートと複数のモニターが設置されており、レーシングシミュレーターなどの体験実習として活用されています。

 東京オートサロンの出展に向けてどういった経緯でこのE-350をカスタムし、Travelling classroomを誕生させたのか、NATSの開発担当者は以下のように話します。

「高校生向けの出張授業用にこのクルマは作られました。

 オートサロンでは運転シュミレーターを積んでいますが、普段はエンジンを10基積んで分解・組立の授業を行ったりしています。

 また、コンパクトな展示用車両を載せることもできるため、さまざまな場所で活躍を見せているクルマです」

 また、カスタムをした点で製作者がこだわっているポイントはどこか、前出の担当者は以下のように話します。

「ベース車両からは大きく異なり、フレームとパワーユニット以外変わっています。

 複数の人数やエンジンなどのパーツが載せられるようにこのような仕様となりました。

 中でも、フロント部分が大きく変わっています。

 アメリカのボンネットトラックをイメージしており、フロントグリルとヘッドライトのデザイン性にこだわりました。

 ヘッドライトはメルセデスのものを使用しています」

※ ※ ※

 Travelling classroomでは会場内でレーシングシミュレーターが無料体験でき、多くの来場者に注目を集めていました。

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