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まさかの“ジムニー顔”になる!? スズキ新型「軽SUVワゴン」登場か? 新型「スペーシアギア」の姿とは?

くるまのニュース / 2024年2月7日 18時10分

スズキの軽乗用車「スペーシア/スペーシアカスタム」が全面刷新して発売されましたが、従来モデルに設定されていたSUV風の「スペーシアギア」はこれから登場する予定です。どのようなモデルに進化するのでしょうか。

■これは… 新型「スペーシアギア」なのか??

 スズキは、軽乗用車の「スペーシア」および「スペーシア カスタム」を全面刷新し、3代目となる新型モデルを2023年11月に発売しました。
 
 標準仕様の新型スペーシアとエアロ仕様の新型スペーシアカスタムは、それぞれ内外装のデザインを一新。
 
 コンテナをイメージした箱型のエクステリアデザインにそれぞれ個別のフロントマスクを装着しています。

 内装は上質感あふれる室内空間に仕立てたほか、後席にオットマンや荷物置きなど多彩に使える「マルチユースフラップ」を設けるなど、新たな装備も加えられて使い勝手が向上しました。

 全方位で進化した新型スペーシアですが、従来モデルにラインナップしていたSUV風の「スペーシアギア」はフルモデルチェンジしておらず、新型がどのようなモデルになるか楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

 そんななか、2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」で、新型スペーシアのコンセプトカーが初公開されました。

「スペーシア パパボクキッチン」として参考出品されたものですが、親子でアウトドアや料理を一緒に楽しむことでコミュニケーションが弾むファミリーキャンプの世界観を表現しています。

 外観はクロスオーバーSUVスタイルに仕立てられ、5スロットグリルと丸目ヘッドライトを装着。まるで、スズキの軽本格四駆「ジムニー」のようなフロントフェイスを実現しました。

 頑丈そうなフロントグリルやボディ下部にはスキッドプレートのような装飾が施されたほか、屋根にルーフレールを装着。ブロンズのホイールにオールテレーンタイヤを組み合わせるなど、SUVを意識したデザインであることは間違いないでしょう。

 また、ルーフをブラウン、ボディをベージュ、下部をカーキといった3色に塗り分けており、ベースのコンテナ型ボディを生かして、アウトドアテイストあふれる個性的なスタイルを演出しました。

 このスペーシア パパボクキッチンが新型スペーシアギアであるとスズキは明言していませんが、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」では「スイフト コンセプト」として新型「スイフト」とほぼ同じコンセプトカーを初公開していたこともあり、実は新型スペーシアギアを先行公開していた可能性も否定できません。

 そして、新型スペーシアをベースとしたギアは開発中とのことなので、近いうちにその姿が明らかになるものと思われ、期待が高まります。

※ ※ ※

 ちなみに、スペーシア パパボクキッチンの車内はキャンプ仕様になっており、後席から荷室にかけてキッチンスペースにカスタマイズ。引き出し式のキッチンを展開することでコンロやシンクが出現し、車両後方で料理をすることが可能です。

 オレンジやベージュを取り入れたインパネ・ドアパネルに加え、ブラウンにオレンジの指し色を加えたシートなど、アクティブな内装も特徴となっています。

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