スズキ新型「軽トラック」は何が凄い!? 革命的モデル「新型スーパーキャリイ」の魅力とは! ゴツくてカッコいい「特別仕様車」にも注目!
くるまのニュース / 2024年2月1日 8時10分
スズキの「スーパーキャリイ」や、発売間もない特別仕様車「Xリミテッド」がどのようなクルマなのかを詳しく解説します。
■スズキの「スーパーキャリイ」は何が凄い?
2024年1月12日から14日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「東京オートサロン2024」でスズキは、軽トラック「スーパーキャリイ」のコンセプトカー「スーパーキャリイ マウンテントレイル」を出展。
さらに同会場では、2023年12月13日に発売されたばかりの特別仕様車「スーパーキャリイ Xリミテッド」の実車も展示され、多くの来場者の注目を集めました。
このスーパーキャリイとは、スズキがラインナップしている軽トラックの一車種ですが、同社の伝統的な軽トラックである「キャリイ」とは何が違うのでしょうか。
スズキのキャリイは、2ドアの軽トラックです。
初代の「FB型」は1961年に登場し、現在は2013年にデビューした11代目の「DA16T型」が販売されています。
広い荷台スペースと優れた小回り性能が特徴で、とくに回転半径は現在販売されている軽トラックにおいて最も小さく、狭い道でもスムーズに走行できると人気です。
また、全モデルで4WDを設定しており、一部モデルでは副変速機付きのパートタイム4WDやデフロック機構を採用するなど、荒れた路面での高い走行性能も魅力です。
この現行キャリイをベースに開発された新たなモデルがスーパーキャリイで、その特徴はキャビンを広く拡大している点。
その起源は、2017年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「キャリイ軽トラいちコンセプト」にあり、“キャビンを広く取って使い勝手を向上させる”というコンセプトを継承して2018年に市販化されました。
通常のキャリイよりもキャビンが後ろに460mm広がっているのがポイントで、そのため荷台長はキャリイと比較して短くなっていますが、キャビンの拡大によって快適性を大幅に高めています。
例えば、運転席の後方スペースに余裕を作ったことで、シートを大きく後ろに移動することが可能となり、実際にシートスライド量は軽トラックで最長。
また、最大40度ものリクライニングを実現(助手席は24度)するなど、従来の軽トラックではできなかったアクションが可能です。
全高も通常のキャリイと比べて120mm高くなっているため、頭上にゆとりがあるのもスーパーキャリイの魅力でしょう。
■気になる特別仕様車「Xリミテッド」とは?
そんなスーパーキャリイの特別仕様車として2023年12月13日に発売されたのが、先述のXリミテッドです。
スズキ新型「キャリイ Xリミテッド」
Xリミテッドはスーパーキャリイの「X」グレードにある「LEDヘッドランプ装着モデル」がベースとなり、ボディには専用デカールを追加したほか、ブラック塗装を施した専用フロントガーニッシュ、専用LEDヘッドランプ、専用フォグランプベゼルを装着。
また、ドアハンドルとドアミラーもブラック仕様になっており、スチールホイールも専用のブラックメタリック塗装を採用するなど、タフな外観デザインが目を引きます。
オプションには、レジャーシーンで活躍するユーティリティーカラーリングフックや、マルチルーフバーなども用意。
スズキが同車について、業務のみならず個人ユースとしても活用して欲しいと意識し開発されていることが伝わる内容です。
ボディカラーは「モスグレーメタリック」「シルキーシルバーメタリック」「クールカーキパールメタリック」「ブルーイッシュブラックパール」の4色を設定。
このXリミテッドの駆動方式は4WDのみで(ベース車のXグレードには2WDが存在)、車両価格(消費税込)は5速MT車が151万3600円、4速AT車が161万2600円です。
※ ※ ※
広く快適なキャビンやシートスライド量、リクライニング角度など、スーパーキャリイの特徴をそのままに、よりアウトドアで活躍できるモデルに仕上げられた特別仕様車Xリミテッド。
スズキの軽アウトドアモデルといえば「ジムニー」が思い当たりますが、今後はXリミテッドをはじめとするスーパーキャリイも候補の一台として並ぶかもしれません。
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